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リツヤ湾大津波のシェーマ
スンダ海峡津波による被害

火山津波(かざんつなみ)は、「火山性津波」とも呼ばれ[1]、発生原因が地震でない津波(非地震津波)の一種で、火山活動火山山体崩壊火砕流の流入、カルデラ形成、爆発による水柱形成、火山性地震の発生など)により発生する津波のことである[2][3]。津波の発生原因の5%は火山活動によるものである[4]火砕流山体崩壊などにより土石流が発生し、それが水域に侵入した際に津波が発生する[5][6]。また、海底火山の噴火に伴う噴出物による海水の運動や、マグマ水蒸気爆発などによっても津波が発生する[4][7]。このような津波の場合、一般的な地震による津波に比べ、津波の到達前に警報などを発令するのが困難という難点がある[8]

歴史的な火山津波の一覧

[編集]

脚注

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  1. ^ デジタル大辞泉. “火山性津波とは”. コトバンク. 2021年3月29日閲覧。
  2. ^ 「火山津波」の脅威とは? 日本列島でも度々起きてきたこと忘れるべからず(巽好幸) - Yahoo!ニュース”. Yahoo!ニュース 個人. 2021年3月29日閲覧。
  3. ^ 火山津波(かざんつなみ)の意味 - goo国語辞書”. goo辞書. 2021年3月29日閲覧。
  4. ^ a b 津波のメカニズムとその被害”. 一般社団法人全日本防災計画協会ブログ. 2021年3月29日閲覧。
  5. ^ デジタル大辞泉. “火山津波とは”. コトバンク. 2021年3月29日閲覧。
  6. ^ 津波の起こるしくみ”. tenki.jp. 2021年3月29日閲覧。
  7. ^ 過小評価されがちな「火山津波」の恐怖”. GIGAZINE. 2021年3月29日閲覧。
  8. ^ インドネシアの火山津波 警報が出なかったわけ”. natgeo.nikkeibp.co.jp. 2021年3月29日閲覧。
  9. ^ 吉本充宏、宝田晋治、高橋良「北海道駒ヶ岳火山の噴火履歴」『地質学雑誌』第113巻、日本地質学会、2007年、84頁、doi:10.5575/geosoc.113.S812017年3月6日閲覧 
  10. ^ a b c 早川由紀夫. “噴火に備える(長期予知)Long-term prediction” (PDF). 群馬大学. 2015年5月2日閲覧。
  11. ^ 主な火山災害年表” (PDF). 気象庁. 2015年5月2日閲覧。
  12. ^ 図14.3 雲仙岳・眉山の崩壊と津波”. 文部科学省防災科学技術研究所. 2015年4月30日閲覧。
  13. ^ 過去に発生した火山災害”. 気象庁. 2015年5月1日閲覧。
  14. ^ 吉田茂生 (2015年3月3日). “有名な噴火のリスト”. 九州大学. 2015年5月1日閲覧。
  15. ^ 過去20年に大きな被害を出した火山噴火一覧”. AFP (2014年9月29日). 2015年5月1日閲覧。
  16. ^ a b ネバド・デル・ルイス火山1985年噴火(コロンビア)”. 財団法人消防科学総合センター・消防防災博物館. 2015年5月1日閲覧。