公衆衛生学・医学関係者。
社会の中の医学上の問題に興味あり。
- 現在、「炎症性腸疾患」という一群の病気の患者さんの治療に当たっていますが、なんと全員が喫煙者。
- タバコが体内に作り出す活性酸素のせいで、いろんな意味でたいへんな一生を送っていく患者さんを毎日見るたび、タバコ製造の罪深さを感じます。
- 糖尿病の患者さんが、急増しています。若い人でも2型糖尿病になったり。そのような人たちが将来人工透析をするようになれば、日本の医療費は、どうなるのでしょうか。その頃は私は生きていないでしょうが、生活習慣が日本の健全な発展を阻むかもしれません。
- 大麻に関する誤情報が日本にあふれています。しかし、大麻は精神病をはじめとするさまざまな疾患の危険因子なので、日本に蔓延させてはなりません。大麻規制のゆるやかな国では、大麻にてこずっています。大麻関連疾患の悲劇は、それを味わった家族にしかわかりません。