利用者:Eugene Ormandy/sandbox23 X-ROAD
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X-ROADとは、エストニアで開発されたデータ連携基盤技術である[1]。
概要
[編集]複数のデータベースサーバーにエージェントソフトをインストールすることで、データベースに改修を加えずデータ提携を可能にした[1]。
エストニアでの導入例
[編集]エストニアでは、国民に共通IDカードが配布されており、国民がこのIDカードを使って共通ポータルにアクセスして申請などを行うと、当該データが保管された複数のデータベースから必要なデータを収集して一元的に処理を行うことができる[1]。IDを所有する市民が自分の個人情報についてアクセスコントロールする権利を与えており、だれがアクセス権を持つか、だれがアクセスしたかなどを確認できるようにしている[1]。
電子署名、電子投票に用いられる[2]
ソ連からの独立後、IT化を推し進める[3]
日本での導入例
[編集]千葉県市川市
[編集]デジタルトランスフォーメーション政策を推進する千葉県市川市が導入[1]。
エストニア政府と同技術について提携関係にあるPlanetway Japanの協力で開発を進める[1]
同年5月下旬のエストニアを視察し、そのおよそ3週間後の2019年6月11日の会見で発表[1]
Planetway Japanはエストニアと提携関係を結んでおり、X-Roadの技術を取り入れた「PlanetCross」を国内の民間企業向けに提供している[1]
マイナンバーとの提携を模索[1]
脚注
[編集]- ^ a b c d e f g h i “「DX先進都市」を目指す市川市、エストニア電子政府のデータ連携技術「X-Road」を採用”. IT Leaders. 2020年2月25日閲覧。
- ^ “世界最先端のIT国家、エストニアを知っていますか【第2回】世界初のブロックチェーン運用国家 - ITセキュリティーアネックス - IT SECURITY ANNEX -”. www.uniadex.co.jp. 2020年2月26日閲覧。
- ^ “世界最先端のIT国家、エストニアを知っていますか【第1回】エストニアが電子立国できたワケ - ITセキュリティーアネックス - IT SECURITY ANNEX -”. www.uniadex.co.jp. 2020年2月26日閲覧。