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利用者:Eugene Ormandy/sandbox6 宮田章司

café 紅鹿舎(かふぇ べにしか)とは、東京都千代田区有楽町にある喫茶店である[1]。「珈琲館 紅鹿舎」と表記されることもある[2]。ピザトースト発祥の店とされる。

沿革

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1964年にはピザトーストを提供し始めるが、これはピザトーストの元祖であるとされる[3]。なお、オーナーの村上節子は2018年のインタビューに際し「最初は初めてだなんて意識してなくて、他のお店も出しているのを見て『みんな、同じことを考えるのね』と話していたんです。でもあるとき、『おたくが元祖ですよ』と言われて、『あ、そうだったのか』って(笑)」と述べている[3]

メニュー

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240種類以上のメニューが存在する[1]

厚切りのイギリスパン、創業以来変わらない自家製のソース、オランダ産のチーズなどが使われている[1][4]

また、タカラジェンヌや観劇前後の観客が店を多く訪れることもあり、「カフェタカラヅカ」というコーヒーも提供されている[5]

内装

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貝殻を貼り合わせたランプなどが用いられている[2]

オーナーの村上節子は2018年のインタビューに際し「椅子とかは、昔からあまり変わらず、張替えをしているくらい(笑)。『レトロ』ってよく言っていただくのですが、純粋に昔のお店の雰囲気を保っているなかで、今では若い方々にも足を運んでいただけているのは、ありがたいことです」と述べている[6]

脚注

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  1. ^ a b c 「café 紅鹿舎」『CLASSY』第36巻第9号、光文社、2019年9月、216頁、大宅壮一文庫所蔵:000045408 
  2. ^ a b 川口 2024, p. 11.
  3. ^ a b 歴史街道 2018, p. 139.
  4. ^ 川口 2024, p. 10.
  5. ^ Masako Serizawa「ENCYCLOPEDIA DAI-GINZA 04 [待ち合わせ喫茶店]」『Hanako』第31巻第6号、マガジンハウス、2018年4月12日、43頁、大宅壮一文庫所蔵:200057213 
  6. ^ 歴史街道 2018, p. 141.

参考文献

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  • 川口葉子「家庭の味から生まれた絶品「元祖ピザトースト」」『潮』第779巻、潮出版社、2024年1月、10-11頁、大宅壮一文庫所蔵:000075919 
  • 「女子高生女優北村優衣がゆく! 老舗の「味」と「歴史」を体験レポート 紅鹿舎」『歴史街道』第357巻、PHP研究所、2018年1月、138-141頁、大宅壮一文庫所蔵:200088649