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フェミニスト・アヴァンギャルド[編集]

フェミニスト・アヴァンギャルド: 1970年代のアート-Verbundコレクション(Feminist Avantgarde: Art of the 1970s from the Verbund Collection)は、20世紀後半のフェミニストアートを扱った、国際的に展開されている一連の展覧会とオーストリアの美術史家のガブリエル・ショア(Gabriele Schor)によって編集された広範囲に渡る本の出版プロジェクトを指す。

内容[編集]

  1. “フェミニスト・アヴァンギャルド”という概念
  2. 1970年代のフェミニストアートの特徴
  3. 展覧会のシリーズ展開
  4. テーマ
  5. これまでの展覧会開催地
  6. 展覧会で取り上げられた81名のアーティスト
  7. 出版物
  8. 受賞歴
  9. 外部リンク

“フェミニスト・アヴァンギャルド”という概念[編集]

主流の美術史は未だに20世紀後半のフェミニストアートムーブメントを戦後の“アヴァンギャルド”(それは通常、例えばポップアートフルクサス、そしてウィーン・アクショニズムを含む)の一部として位置付けてはいない。[1] フェミニストアートは美術史上見過ごされてきたが、ショアが指摘するように、ローレンス・アロウェイは唯一の例外である。アロウェイは自身の1976年に発表した記事「1970年代の女性のアート」において、次のように主張した。「アートにおける女性運動はアヴァンギャルドであると評することができる。なぜなら、その運動の主唱者たちは美術界に現存する社会的秩序の変革を求めて結束しているからである。」[2]1990年代に及んでも、1970年代のフェミニストアートは、「主婦たちの愚痴」と称され、未だに時折の冷やかしの的であった。後にようやくフェミニストアートの美術史的重要性が認識されるようになってきた。[1] 2007年に開催された展覧会、WACK! Art and Feminist Revolutionは120名の様々の国々の女性アーティストの作品を取り扱い、アートとフェミニズムの関係を包括的に初めて文脈化した。この展覧会はロサンゼルス現代美術館ニューヨーク近代美術館などの主要な美術機関で開催された。ニューヨークタイムズ誌の批評家は「キュレーターや批評家たちは、フェミニズムが20世紀後半と21世紀前半の最も影響力のあるアートの推進力を生み出してきたということがいよいよ分かってきた。何らかのかたちでフェミニズムの影響を受けていない新しい作品はほとんどない。」と評した。[3] フェミニストアートムーブメントの先駆的な歴史的偉業は明白であるが、ドイツ語で書かれた美術史の文献では、名高いメッツラーの出版物を含めても、大抵の場合フェミニストアートを「アヴァンギャルドアート」のカテゴリーの内には説明していない。「フェミニスト・アヴァンギャルド」という用語を使うこと、特にこの展覧会のタイトルに使用することで、ショアは、1970年代の女性アーティストの先駆的な功績を強調すること、圧倒的に男性中心のアヴァンギャルドを拡張すること、そして美術史の中でこの再評価の記述を定着させることを望んでいる。[4]


1970年代のフェミニストアートの特徴[編集]

ヨーロッパと北アメリカ、南アメリカのフェミニストアーティストは特定のテーマを中心に扱った。それは、家族や社会的・政治的文脈の中に縛られてしまう女性の状況、女性による自身の表象、理想化された美からの女性の身体の解放、そして私的な領域を公的な領域へと押し広げることである。これらの問題を視覚の形式に反映させたフェミニストアーティストたちは、これらの問題に関するアートの表現の先駆者として見なされるべきである。1970年代のフェミニストアートは何世紀、そして一千年にも渡り、ほとんど独占的に男性によって作られてきた女性のイメージを解体した。フェミニストアーティストたちはヴィジュアル・アートにおいて女性の新しい表象を作り出した。フェミニストアーティストたちは当時の女性解放運動の有名なスローガンと共に活動した。つまり、プライベートで個人的なことと思われるものを公的なものとし、そして政治的に関係のあるものとして提示したのだ。[5]

フェミニストアーティストたちは主としてインスタレーションやアクション、パフォーマンスのみならず、写真やフィルム、そしてビデオなどの新しいメディアを用いた。彼女たちはこれらのメディアが絵画や彫刻に比べ男性中心的な美術史による制約を受けていないと見なした。写真、そしてもちろんビデオがアートの形式として未だ一般的に認識されていなかった時、これらのメディアは女性のアーティストたちに美術史の伝統に縛られず自身を表現することを可能にさせた。新たなメディアはアーティストたちにジェンダーロール(性別役割分担)や身体の政治(the politics of the body)を含む同時代のテーマについて、より早急に、より現実の問題に直結した方法で言及することを可能にした。[6]

展覧会のシリーズ展開[編集]

フェミニスト・アヴァンギャルドの展覧会は1915年から1958年の間に生まれた女性アーティストによる600点以上の作品を取り扱ってきた。その作品群は多くのアフリカ系アメリカ人アーティストやアジア人アーティストの作品も含み、西ヨーロッパ、東ヨーロッパ、北アメリカ、ラテンアメリカなど世界中から集められている。作品は2004年にガブリエル・ショアがウィーンのVerbund Collectionのために行った調査が基となり集められた。著名なアーティストの作品や彼女らのアクションの写真記録のみならず、フェミニスト・アヴァンギャルドの展覧会シリーズは何十年もの間忘れられていた作品−それは著名なアーティストの作品も、知られていないアーティストの作品も、どちらも含む−を展示している。[7][8] フェミニスト・アヴァンギャルドの最初の展覧会は2010年にローマのローマ国立近代美術館で開催された。それに続き、マドリード、ブリュッセル、ハルムスタッド(スウェーデン)、ハンブルク、ロンドン、ウィーン、カールスルーエ(ドイツ)、スタヴァンゲル(ノルウェー)、ブルノ(チェコ共和国)、そしてバルセロナでフェミニスト・アヴァンギャルド展は開催された。[9][10]

展示された作品の多くは、女性に帰せられる伝統的役割を消し去り、打開することを目的としている。フェミニストアーティストたちは、主婦や配偶者、母という役割は制約的であり、女性を物化し家父長制社会の被害者にしていると理解していた。アートとアクションを通して、フェミニストアーティストたちは、自分自身のセクシュアリティーのより自由な経験を含んだ女性の新しいイメージを創造し、更なる自律性を獲得しようとした。このムーブメントに関わった女性のアーティストたちは家事や家庭生活、母であること、そして「(男性のために)自身を美しくすること」などの日常の活動を、まさにこれらの事象から距離を取り超越するために、これらの活動と戦略的に戯れ、新たな意味付けをすることで利用した。多くの女性アーティストは主婦や母という役割に還元されることに抵抗を表すため、劇的なイメージを作り出した。1975年に、ビルギット・ユルゲンセンは、オーヴンの形をしたキッチンエプロンに自身の身を包んだ。レナーテ・アイゼンエガーは廊下にアイロンをかけ、カリン・マックはアイロン台の上に横たわった。アネグレット・ソルトーは自身を糸で縛りつけ、ロープを使って同じ表現をした他の女性アーティストもいた。洗濯バサミであってもセロハンテープであっても、多くの女性アーティストたちが日用品を、しばしば自身に痛みを負わせるほどの拘束の形態として用いた。[11][12]

1970年代のフェミニストアートは女性の視点から女性のエロティシズムに関して包括的に言及する初めての試みをした。それはしばしば、女性アーティストたちが自らの姿を社会が規格化する理想的な美といったものから自身をかけ離し、そのような理想に直接的に挑むような形をとった。何人かの女性アーティスト(ペニー・スリンガーやレナーテ・ベルトルマン、ヴァリー・エクスポートを含む)は自身の身体と女性器を独自の方法で-部分的にユーモラスで愉快な、また他の部分では(自身に対して)攻撃的な-演出に用いた。ジュディ・シカゴの『ディナー・パーティ』は色取られた皿や陶器のレリーフの形をした女性器のシンボルで埋め尽くされたテーブルを展示した。1972年に、美しくなければならないという社会的な強迫に抗い、アナ・メンディエタは顔を押しつぶしゆがめて見せるために、ガラスの平面に自身の顔を押しつけた。数年後、メンディエタの作品のことは知らなかったが、カタリン・ラディクはユーゴスラビアで似たアクションを行った。他の女性アーティストは寓話的な像や絵画に関連した作品を制作した。何世紀もの間、男性が女性の姿を作ってきた。例えば、「正義」や「知恵」を表す美しい寓意像としての女性の姿や、あるいは、女性の聖人や女神などである。ウルリケ・ローゼンバッハは自身のビデオパフォーマンス作品で、ボッティチェリの絵画『ヴィーナスの誕生』を組み入れ、二重焼き(スーパーインポーズ)したものを用いた。『私のことをアマゾンだと思わない?』の中で、ローゼンバハはシュテファン・ロッホナーの『薔薇垣の聖母』の複製に向けて矢を放つが、それは自らに向けて矢を放つことに繋がる。なぜならローゼンバハ自身の顔がマリア像に投影されているからである。このように、ローゼンバハのイメージが、純粋で生殖や性と関係がないとされる聖母マリアのイメージとアマゾンのイメージとを混ぜ合わせる。ローゼンバハはこれら二つの女性像のステレオタイプを解体することを目的としたのである。写真家であるシンディー・シャーマンは女性に関する陳腐なスレテオタイプを解くためにロールプレイを用いて特に成功したもう一人のアーティストである。

さらに、1970年代のフェミニストアーティストの作品群は初めてフランスのポスト構造主義の中心的概念を用いた。彼女たちの作品は、人間(特に白人のヘテロセクシャルの男性)を統一された自己を認識している明白なアイデンティティーを持ったものとして想像する主体という西洋の概念を問題視した。[13] このように、フェミニスト作品とアクションは男性が支配してきた女性のイメージを批評し、また、人間の主体性は根本的に、より可変的なものであると理解していた。1970年代のフェミニストアートがもたらした一つの典型的な動きとして、例えば、部分的に裸である自身の女性の身体を用いて、「男性的」あるいはマッチョであるとされるポーズを皮肉に使用したり、見せたりすることが挙げられる。そうすることで完全に差異化された二つのジェンダーを基盤とした個人や社会の概念を攪乱したのだ。[1]

テーマ[編集]

フェミニスト・アヴァンギャルド展は以下の5つの主題のエリアに分かれている。

・妻、主婦、母であること

・閉じ込められること-脱出すること

・強制された美と身体

・女性のセクシュアリティー[14]

・ロールプレイ

これまでの展覧会開催地[編集]

  • DONNA. Avanguardia femminista negli anni '70, ローマ国立近代美術館, イタリア,ローマ, 2010年2月19日から5月16[15]
  • MUJER. La vanguardia feminista de los anos 70, PHotoEspana, シルクロ・デ・べジャス・アルテス, スペイン,マドリード, 2013年6月3日から9月1[16]
  • WOMAN. The Feminist Avant-garde from the 1970s. Works from the SAMMLUNG VERBUND collection, Vienna. Palais des Beaux-Arts de Bruxelles, ベルギー, 2014年6月18日から8月18日[17]
  • Woman - Internationellt feministiskt avantgarde från 1970-talet Works. Foto & video från SAMMLUNG VERBUND. Mjellby konstmuseum – Halmstadgruppens museum, スウェーデン, ハルムスタード, 2014年9月20日から2015年1月11日[18]
  • Feministische Avantgarde der 1970er-Jahre. Werke aus der SAMMLUNG VERBUND, Wien. ハンブルク美術館,ドイツ, ハンブルク, 2015年3月13日から5月31日[19]
  • Feminist Avant-Garde of the 1970s: Works from the SAMMLUNG VERBUND Collection, Vienna, The Photographers’ Gallery, イギリス,ロンドン, 2016年10月6日から2017年1月8日[20]
  • WOMAN: Feministische Avantgarde der 1970er-Jahre. Werke aus der SAMMLUNG VERBUND, Wien, ウィーン・ルートヴィヒ財団近代美術館(MUMOK),オーストリア, 2017年5月4日から9月10日[21][22][23]
  • Feministische Avantgarde der 1970er Jahre aus der Sammlung Verbund, Wien, ZKM, カールスルーエ・アート・アンド・メディア・センター, ドイツ, カールスルーエ, 2017年11月18日から2018年4月1日[24][25][26]
  • WOMAN: The Feminist Avant-Garde of the 1970s. Works from the SAMMLUNG VERBUND Collection, Vienna, MUST Stavanger Art Museum, ノルウェー,スタバンゲル, 2018年6月15日から10月14日[27][28]
  • Feminist Avant-garde / Art of the 1970s, SAMMLUNG VERBUND Collection, Vienna, Dům umění města Brna (Art Museum of the City of Brno), Brno, Czech Republic, チェコ共和国, ブルノ, 2018年12月12日から2019年2月24日[29]
  • FEMINISMS! CCCB – Centre de Cultura Contemporània de Barcelona, スペイン, 2019年7月19日から2020年1月6日[30][31]

展覧会で取り上げられた81名のアーティスト[編集]

  • Helena Almeida ヘレナ・アルメイダ (b. 1934–2018)
  • Emma Amos エマ・アモス (b. 1937)
  • Sonia Andrade ソニア・アンドラーデ (b. 1935)
  • Eleanor Antin エレノア・アンティン (b. 1935)
  • Anneke Barger アネッケ・バーガ (b. 1939)
  • Lynda Benglis リンダ・ベングリス (b. 1941)
  • Judith Bernstein ジュディス・バーンスタイン (b. 1942)
  • Renate Bertlmann レナーテ・ベルトルマン (b. 1943)
  • Tomaso Binga トマーゾ・ビンガ (b. 1931)
  • Dara Birnbaum ダラ・ビーンバウム (b. 1946)
  • Teresa Burga テレサ・ブルガ (b. 1935)
  • Marcella Campagnano マルチェラ・カンパニャーノ (b. 1941)
  • Elizabeth Catlett エリザベス・キャトレット (1915–2012)
  • Judy Chicago ジュディ・シカゴ (b. 1939)
  • Linda Christanell リンダ・クリスタネル (b. 1939)
  • Veronika Dreier ヴェロニカ・ドライア (b. 1954)
  • Orshi Drozdik オルシィ・ドルズディク (b. 1946)
  • Lili Dujourie リリー・ドゥショリー (b. 1941)
  • Mary Beth Edelson メアリー・ベス・エデルソン (b. 1933)
  • Renate Eisenegger レナーテ・アイゼンエガー (b. 1949)
  • Rose English ローズ・イングリッシュ (b. 1950)
  • VALIE EXPORT ヴァリー・エクスポート (b. 1940)
  • Gerda Fassel ゲルダ・ファッセル (b. 1941)
  • Esther Ferrer エスター・フェレール (b. 1937)
  • Marisa Gonzalez マリサ・ゴンザレス (b. 1945)
  • Eulália Grau アイラリア・グラウ (b. 1946)
  • Barbara Hammer バーバラ・ハマー (1939–2019)
  • Margaret Harrison マーガレット・ハリソン (b. 1940)
  • Lynn Hershman Leeson リン・ハーシュマン・リーソン (b. 1941)
  • Alexis Hunter アレクシス・ハンター (1948–2014)
  • Mako Idemitsu 出光真子 (b. 1940)
  • Sanja Iveković サーニャ・イヴェコヴィッチ (b. 1949)
  • Anne Marie Jehle アネ・マリ・イーレ (b. 1937)
  • Birgit Jürgenssen ビルギット・ユルゲンセン (1949–2003)
  • Kirsten Justesen キーステン・ユースティーゼン (b. 1943)
  • Auguste Kronheim オーグスト・クロンハイム (b. 1937)
  • Ketty La Rocca ケティ・ラ・ロッカ (1938–1976)
  • Leslie Labowitz レスリー・ラボウィッツ (b. 1946)
  • Suzanne Lacy スザンヌ・レイシー (b. 1945)
  • Katalin Ladik カタリン・ラディク (b. 1942)
  • Suzy Lake スージー・レイク (b. 1947)
  • Brigitte Lang ブリギット・ラング (b. 1953)
  • Natalia LL ナタリア・エルエル (b. 1937)
  • Lea Lublin リア・ルブリン (1929–1999)
  • Karin Mack カリン・マック (b. 1940)
  • Dindga McCannon ディンガ・マッキャノン (b. 1947)
  • Ana Mendieta アナ・メンディエタ (1948–1985)
  • Anita Münz アニタ・ムンツ (b. 1957)
  • Rita Myers リタ・マイヤーズ (b. 1947)
  • Senga Nengudi ゼンガ・ネングディ (b. 1943)
  • Lorraine O’Grady ロレイン・オグレィディ (b. 1934)
  • ORLAN オルラン (b. 1944)
  • Florentina Pakosta フロレンティーナ・パコスタ (b. 1933)
  • Gina Pane ジーナ・パネ (1939–1990)
  • Letítia Parente レティシア・パレンテ (1930–1991)
  • Ewa Partum エヴァ・パルトゥム (b. 1945)
  • Friederike Pezold フリデリケ・ペッゾルド (b. 1945)
  • Margot Pilz マーゴット・ピルツ (b. 1936)
  • Howardena Pindell ハワーディナ・ピンデル (b. 1943)
  • Ingeborg G. Pluhar インゲボルグ・G・プルハール (b. 1944)
  • Lotte Profohs ロッテ・プロフォス (1934–2012)
  • Angels Ribé アンジェルス・リベ (b. 1943)
  • Ulrike Rosenbach ウルリケ・ローゼンバッハ (b. 1943)
  • Brigitte Aloise Roth ブリギッテ・アロイズ・ロト (1951–2018)
  • Martha Rosler マーサ・ロスラー (b. 1943)
  • Suzanne Santoro スザンヌ・サントロ (b. 1946)
  • Carolee Schneemann キャロリー・シュニーマン (1939–2019)
  • Lydia Schouten リディア・シャウテン (b. 1955)
  • Elaine Shemilt エレイン・シェミルト (b. 1954)
  • Cindy Sherman シンディー・シャーマン (b. 1954)
  • Penny Slinger ペニー・スリンガー (b. 1947)
  • Annegret Soltau アネグレット・ソルトー (b. 1946)
  • Anita Steckel アニータ・シュテッケル (1930–2012)
  • Gabriele Stötzer ガブリエル・シュテッツァー (b. 1953)
  • Betty Tompkins ベティ・トンプキンス (b. 1945)
  • Regina Vater レギーナ・ファーター (b. 1943)
  • Marianne Wex マリアンヌ・ヴェックス (b. 1937)
  • Hannah Wilke ハンナ・ウィルケ (1940–1993)
  • Martha Wilson マーサ・ウィルソン (b. 1947)
  • Francesca Woodman フランチェスカ・ウッドマン (1958–1981)
  • Nil Yalter ニル・ヤルター (b. 1938)

出版物[編集]

  • Gabriele Schor (ed.), Avantguardia Feminista Negli Anni '70, dalla Sammlung Verbund di Vienna. Electa, Rome 2010, ISBN 978-88-370-7414-2
  • Gabriele Schor (ed.), Feministische Avantgarde: Kunst der 1970er-Jahre. Werke aus der Sammlung Verbund, Wien (publication accompanying exhibition). Revised and expanded edition, Prestel, Munich 2016, ISBN 978-3-7913-5627-3. この本は、ドイツ語版と英語版の両方が出版され、Gabriele Schor (ガブリエル・ショア)、Mechtild Widrich (ミヒティルド・ヴィドリッチ)、Merle Radtke (メルレ・ラートケ)、Brigitte Borchhardt-Birbaumer (ブリギット・ボッハルト-ビルバウマー)による4本の美術史的エッセイのみならず、展示されたすべてのアーティストの作品についてのテクストと図版が収録されている。
  • 2020年の夏には、英語で増補版が出版される予定。詳細は以下。Feminist Avant-Garde: Art of the 1970s in the VERBUND COLLECTION, Vienna, hardback, 672 pp., 23 × 28 cm, 200 color illustrations, 500 b/w illustrations. ISBN 978-3-7913-5971-7[32]

受賞歴[編集]

  • Vienna Art Award 2013, ウィーン・アート・アワード 2013[33]
  • ACCA Award (L’Associació Catalana de Crítics d’Art Award), Barcelona 2019, ACCAアワード, バルセロナ 2019[34]

外部リンク[編集]

  1. ^ a b c Tabea Grzeszyk, “Feministische Avantgarde. Die ironische Aneignung männlicher Posen,” Deutschlandfunk Kultur, May 14, 2015. (deutschlandfunkkultur.de)
  2. ^ In: Art in America. 64, May-June 1976, pages 64–72. Translated and quoted by Gabriele Schor: Feministische Avantgarde. Kunst der 1970er Jahre aus der Sammlung Verbund, Wien. page 18.
  3. ^ Holland Cotter: Feminist Art Finally takes Center Stage. Translated and quoted by Gabriele Schor. In: The New York Times. Januar 29 2007, page 19. (nytimes.com)
  4. ^ Gabriele Schor: Feministische Avantgarde. Kunst der 1970er Jahre aus der Sammlung Verbund, Wien. Prestel Verlag, München/ London/ New York 2015, ISBN 978-3-7913-5445-3, pages 17–19.
  5. ^ Feministische Avantgarde der 1970er Jahre aus der Sammlung VERBUND, Wien.In: Kunst und Film. March 16 2018.
  6. ^ Hamburger Kunsthalle. Feministische Avantgarde der 1970er-Jahre, Deutschlandfunk, March 14 2015.
  7. ^ Neue Ausstellung im ZKM Karlsruhe. Nie mehr Opfer sein! taz Die Tageszeitung, 3. Dezember 2017.
  8. ^ Feministische Avantgarde der 1970er Jahre aus der SAMMLUNG VERBUND. Ausstellung „Woman“ im mumok, ARTinWORDS, May 1st 2017.
  9. ^ Feminismus und Avantgarde. Gabriele Schor im Gespräch mit Heinz Schütz. In: Kunstforum international. Band 262/219, S. 326 f.
  10. ^ Das Private bleibt politisch: Von Merkels Raute bis zur Vagina. In Barcelona zeigt der „Verbund“ die Breite seiner feministischen Sammlung – und trifft den Zeitgeist von Almuth Spiegler. In: Die Presse, vom 23. Juli 2019.
  11. ^ Die Ausstellung „Feministische Avantgarde“ in Karlsruhe ZKM. Im Gefängnis der Ehe. In: Stuttgarter Nachrichten. December 8th 2017.
  12. ^ Feministische Avantgarde der 1970er Jahre aus der Sammlung VERBUND, WienIn: Kunst und Film. March 16 2018.
  13. ^ Feministische Avantgarde-Kunst: Die wilden Jahre des Aufstands. In: Frankfurter Allgemeine. February 14 2018.
  14. ^ "WOMAN". www.mumok.at. Retrieved 2020-06-19.
  15. ^ "Donna". Sammlung Verbund zeigt feministische Kunst in Rom. In: Der Standard.February 16 2010.
  16. ^ Sean O'Hagan: PhotoEspaña 2013: the 1970s feminist avant garde. In: The Guardian. June 14 2013.
  17. ^ BOZAR Center for Fine Arts, Brussels, 2014.
  18. ^ Female Power in Halmstad. Konst i Halmstad, November 25, 2014.
  19. ^ Feministische Avantgarde der 1970er Jahre. Werke aus der SAMMLUNG VERBUND., Hamburger Kunsthalle, 2015.
  20. ^ Feminist Avant-Garde of the 1970s: Works from the Verbund Collection.Photographers' Gallery, London, 2016–2017.
  21. ^ WOMAN. Feministische Avantgarde der 1970er-Jahre aus der Sammlung Verbund, Museum Moderner Kunst Stiftung Ludwig Wien, 2017.
  22. ^ "Ausstellung und Symposium: Feministische Avantgarde". Camera Austria (in German).
  23. ^ The Feminist Avant-Garde, Now More than Ever, Thomas Micchelli in Hyperallergic, May 20 2017
  24. ^ Feministische Avantgarde der 1970er-Jahre aus der SAMMLUNG VERBUND Wien, Zentrum für Kunst und Medien, Karlsruhe, 2018.
  25. ^ "Die Ausstellung „Feministische Avantgarde" im Karlsruher ZKM: Im Gefängnis der Ehe". Stuttgarter Nachrichten (in German).
  26. ^ Rose-Maria Gropp, Feministische Avantgarde-Kunst: Die wilden Jahre des Aufstands (in German), ISSN 0174-4909, retrieved 2019-07-30
  27. ^ WOMAN. The Feminist Avant-Garde of the 1970s, MUST Stavanger Art Museum, 2018.
  28. ^ Discover the Feminist Avant-Garde! Interview by Heather Jones with Gabriele Schoor, Contemporary Art Stavanger, Journal, 3. Sep. 2018
  29. ^ Feminist Avant-garde / Art of the 1970s / SAMMLUNG VERBUND Collection, The Brno House of Arts, Brünn, 2019.
  30. ^ FEMINISMS! CCCB - Centre de Cultura Contemporània de Barcelona, 2019
  31. ^ Nicole Scheyerer: Österreichische Feminismus-Kunstsammlung gastiert in Spanien. In: Der Standard. 23. Juli 2019.
  32. ^ Feminist Avant-Garde. Art of the 1970s in the VERBUND COLLECTION, Vienna, erweiterte Ausgabe, 2020
  33. ^ Sammlung Verbund gewinnt OscART auf der eigenen Homepage
  34. ^ Guanyadors Premis ACCA 2019