利用者:Feldgras/sandbox
表示
橡川一朗[編集]
- 番号付き箇条書きの項目
ここはFeldgrasさんの利用者サンドボックスです。編集を試したり下書きを置いておいたりするための場所であり、百科事典の記事ではありません。ただし、公開の場ですので、許諾されていない文章の転載はご遠慮ください。
登録利用者は自分用の利用者サンドボックスを作成できます(サンドボックスを作成する、解説)。 その他のサンドボックス: 共用サンドボックス | モジュールサンドボックス 記事がある程度できあがったら、編集方針を確認して、新規ページを作成しましょう。 |
橡川一朗(とちかわ いちろう)は東京都立大学名誉教授、西洋中世史家。中近世ヨーロッパにおける家父長的奴隷制説を提起して、通説と鋭く対立し、とくにわが国のドイツ史研究に大きな影響を及ぼした。また、家父長的奴隷制説を証明する史料として、ドイツのグリム編『ヴァイステューマー』を重視し、その本格的解読に取り組んだわが国の先駆的研究者でもある。日本史についても、安良城盛昭の家父長制的奴隷制論と連携し、『源氏物語』や親鸞などにかんして独自の見解を示し、家父長的奴隷制を軸とする射程範囲の広い歴史観を展開してきた。
経歴[編集]
- 1920年 岐阜県に生まれる
- 1941年 官立第一高等学校入学
- 1943年 東京帝国大学文学部西洋史学科卒業
- 1945年 東京大学文学部西洋史学科副手
- 1950年 東京都立大学助教授に就任
- 1972年 東京都立大学教授
- 1975年 東京都立大学付属図書館長、大学評議員
- 1982年 駒沢大学文学部教授に就任
- 1993年 駒沢大学退職
著書[編集]
- 『西欧封建社会の比較史的研究』(青木書店 1972年)
- 同増補改訂版(青木書店 1984年)
- 『ドイツの都市と農村』(吉川弘文館 1989年)
- 『近代思想と源氏物語』(花伝社 1990年)
訳書[編集]
ジャック・ドローズ『ドイツ史』(文庫クセジュ 1952年)
叙勲[編集]
1995年 勲3等瑞宝章