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利用者:Gurastoon/sandbox


『ゾディアック・リヴォルバー』は、藤原カムイ氏による漫画である。

Digital Entertainment Assetによって運営が行われているPlayMining Verseプロジェクトの第一弾、カムイバースプロジェクト・アンティクア・リインカーネーションと世界観を共有した作品となっており、同プロジェクトのMediumにて更新がなされている。

あらすじ

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舞台となるのは過去の地球。人々と神々が共存する創世記の出来事である。
主人公のムシカは、この世界における神様の乗り物であるヴァーハナと呼ばれる存在。シヴァの息子であるガネーシャを運ぶ役割を持ち、文句を言いつつも自信が治める地区の見回りをするガネーシャを日々運び続けていた。
ある時、神殿建設中の事故から人々を助けたことにより、人からの信仰を獲得したムシカは、乗り物であるヴァーハナから神へと昇格する権利を得る。
常日頃から神々による理不尽な支配に疑問を抱いていたムシカは、優勝したものに地上の支配権が授けられるレース暦杯へ出場し、優勝を目指すのであった。

暦杯

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この世界では現在、十二支を決めるレースである暦杯が開催されている。
「人々が農耕を始めるためにも、正確な暦を制定する必要がある」と世界に住む神の一柱であるガネーシャが創造神であるアンマに提言したことが発端となっている。
優勝した者には地上の支配権がアンマより授けられる。

この提案をしたことがきっかけで父親であるシヴァの怒りを買い、ガネーシャは首を落とされてしまった。

地理

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アンティクア大陸という巨大な1つの大陸で構成されており、世界の中央には天界が存在する。

ゴンドワナ

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シュメル
全体的に砂漠地帯となっている地域。多くの古代遺跡が存在しており、その周囲ではとても美しい夜空が見られる。
中央に北東の湖より流れる川が走っており、その周囲には森と牧草地が広がっている。湖や川の周辺には地層や大理石などが散見される。
シュメル中央の北側にある牧草地には、防寒具を来た住民が見られる。このことから周辺の気温が低く、標高は高いと推測されている。
ヌマンガと呼ばれる生き物が生息している。
シュメルの人々に大切にされており、ファティラトゥ・ヌマンガという伝統料理が民の間に存在している。
ある時、小山ほどの巨体を持つヌマンガが出現し、シュメルを横断したという記録が残っている[1]
ザンプディポ
西をハヌマーン、東をガネーシャが統治する国。
斉天大聖(自称)の出身地でもある。
アヴァロン
世界の中央あたりに位置する国。

ローラシア

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ウラル
ローラシア西部に位置する国。
ワコク
世界の最北に位置する国。
ナギを始めとした一部の神によって建国された。

登場人物

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本作の登場人物かつ、カムイバースプロジェクト・アンティクア・リインカーネーション'にも登場する彼らは、本作の設定の他にもいくつかの基本設定が開示されている。

ムシカ
漫画『ゾディアック・リヴォルバー』の主人公。
世界樹に住んでいる新米の神様であり、ガネーシャのヴァーハナ。
人々を事故から助けたことにより信仰を獲得し、神になる権利を得た。
ネズミの様に小さいが、自分よりも数倍の大きさであるガネーシャを持ち上げて走り回れるほどの力持ち。
音楽を愛している。
ナンディン
聖なる牛としてあがめられる神。シヴァのヴァーハナ。
子どもが好きで気が優しく、よく人間たちと働いてる。
ムシカと同様に、ヴァーハナでありながら信者を持ち、神となる資格を持っている。
ガネーシャ
ザンプディポの東を統治している神(西はハヌマーンが統治)。
親の七光りもあってか、わがままで乱暴な性格。
ムシカニッキーをヴァーハナとして使っている。
地上の支配権をかける暦杯を開催したきっかけとなったことがシヴァの逆鱗に触れ、第四話にてシヴァに首を落とされるも、第五話にて象の首を付けられ復活した。
ハヌマーン
風神と天女の間に生まれ、空を自由に飛び回る猿の神。ザンプディポの西を統治している(東はガネーシャが統治)。
斉天体聖(自称)とは旧知の仲。
見かけによらず真面目であり、何よりも信仰心を大事にしているが、闘技場でムシカを相手に暴れた結果住民を危険に晒し信仰心が激減した。
斉天大聖(自称)
斉天大聖という名前は自称である。
元は花果山の石の卵から生まれた仙猿で、仲間内からは石猿とよばれている。
様々な仙術の他、觔斗雲という雲を呼び出して高速で移動することができる。
ニッキー
ネシアのヴァーハナ。空を飛ぶことが出来る。
歳を取ると火に飛び込み、新しい生命を得る不死鳥。しかし、本人は火を怖がっている。
普段は火山のある神殿で寝ている。
シヴァ
ネシアの父親であり、パルビーの夫。
'ナンディンをヴァーマナとして持つ。
パルビー
シヴァの妻である神。ガネーシャの母親。
自身のアカから命を生み出すことができる。
実はシヴァよりも強い神であり、第五話ではガネーシャの頭を落としたシヴァに激昂し、頭を付け替えさせた。
アンマ
カムイバースの創造神。
ガネーシャが提案した暦杯に、優勝した者へ地上の支配権を授けることにした張本人。


未登場の神々

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『ゾディアック・リヴォルバー』には未登場だが、設定のみ存在する神々

創造神の戦士

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ケント
神殺しの矢を与えられた、創造神に仕える戦士の一柱。
金の長髪を持つケンタウロスのような風貌をしており、その見た目通り足も非常に速い。
性格はシャイであり、酒に弱い。
神々の中ではパニーと仲が良いが、同じ創造神の戦士であるミノのことは苦手である。
ミノ
強大なパワーと再生能力を持つ、創造神に仕える戦士の一柱。
見た目は二足歩行の牡牛だが、乙女の心を持っている。いわゆるおネエである。
同じ創造神の戦士であるケントに恋心を抱いており、パニーをライバル視している。


ヴァーハナ

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カムイバースにおける、神々の乗り物としての役目を果たす者たち。
生まれた時からヴァーハナの者や、ヴァーハナとして選ばれたものなど、様々なケースが存在する。

グリン
黄金の猪。
妖精の王フレイのヴァーハナを務めている。
空を飛ぶことができ、水中での活動も可能。しかし地上ではまっすぐしか走ることができない。
スレイプ
オッドのヴァーハナとして生まれた存在。
普段は人間のような見た目をしているが、走る時は8本脚の馬に変身する。
とにかく足が速いが、高い所は苦手である。
ムッシュ
ムシュフシュという本名が別にあり、ムッシュは愛称である。
元々マードックを倒すために産み出されたが、現在はマードックのヴァーハナを務めている。
実はおしゃれという設定がある。


その他の神々

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アンビー
複雑な生まれを気にしている犬の神。
周りも気を使って触れないようにしているが、他者と関わらないようにしている。
ナンとはなぜか気が合う。親友の間柄である。
オッド
神の王族のひとり。人と似通った姿をしている神。
魔力と引き換えに片目を失っており、ニ羽のカラスが彼の代わりに世界を見ている。カラスたちは神であるハピアと仲が良い。
ヴァーハナが公開されており、スレイプがそれにあたる。
テト
猫の姿をした神。
おしゃべりでにぎやかなので、孤独を愛するアンビーナンからは敬遠されている。
姿がネズミだからかムシカの事が何かと気になっており、よくからかうことがある。
ナージャ
天候を司る神である。
普段は女性の姿をしているが、怒ると七頭の大蛇になる。
宝具を使って高速で移動することができる。
斉天大聖(自称)とはライバルの関係にある。
ナギ
建国神としてワコクを作り出した神の一柱。
亡くなった妻を探して旅をしている。
左目から月の守護神であるヨミを産み出した。
ナン
山羊の頭を持つ神で、羊や山羊を司る。
読書が好きであり、いつもひとりで図書館にこもっている。
同じように孤独を愛するアンビーとは親友である。
アンビーと同様、うるさいテトのことは敬遠している。
ニャンニャン
雷や電気を操る神で、他の神々に電気エネルギーを分け与えたえることができる。他にも雷を使ったソナーのような索敵や、バリアを張ることなども可能。
何事も面白ければいいという性格であり、いたずら好きである。
人間好きでよく町に出没する。
バジル
地球の原初からいる爬虫類の王であり、蛇の神として祀られている。
見た目は小さいが、よく話し、物知りである。
酒には眼がない。
パニー
普段は温厚な牧神だが、怒らせると怖い。すぐにパニックを起こす一面もある。
宝具であるラッパを持ち、他人の心を操ることが出来る。ただまだ未熟なため、操れる時間はあまり長くない。
ケントにはよく怒られている。ケントと同じ創造神の戦士であるミノの事が好きであるが、ミノからはライバル視されている。
ハピア
風を司り、風に乗り自由に空を飛び回っている。
風に乗った噂はすべて彼女の元に集められるのだが、本人が話を膨らませてしまうので情報精度は低い。
オッドのカラスと仲が良い。
ファニー
厳しい性格であり、自己にも他者にも厳格である。
一人息子を育てながら、人々の先生をしている。
酒には弱いようで、一度酒が入ると泣き出したり他人絡んだりして始末に負えない。
フー
竹藪に住んでいる虎の神。
白虎よりも格が上で強い。
怒りっぽい性格なのが欠点ではあるが、悪には容赦をしないので人々からの人気がある。
マードック
ふたつの顔を持つ神で、強大な力を持って民を従えさせている。
現在は農業を人間に与えるべく準備をしている。
ユリィ
荒野からやってきた謎の神であり、渾沌と無秩序を支配している。
陰陽や生死、闇と光、すべてから外れた単独の存在である。
後に稲荷神として祀られる。
ヨミ
ナギの眼より生まれた月の守護神。たれ耳のウサギのような見た目をしている。
人間や可愛いモノが好きだが、クールなので冷たく振る舞ってしまう。
移動の際は虚船と呼ばれる円盤に乗っている。


出展

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外部リンク

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