利用者:HMS Barham/下書き2-1

イギリス 国王秘書官 Private Secretary to the Sovereign
国王陛下の政府の紋
現職者 サー・クライヴ・オルダートン 就任日 2022年 -
担当機関	国王秘書官事務局
所在地	ウェストミンスター
任命	国王チャールズ3世（君主個人の裁量による）
任期	国王陛下の仰せのままに
創設	1805年
初代	ハーバート・テイラー

国王秘書官（英: Private Secretary to the Sovereign）は、イギリスの官職、宮廷職。責務として君主の公務を補佐する。秘書官は政府と国王との仲介役となり、国内外の諸問題を君主に報告・助言を行う。

歴代国王秘書官

歴代の国王秘書官一覧

写真・肖像	在任中の爵位 氏名 （生没年）	在任期間	国王 （在位）	出典
	ハーバート・テイラー 陸軍大佐 (1775年-1839年)	1805年 - 1811年	ジョージ3世
	初代準男爵 サー・ジョン・マクマホン 陸軍大佐 （1754年-1817年）	1811年 - 1817年
	初代ブルームフィールド男爵 ベンジャミン・ブルームフィールド 陸軍中将 （1768年 - 1846年）	1817年 - 1820年
		1820年 - 1822年	ジョージ4世
	初代準男爵 サー・ウィリアム・ナイトン （1776年 - 1836年）	1822年 - 1830年
	サー・ハーバート・テイラー（再任） 陸軍中将 （1775年 - 1839年）	1830年 - 1837年	ウィリアム4世
国王秘書官の廃止（以降は官報に掲示のない非公式に秘書官の役割を果たした人物）
	第2代メルバーン子爵 ウィリアム・ラム 首相 （1779年 - 1848年）	1837年 - 1840年	ヴィクトリア
	王配殿下 アルバート・オブ・ サクス＝コバーグ＝ゴータ公子 （1819年 - 1861年）	1840年 - 1861年
	サー・チャールズ・フィップス 陸軍大佐 （1801年 - 1866年）	1861年 - 1866年
	サー・チャールズ・グレイ 陸軍大将 （1804年 - 1870年）	1861年 - 1870年
国王秘書官の再設置（以降は官報掲示のある公式秘書官）
	サー・ヘンリー・ポンソンビー 陸軍少将 （1825年 - 1895年）	1870年 - 1895年	ヴィクトリア
	サー・アーサー・ビッグ 陸軍中佐 （1841年 - 1931年）	1895年 - 1901年
	初代ノールズ子爵 フランシス・ノールズ （1837年 - 1924年）	1901年 - 1910年 （1913年まで共同秘書官として ジョージ5世にも仕える）	エドワード7世
	初代スタンフォーダム男爵 アーサー・ビッグ（再任） 陸軍中佐 （1841年 - 1931年）	1910年 - 1931年	ジョージ5世
	初代ウィグラム男爵 クライヴ・ウィグラム 陸軍大佐 （1873年 - 1960年）	1931年 - 1936年
		1936年	エドワード8世
	第2代ペンズハーストのハーディング男爵 アレクサンダー・ハーディング 陸軍少佐 （1894年 - 1960年）	1936年
		1936年 - 1943年	ジョージ6世
	サー・アラン・ラッセルズ 陸軍大尉 （1887年 - 1981年）	1943年 - 1952年
		1952年 - 1953年	エリザベス2世
	アディーン男爵 マイケル・アディーン 陸軍中佐 （1910年 - 1984年）	1953年 - 1972年
	チャータリス男爵 マーティン・チャータリス 陸軍中佐 （1913年 - 1999年）	1972年 - 1977年
	ムーア男爵 フィリップ・ムーア （1921年 - 2009年）	1977年 - 1986年
	サー・ウィリアム・ヘーゼルタイン （1930年 - ）	1986年 - 1990年
	フェローズ男爵 ロバート・フェローズ （1941年 - ）	1990年 - 1999年
	ジャンヴリン男爵 ロビン・ジャンヴリン 陸軍中佐 （1946年 - ）	1999年 - 2007年
	ゲイト男爵 クリストファー・ゲイト （1961年 - ）	2007年 - 2017年
	ヤング男爵 エドワード・ヤング （1966年 - ）	2017年 - 2022年
	サー・クライヴ・オルダートン （1967年 - ）	2022年 -	チャールズ3世

参考文献

• 君塚, 直隆『女王陛下の影法師 - 秘書官からみた英国政治史』（第一刷）筑摩書房、東京都台東区〈ちくま学芸文庫〉、2023年。ISBN 4480511644。