利用者:Hanazakari/sandbox
ファイル:Hamano Products.Co.,Ltd.(headquarters).jpg 株式会社 浜野製作所本社社屋 | |
種類 | {{{種類}}} |
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本社所在地 |
日本 〒131-0041 東京都墨田区八広4-39-7 |
設立 | 1978年9月 |
業種 | 金属加工業 |
事業内容 | 板金・架台・筐体設計 各種アッセンブリ加工 精密板金加工・レーザー加工 金属プレス金型製作 金属プレス加工部品 試作品製作 |
代表者 | 浜野慶一(代表取締役社長) |
資本金 | 1000万円 |
外部リンク | http://www.hamano-products.co.jp/ |
株式会社 浜野製作所(英称:Hamano Products.Co.,Ltd.)は、 東京都墨田区を代表する金属加工メーカー。板金加工、プレス加工、金型設計・製作、プロトタイプを主な事業としている。
経営理念は、「おもてなしの心を常に持ってお客様・スタッフ・地域に感謝・還元し、夢(自己実現)と希望と誇りを持った活力ある企業を目指そう」。
「製造業版のディズニーランド」を目標に、従来の単なる下請け仕事から脱するべく、人と情報が集まる東京下町の利点を活かした新しいモノづくりの形を模索している。近年は、産学官連携・異業種連携・若者のスタートアップ支援等の活動を積極的に展開し、国内外から大きな注目を集めている。
浜野製作所が関わる産学官連携では、電気自動車「HOKUSAI」や深海探査艇「江戸っ子1号」が有名。異業種連携では、工場廃材を再利用し新しい価値を創出する「配財プロジェクト」、下町文化と伝統の技を体感する職人体験プログラム「アウトオブキッザニア in すみだ」、日本テレビ開局60周年を記念した特別番組「日本一テレビ」の「リアルロボットバトル日本一決定戦!」などに参画。
また、年々減少が続く墨田区の町工場に新風を吹き込むべく、孤独を癒す「遠隔コミュニケーションロボットOriHime(オリヒメ)」を製作するオリィ研究所の創業支援を開始。代表取締役社長の浜野慶一は、墨田区を新しいものづくりのスタートアップの地にすることを目指している。
沿革
[編集]- 昭和43年 6月(1968年) - 浜野嘉彦が墨田区八広に浜野製作所(金属金型工場)を立上げ。
- 昭和46年 6月(1971年) - 工場を墨田区墨田に移し、プレス加工品も手掛ける。
- 昭和53年 9月(1978年) - 工場を墨田区八広に建設し、資本金500万円で㈱浜野製作所を設立。
- 昭和63年 9月(1988年) - 資本金を1,000万円に増資。
- 平成 5年 3月(1993年) - 創業者 浜野嘉彦の死去に伴い浜野慶一が代表取締役社長に就任。
- 平成12年 6月(2000年) - 本社兼工場が近隣の火災によるもらい火により全焼。
- 平成12年 6月(2000年) - 墨田区東墨田にて仮工場により営業再開。同時にプレス加工機(7台)、フライス(1台)、旋盤(1台)、形成研磨加工機(1台)等 最新鋭の機械を新規に導入。
- 平成12年 9月(2000年) - 墨田区八広に精密板金、試作工場を設立。(レーザー加工機、ベンダー、溶接機、CAD/CAMシステム等を導入)。
- 平成14年 6月(2002年) - 墨田区八広にプレス・金型工場を新規設立し、東墨田の仮工場を移転。同時に精密板金の工場を本社板金工場、プレス工場をプレス・金型工場と名称変更。
- 平成15年 3月(2003年) - 墨田区より優良工場であるフレッシュゆめ工場モデル工場の認定を受ける。
- 平成15年 4月(2003年) - 墨田区と早稲田大学との提携に伴い、当社と早稲田大学との産学連携活動スタート。
- 平成16年4月(2004年) - 早稲田大学地域経営ゼミ立寄所開設。
- 平成16年7月(2004年) - タレットパンチプレスEM-255NT導入。
- 平成17年 2月(2005年) - 「すみだが元気になるものづくり企業大賞」受賞。
- 平成18年12月(2006年) - 社団法人 発明学会主催、(株)浜野製作所 協賛『フレッシュなものづくりアイデアコンテスト』開催。
- 平成19年 2月(2007年) - じょうとうIT経営大賞 優秀賞受賞。
- 平成19年 5月(2007年) - 『レーザー加工作品コンテスト』第2位受賞。
- 平成19年 6月(2007年) - ISO14001(環境)認証取得。
- 平成19年10月(2007年) - 東京商工会議所主催の第5回「勇気ある経営大賞」で優秀賞受賞。
- 平成20年 2月(2008年) - 経済産業省主催「中小企業IT経営力大賞」で、IT経営実践認定企業に。
- 平成20年11月(2008年) - ISO9001(品質)認証取得。
- 平成20年11月(2008年) - 東京都中小企業ものづくり人材育成大賞奨励賞受賞。
- 平成20年12月(2008年) - 経営革新計画承認。
- 平成21年8月(2009年) - 経済産業省 ものづくり中小企業製品開発等支援補助金 申請案件採択。
- 平成23年8月(2011年) - 東日本大震災・復興・復旧 経済産業大臣表彰
- 平成23年10月(2011年) - 東京都経営革新計画奨励賞 受賞
産学官連携
[編集]電気自動車「HOKUSAI」
[編集]墨田区ゆかりの浮世絵師・葛飾北斎にちなんだ電気自動車「HOKUSAI」は、東京スカイツリーの開業に合わせ、墨田区・早稲田大学・区内中小企業の産学官連携事業として2009年に開発がスタート。2012年に一人乗りEV「HOKUSAI-III」が完成し、観光都市型の次世代モビリティとして、区内中小企業の技術力の高さをアピールことに成功している。
深海探査艇「江戸っ子1号」
[編集]下町の中小企業・海洋研究開発機構(JAMSTEC)・芝浦工業大学・東京海洋大学・東京東信用金庫等の産学官連携事業としてスタートした「江戸っ子1号」プロジェクトでは、水深8000メートルの深海にも耐え得る無人探査艇の開発を進めている。従来より格段に安く手軽に海底を探査できる「江戸っ子1号」が実用化されれば、水産関係や地層・海底資源の研究など、様々な分野への応用が期待されおり、これまでの海洋探査に革新をもたらすだろうと言われている。
異業種連携
[編集]配財プロジェクト
[編集]墨田区には金属・皮革・ウレタン・メッキ・紙・ガラス・繊維・ゴム・プラスチックなど3000以上の製造業が集積しており、そこで産業廃棄物として排出される「廃材」を再利用し、新しい価値を創出しようとして発足したプロジェクト。廃材で作られた「万華鏡」が有名。他にも、ものづくり体験ワークショップ、工場見学コーディネート(スミファ)、展示会企画・デザイン、イベント企画・デザイン、商品企画・デザイン、地域産業、CSRサポートなどを精力的に行っている。
アウトオブキッザニア in すみだ
[編集]すみだの“ものづくり”と“観光”を融合した事業として、「キッザニア東京」を運営するKCJGROUP株式会社の協力の下、墨田区内にあるものづくり工房での子ども向け職人体験プログラム「旅行く×アウトオブキッザニア in すみだ」がスタートした。屏風、切子、皮革製品、時計、板金加工などの工房で職人体験ができる。