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利用者:Higa4/sandbox/通俗水滸伝豪傑百八人之一個

本朝水滸伝豪傑八百人一個』(ほんちょうすいこでんごうけつはっぴゃくにんのひとり)は歌川国芳による浮世絵木版画の連作である。

概要

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通俗水滸伝豪傑百八人之一個』が好評であったため、その版元加賀屋は今度は日本人の英雄が登場する『本朝水滸伝豪傑八百人一個』を出版した。古典の軍記物の登場人物だけでなく、当時人気の読本に登場する架空の人物をも取り上げるという新しい試みであった[1]。他にも『絵本更科草紙』や『自来也説話』などの登場人物も取り上げられている。[1]

作品

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制作・刊行時期

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天保元年(1830年)頃に始まり、天保七年(1836年)頃まで出版された[1]天保元年当時七輯まで出版され人気を集めていた曲亭馬琴の『南総里見八犬伝』に登場する八犬士[1]や、越前美濃飛騨の境穴間越の山中で山鮫魚を退治する「宮本無三四」[2]、激しい水の中で板ごと鮎を押し上げる「早川鮎之助」、羅生門で茨木童子の腕を切った「渡辺源二綱」など、個性的な登場人物揃いである。[3]

一覧

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実際に出版された数は明らかではないが現在30図が確認されているとされ[1]、以下に24図を数えることができる。その中には二枚続の作品もある。並びは登場人物の五十音順である。

二枚続

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関連項目

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出典

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  1. ^ a b c d e 岩切友里子「カラー版 国芳」『岩波新書』、岩波書店、35頁、2014年9月19日。ISBN 978-4-00-431506-3OL 27170525M , Wikidata Q69389278
  2. ^ 岩切友里子「カラー版 国芳」『岩波新書』、岩波書店、38頁、2014年9月19日。ISBN 978-4-00-431506-3OL 27170525M , Wikidata Q69389278
  3. ^ 府中市美術館 編『歌川国芳 - 奇と笑いの木版画』東京美術、2015年3月15日、19頁。ISBN 978-4-8087-1015-6 , Wikidata Q104154243