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利用者:Igneihsukognas/樊陵

樊陵(はんりょう ? - 189年)は、後漢末期の政治家。南陽の人。樊英の孫。永楽少府。太尉。司隷校尉?。

後漢の名族の出身であるが、名士である李膺へ学問の弟子入りを申し入れるも断られた前歴がある。売官制が横行した霊帝の時代には大金で官職を得たため、崔烈張温と共に批判の対象となるなど行状は芳しくない。なお、前任の太尉である曹嵩は宦官曹騰の養子で、後に王朝の基礎を築いた曹操の父で、同じく売官で高官についた人物である。

宦官と姻戚関係を結び清流派の憎しみを買っていた。大将軍何進が暗殺された後、事態の収拾を意図した十常侍の偽の詔勅により司隷校尉に任命されるも、宦官派の一員として袁紹等に殺害された。