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利用者:Ishinoami/sandbox


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Portal:教育
プロジェクト:学校/専修学校テンプレート
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ホスピタリティ ツーリズム専門学校大阪(ホスピタリティツーリズムせんもんがっこうおおさか)は、学校法人トラベルジャーナル学園(通称トラジャル)が運営する大阪府大阪市西区にある専門学校。創設者は森谷哲也。
現在の理事長は、森谷博。

概観
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創設者の森谷哲也は、当時人材が圧倒的に不足していた観光・サービス業界で活躍できる人材を育て、旅行業界への恩返しがしたいと考え、
1973年に「トラベルジャーナル旅行学院(東京校)」を創設し、その後1981年に大阪校が開校。開校当初は旅行科だけであったが、
後にホテル科、エアライン科、エアポート科、テーマパーク科、鉄道サービス科、英語コミュニケーション科・・・とあらゆる観光・サービス業を網羅するまでに。

2007年4月、「トラジャル旅行ホテル専門学校」から現在の名称に改称。


2011年4月にブライダル科が「大阪ブライダル専門学校」として開校し、2校体制に。


さらに、2018年4月にホテル科は「大阪ホテル専門学校」として、テーマパーク科は「大阪テーマパーク・ダンス専門学校」として新しく生まれ変わり、
トラジャル大阪校は2校体制から4校体制へと発展をとげる。

開校以来36年、毎年高い就職率を維持し、観光・サービス業界に輩出した卒業生は姉妹校を合わせると約4万3千人に上る。


なお、森谷哲也が創刊した旅行業界専門情報誌「週刊トラベルジャーナル」は、今も日本で最も歴史ある観光業界向けの専門情報誌として、業界で働く人々に愛読されている。


概要
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基本理念を「ホスピタリティ」に置き、「グローバルな視点を持ち、職業現場でホスピタリティを実践し、人と社会に貢献できる人財を育成します。」と学園理念でうたい、
ホスピタリティに関する学科開設、カリキュラム編成、教員育成等を推進してきた結果が校名変更に至った。
この「ホスピタリティ」とは一般的に「おもてなし」という意味で表されており、「相手の立場に立って考え、行動する」とホスピタリティ ツーリズム専門学校大阪は解釈している。


海外の大学ではホスピタリティという専攻が一般的であるが、日本ではまだ認知度が低い。
旅行・航空をはじめとしたツーリズム産業などでのホスピタリティマインドの浸透に、同校は人材教育だけでなく、観光業界との産学接続授業などで、
観光業界の活性化に向け運営を行っている。


また、教育の一環として昼間部には「企業実習」、夜間部には「夜間部企業研修制度(※希望者のみ)」として、学生時代に業界の現場でサービスを学ぶカリキュラムを取り入れている。
その「企業実習」や「夜間部企業研修制度」など、学生に就職などの「出口がみえる」職業教育を提供しているとして、大阪府より「産学接続コース推奨校」として2009年度から選ばれ続けている。

この「産学接続コース」とは、学生自身が自分の進路を主体的に考え、熱意をもってそれに向かって学ぶことができるよう専修学校が産業界や企業と提携し、
企業が求める人材育成を専修学校が受託し、学生に就職などの「出口がみえる」職業教育を提供するもの。
大阪府に227校ある専修学校の中で、27校全48コースがこの産学接続コースに推奨されている。

その中で、ホスピタリティ ツーリズム専門学校大阪・大阪ブライダル専門学校からは10コースが選ばれている。(2017年実績)(産学接続授業に関しては後述。)


また、職業に必要な実践的かつ専門的な能力を育成する専修学校専門課程として、文部科学大臣が認定して推奨する「職業実践専門課程」に、制度開始初年度の2014年度から認定されている。

この「職業実践専門課程」は、専攻分野における実務に関する知識、技術および技能について組織的な教育を行っていることを、文部科学大臣が認定して推奨するもの。
厳しい認定基準をクリアして認定されたのは全国2817校のうち902校。
大阪府では観光・ブライダル分野の認定校は5校であるが、そのうちの2校がホスピタリティ ツーリズム専門学校大阪と大阪ブライダル専門学校。(2017年実績)


所在地は大阪府大阪市西区江戸堀2-1-25(〒550-0002)



アクセス
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 ■地下鉄四つ橋線「肥後橋駅」2番出口より西へ徒歩7分

 ■京阪中之島線「中之島駅」6番出口より南へ徒歩8分

 ■JR環状線「福島駅」・阪神線「福島駅」よりなにわ筋を南へ徒歩15分

 ■JR東西線「新福島駅」よりなにわ筋を南へ徒歩12分



専攻一覧
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各学科とも昼間部・夜間部があり2年制(英語コミュニケーション科のみアメリカ留学を含む3年制)。また、在学2年次にアメリカもしくは台湾に留学できる長期留学制度がある。

また、日本語能力に長けた(入学時に日本語能力試験N2~N1レベル)外国人留学生も各学科で学んでいる。


 ■旅行科・・・ツアーコンダクター、ツアープランナー、カウンターアドバイザーなどを育成する学科。

 ■エアライン科・・・キャビンアテンダント(客室乗務員)、グランドスタッフなどを育成する学科。

 ■エアポート科・・・グランドハンドラーやディスパッチャー、国際貨物スタッフなどを育成する学科。

 ■鉄道サービス科・・・鉄道運転士や車掌、駅スタッフや鉄道パーサーなどを育成する学科。

 ■英語コミュニケーション科・・・海外就職やインバウンドコーディネーターなどを育成する学科。

 ■ホテル科・・・コンシェルジュ、ドアマンなどのホテルスタッフを育成する学科。

 ■ホテル科海外キャリア専攻・・・海外のホテルや外資系ホテルスタッフを育成する学科。

 ■テーマパーク科・・・アトラクションスタッフなどのテーマパークスタッフを育成する学科。

 ■テーマパーク科エンターテイメント専攻・・・キャラクターダンサーやパレードダンサーを育成するための専攻。

 ■総合観光科・・・日本語能力試験N3~N2レベルの外国人留学生が、専門知識と日本語能力を身につけて、日本での就職や大学編入をめざす学科。


産学接続授業
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 ■エアライン科

  「スキルコンテスト」・・・東京校と合同で実施。学びの集大成を様々なシチュエーションでキャビンアテンダント、グランドスタッフとしてロールプレイ。審査員は航空会社社員が務める。


 ■旅行科

  「卒業旅行ツアー商品化」・・・学生が企画したツアーを、旅行会社(エヌオーイー)の前でプレゼンテーションし、最優秀プランに選ばれた企画が商品化。8年連続で実施中。

    「子ども向け旅行商品企画」・・・地域活性と目的にした授業の一環。全国農協観光協会とコラボレーションし、現地視察、行程作り、営業活動、ツアー添乗を体験。


 ■鉄道サービス科

  「おおさか市営交通フェスティバル」・・・大阪市交通局が年に1度実施している「おおさか市営交通フェスティバル」にて、鉄道をより身近に感じてもらえるブースを展開。どのような内容が楽しんでもらえるのかを考え、大阪市交通局員前でプレゼンテーションをし、高評価を得た企画を実施。


「開通50周年記念イベント」・・・大阪市営地下鉄四つ橋線の西梅田駅から大国町駅の開業50周年を祝したイベントで、大阪市交通局とコラボレーション企画を実施。(2016年度実施)

  

 ■ホテル科

  「宿泊プラン企画」・・・自分たちで企画した宿泊プランをホテルの総支配人や宿泊部長、旅行販売サイトの担当者にプレゼンテーション。優秀作品は商品として販売され、過去には240室以上売れたヒット商品もある。


その他
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 ■ホスピタリティヒューマンスキル・・・同校オリジナルの授業。「ホスピタリティとは何か?」を心から理解し、きめ細やかなおもてなしが自然にできる人間を育成。


 ■授業参観・・・「学生をいかに学ばせるか」と同時に「教員がいかに学ぶか」を重要視し、教員同士の授業参観を実施。年間200コマ以上、教員1人あたり平均7コマの相互参観が行われている。


 ■クレド作成・・・毎年度、年度初めに授業を担当する専任教員が各学科の「クレド」を作成。対学生の行動指針を明記し、学内に掲示している。

 

支援団体
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 ■一般社団法人 日本旅行業協会(JATA)

 ■一般社団法人 全国旅行業協会(ANTA)

 ■一般社団法人 日本海外ツアーオペレーター協会(OTOA)

 ■太平洋アジア観光協会(PATA)

 ■一般社団法人 日本旅館協会

 ■駐日外国政府観光局協議会 ANTOR-JAPAN

 ■一般社団法人 日本添乗サービス協会(TCSA)

 ■海外ホテル協会(OHEA)

 ■公益社団法人 日本ブライダル文化振興協会(BIA)


関連学校
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姉妹校

 ■ホスピタリティ ツーリズム専門学校

 ■東京ブライダル専門学校

 ■大阪ブライダル専門学校

 ■大阪ホテル専門学校(2018年4月開校)

 ■大阪テーマパーク・ダンス専門学校(2018年4月開校)


海外提携校

 ■Edmonds Community College(アメリカ シアトル)  長期留学先の1つ。

 ■Shoreline Community College(アメリカ シアトル)  長期留学先の1つ。

 ■Cascadia College(アメリカ シアトル)  長期留学先の1つ。

 ■国立台湾師範大学(台湾 台北)  長期留学先の1つ。