利用者:Ishinosotsu/sandbox
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赤野四羽(あかの よつば、Akano Yotsuba、1977‐)は日本の俳人、マルチリード奏者。
経歴
[編集]2011年、東日本大震災および福島原発事故をきっかけに俳句作品製作を開始する。 2015年、摂津幸彦記念賞佳作受賞。 2016年、第34回現代俳句新人賞受賞。現代俳句協会会員。 2018年、三重県文化新人賞受賞。 2021年より、兜太現代俳句新人賞選考委員。 2023年より、楽園俳句会同人。
著書
[編集]句集に『世界を俳に』(マルコボ・コム、2015)『夜蟻』(邑書林、2018)『ホフリ』(RANGAI文庫、2021)、『CHIODI BATTUTI(打たれた釘、日伊併記版)』(I Quaderni del Bardo Edizioni、2023)、共著に小川双々子の100句』(黎明書房、2023)がある。2022年度には現代俳句協会機関紙『現代俳句』にて現代俳句時評を担当し、文学から社会批評まで広く論じた。 『CHIODI BATTUTI(打たれた釘、日伊併記版)』は詩人、作家、翻訳者として活動中のディエゴ・マルティーナによる日本語、イタリア語訳の併記版。イタリア主要紙コリエーレ・デラ・セラ(Corriere della Sera)にて絶賛(15点中13点)され、バチカンのイタリア司教会議とつながりの深いL‘Avvenire紙でも大きく紹介されている。 (https://www.corriere.it/la-lettura/23_agosto_03/attualita-dell-ucraina-haiku-inedito-ecco-newsletter-de-la-lettura-7ec41bce-3224-11ee-a3cd-9526c4075198.shtml)
(https://www.va.emb-japan.go.jp/files/100538532.pdf)
作風
[編集]作家、俳人の武良竜彦は『指し示すアブシュールド ――赤野四羽句集『夜蟻』をめぐって(https://note.com/muratatu/n/n3425f4966091) において、『表現方法も新しく、表現内容も、確かに「東日本大震災」後の「今」の表現の不可能性というものに体当たりで挑んでいる』と述べている。
また俳人の竹岡一郎は『【句集評】鶫または増殖する鏡像 赤野四羽句集「ホフリ」を読む』(https://sengohaiku.blogspot.com/2022/07/187-003.html) において、『「言語は事象の、運命の本質には決して辿り着けない。」けれども、この句を一つの宣言と捉えても良いのではないでしょうか。白と黄に明るく渦巻く無数の魂、成立を目指す独自の言語、独自の死、独自の屠りの上に成り立つ独自の生。』と述べている。