利用者:Iwai.masaharu/私論/曖昧さ回避ページは「平等な曖昧さ回避」を選択することが望ましい
 | この文書は私論です。一部のウィキペディアンが助言や意見を記したものです。広く共有されている考え方もあれば、少数意見の見解もあります。内容の是非については慎重に検討してください。 |
2017年2月現在、「Wikipedia:曖昧さ回避」（版番61833754）では、記事名が競合した場合の「曖昧さ回避」には次の2つの方法が記載されています。
- 平等な曖昧さ回避
- 代表的なトピックを中心とする曖昧さ回避
この2つのうち、「平等な曖昧さ回避」を選択する方が、適切でないリンクを直す作業が容易になることも多いと言えます。
架空の事例
[編集]記事「レオナルド・ディカプリオ」の記述に以下の内容があったと仮定します。
レオナルド・ディカプリオは『タイタニック』の主演で有名人となった。 — 筆者、筆者の脳内
本文書の執筆時点では「タイタニック」は曖昧さ回避ページです。また、彼が主演したものは「タイタニック (1997年の映画)」であるため、リンク先は適切とは言えません。適切な記事が存在するので、このリンクは修正された方がよいものと言えます。なぜならば、そのリンクを辿った閲覧者が知りたいであろう情報にすぐに辿り着けるからです。
適切でないリンクを発見する方法
[編集]修正した方がよいリンクが存在することは理解できました。では、修正対象であるリンクはどのように探せばよいでしょうか？
ウィキペディア日本語版には「特別:リンク元」というツールがあります。このツールを用いることで、特定記事のリンク元を把握することができます。その中から怪しいものにあたりを付け、その記事を確認することで発見することができます。[注釈 1]
例題その1
[編集]適切でないリンクを発見する方法を把握したあなたにお願いがあります。曖昧さ回避ページ「タイタニック」のリンク元を調べ、修正した方がよいリンクがあった場合は、そのリンクを修正してください。
例題その2
[編集]適切でないリンクを発見する方法を把握したあなたにお願いがあります。記事「カレー」のリンク元を調べ、修正した方がよいリンクがあった場合は、そのリンクを修正してください。
例題その3
[編集]「例題その2」の実施ありがとうございます。とても素晴らしい貢献ですね！
そんなあなたにもう1つお願いがあります。実は、修正した方がよいリンクは日々生成されています。これは非常に残念なことですが、仕方ないことでもあります。2週間後にもう一度、記事「カレー」のリンク元を調べ、修正した方がよいリンクがあった場合は、そのリンクを修正してください。
その中には「例題その2」で調べたものもあると思いますが、よろしくお願いします。
まとめ
[編集]現代では、日本語「カレー」として代表的なものは、カレーライスにも使われる料理であると言っても過言ではないでしょう。そのため「代表的なトピックを中心とする曖昧さ回避」を選択することは妥当な判断のひとつです。
しかしながら、代表的なものであるため「カレー」には、数多くの記事から適切なリンクがなされています。一方、当然のことですが修正した方がよいリンクも日々発生してしまいます。リンクのメンテナンスを継続的に実施する場合、適切なリンクも無数にある中から修正対象のリンクを探す必要があります。
もし、「カレー」が「平等な曖昧さ回避」を選択していたとしたら……
もちろん、曖昧さ回避ページ「カレー」には料理を意図したリンクも日々発生することでしょう。修正対象であるリンクの数は「代表的なトピックを中心とする曖昧さ回避」を選択した場合よりも多くなると想像できます。それも数倍程度ではなく数十倍ぐらいの数になる可能性も高いはずです。どちらの方が望ましいのかは判断が別れることでしょう。
筆者は、仮に数十倍のオーダーで修正対象であるリンクが生成されたとしても、以下の理由で「平等な曖昧さ回避」の方がまだマシであると判断しています。
- 閲覧者が適切でないリンクを辿って「代表的なトピック」に誘導されるよりも、「曖昧さ回避ページ」に誘導される方がマシ[注釈 2]
- 「代表的なトピックを中心とする曖昧さ回避」の場合は一度チェックした「適切なリンク」もチェック対象になるのでやる気がなくなる[注釈 3]
例題その1で挙げた「タイタニック」は曖昧さ回避ページであるため、一度リンク元をチェックして修正したものは次回の作業対象には入りません。「曖昧さ回避」にしかリンクできないものもリダイレクト「タイタニック (曖昧さ回避)」に修正するからです。一方、例題その2で挙げた「カレー」は一度リンク元チェックして「カレー」にリンクされることが適切であると判断したものはリンクの修正対象にはなりません。そのため、次回以降の作業対象にも残り続けてしまいます。