利用者:J-ishikawa/swork00
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ゲージ理論(ゲージりろん)とは、物理法則はゲージ変換に対し不変である、という理論である。このことを、ゲージ不変である、と呼び、それを満たす場の理論をゲージ場の理論と呼ぶ。ゲージ理論は現代物理学の原理となる理論である。
B中間子とは、ボトムクォークの反粒子である反ボトムクォークを構成要素とする中間子群とその反粒子群の名称である。ただし、反ボトムクォークとボトムクォークの結合からなる中間子は、B中間子とは呼ばずボトモニウムと呼ぶ。
概要[編集]
上記のように、ボトモニウム()はB中間子とは言わない。また、トップクォーク(t)との結合状態は現在までに確認されていない。従って、考えられるのはアップクォーク(u)、ダウンクォーク(d)、ストレンジクォーク(s)及びチャームクォーク(c)との結合状態である。
なお、狭義では第一世代クォークとの結合状態である荷電B中間子と中性B中間子をB中間子と呼ぶ。
詳細[編集]
荷電B中間子[編集]
アップクォークとの結合状態()をB+中間子、その反粒子である()をB−中間子と呼び、これらB±を荷電B中間子と呼ぶ。
電荷はそれぞれ±eであり、アイソスピンは1/2である。また、スピンは0、パリティは-である。
質量は、5279.15±0.31MeV[1]、寿命は(1.638±0.011)×10-12秒。[1]
中性B中間子[編集]
ダウンクォークとの結合状態()をB0中間子、その反粒子である()を中間子と呼び、これらを中性B中間子と呼ぶ。
ストレンジB中間子[編集]
ストレンジクォークとの結合状態()をストレンジB中間子Bsと呼ぶ。その反粒子()はである。
チャームB中間子[編集]
チャームクォークとの結合状態()をチャームB中間子Bcと呼ぶ。その反粒子()はである。
CP対称性の破れ[編集]
脚注[編集]
- ^ 質量等のデータは、Particle Data Group(Physics Letter, B667, 1 (2008))による
関連項目[編集]
外部リンク[編集]