利用者:Jashu/試し書き/ANAカード
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ANAカード(エーエヌエーカード、ANA Card)は、全日本空輸グループが複数のカード発行会社と提携してANAマイレージクラブの会員に向けて提供するクレジットカードである。ANA提携カードは日本以外に、米国、香港、中国等でも発行されているが、ここでは日本国内で発行されるANAカードについて述べる。
カードの種類
[編集]全てのカードに電子マネーであるEdyを含む、ANAマイレージクラブカード機能が搭載されている。
- ANA VISAカード - 三井住友カード、国際ブランドはVISA
- ANA マスターカード - 三井住友カード、国際ブランドはMasterCard
- ANA JCBカード - ジェーシービー、国際ブランドはJCB
- ANA eLioカード - ソニーファイナンスインターナショナル、国際ブランドはVISA
- ANA ダイナースカード - シティカードジャパン、国際ブランドはDiners Club
カードの種別には、一般カード、ワイドカード、ワイドゴールドカード、スーパーフライヤーズカード、スーパーフライヤーズゴールドカードがある。ダイナースはゴールドカード相当のみ発行し、eLioにゴールドカードはない。
三井住友カードおよびJCB発行のANAカードには、学生用、法人用、郵貯共用のカードもラインアップされている。ただし、郵貯共用カードの発行受付は2007年7月31日をもって終了した。
一般カード
[編集]クレジットカードの機能として、各発行会社の発行するカードに準ずるほか、ANA一般カードとして、主に以下のような特徴がある。
- 入会ボーナス1000マイル
- ANA便搭乗時に、区間基本マイレージの10%をボーナスマイルとして付与
- 毎年継続時にボーナス1000マイル
- 年間移行費2100円で、ANAカード利用によるクレジットカード会社のポイントを、利用100円あたり1マイルの換算で、上限なくANAマイレージに移行できるカードマイレージサービス
- 全日空をはじめとする提携会社数十社でのANAカード利用で、クレジットカード会社のポイントとは別に、100円あたり1マイルが付与されるショッピングアルファ
- 国内航空傷害保険・海外旅行傷害保険を自動付帯
- 機内販売や空港売店等の割引
ワイドカード・ワイドゴールドカード
[編集]クレジットカード自体の機能としては、各発行会社の発行する一般カード・ゴールドカードに準ずる。ワイドカードとしての特徴は、一般カードに加えて主に以下のとおり。
- 入会ボーナス2000マイル
- ANA便搭乗時に、区間基本マイレージの25%をボーナスマイルとして付与
- 毎年継続時にボーナス2000マイル
- 国内航空傷害保険・海外旅行傷害保険の補償限度額アップ
- ANA国際線利用時にビジネスクラス用チェックインカウンターが利用可能
- ワイドゴールドカードは、カードマイレージサービスの移行費用が無料
スーパーフライヤーズカード・同ゴールドカード
[編集]ANAマイレージクラブの上級会員向けのカードで、ワイド・ワイドゴールドカードと同機能のほか、以下のような特徴があり、原則として本会員・家族会員とも、同様の特典が提供される。
- スターアライアンスゴールドメンバーの資格を永続的に維持
- ANA便搭乗時に、区間基本マイレージの50%をボーナスマイルとして付与
- 予約時に専用デスクの提供・空席待ちの優先・ANA国内線座席指定の優先
- アップグレードポイント年間2ポイント(本会員のみ)
- 専用保安検査場・空港ラウンジの利用・空席時にプレミアムエコノミーを航空券の種別に関わらず利用可能
- 空港での空席待ち優先・専用チェックインカウンターの利用・手荷物の優先取扱と許容量の増加
- その他各種優待
入会条件
[編集]- 以下のいずれかの会員
- プラチナサービス(1年間でANAグループ便、スターアライアンス加盟航空会社便を50,000プラチナポイント、または50回かつ15,000プラチナポイント獲得)の会員
- ダイヤモンドサービス(1年間でANAグループ便、スターアライアンス加盟航空会社便を120回の搭乗または100,000プラチナポイントを獲得)の会員
- 各サービスの事前会員も申込可能
- 各クレジットカード会社の与信審査がある
- 既にANAカードの会員であれば「カードの切り替え扱い」になることもある
- カードは1人1枚のみ発行される
- ANA学生カードの所有者は入会できない