利用者:KM-0901/サンドボックス
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過去ログ
[編集]- 2007年12月22日 - 「機動戦士ガンダム00」ローカルルール草案~簡易化版まで
- 2008年4月14日 - ローカルルール2、作業リスト案
作品概要(機動戦士ガンダム00)
[編集]基本設定
[編集]本作は、西暦2307年の地球を舞台としてスタートする。人類は枯渇した化石燃料に代わるエネルギー源として宇宙太陽光発電システムと軌道エレベーターを実用化していたが、莫大な建造費が必要なこれらのシステムを所有しその恩恵が得られるのは「ユニオン」、「人類革新連盟」、「AEU」の世界3大国家群のみであった。それらの超大国間には全面的な対決こそ無いものの熾烈な軍備開発競争による冷戦状態が継続し、また、いずれの連合にも属せなかった小国は貧困にあえぎ、紛争や内戦を繰り返していた。
あらすじ
[編集]新型モビルスーツ(略称"MS")の公開軍事演習を行っていたAEUは、突如所属不明のモビルスーツ2機の襲撃を受ける。額に"GUNDAM"と刻印されるそれらの機体は、圧倒的な機動力と攻撃力でAEUの戦力を炙り出し、破壊していった。一方同じころ、人類革新連盟の宇宙ステーションを襲撃したテロリストを、やはり"GUNDAM"と刻印された謎の機体2機が迎撃し、多数の市民の命が救われた。
この騒動にメディアが沸き立つ中、世界中に向けて1つの声明が発表された。4機のモビルスーツ「ガンダム」を所有する私設武装組織「ソレスタルビーイング(略称"CB")」は、戦争・内乱など世界中のあらゆる武力紛争に同じ武力をもって介入し、戦争根絶を目指す集団であるという。かくしてソレスタルビーイングはいくつかの紛争を終結させることに成功するものの、それは「平和のための武力行使」という矛盾を抱える行為であった。
沿革と展開
[編集]本作は機動戦士ガンダムをはじめとするガンダムシリーズの通算12作目(SDガンダムフォースを含む)に当たり、TV放映のガンダムシリーズでは初めて前期(25話分)・後期の分割放送を行う。前期は2007年10月6日から同年3月まで、MBS・TBS系列土6枠(一部地域時差ネット)にて放送された。また、ガンダムシリーズおよび「土6」枠作品史上初のハイビジョン制作・放映となる。
製作はサンライズ第3スタジオが担当。監督には同じ「土6」枠で放映された『鋼の錬金術師』などで知られる水島精二、シリーズ構成には『無限のリヴァイアス』などで知られる黒田洋介を起用している。
概要(灼眼のシャナ)
[編集]人知れず行われる異世界の住人と異能力者との戦いを背景に、平凡な高校生活を送っていた少年と、異能力者の一人である少女との出逢いを発端とした、日常生活と戦いの日々を描く物語作品。
世界観
[編集]本作では現実と同様の性質をもつ「この世」と架空の異世界“紅世”(ぐぜ)とが設定され、物語は日本の架空の都市である御崎市を中心に展開する。“紅世”から渡り来た住人“紅世の徒”は、人知れずこの世に存在するための根源的なエネルギー“存在の力”を人間から奪う(喰らう)。喰われた人間は元々いなかった事になり、人間を喰らうことで得た“存在の力”を使って“徒”は本来起こるはずのない出来事を引き起こす(自在式・自在法の利用)。“徒”の中でも強い力を持つ“王”たちの一部は、こうして生まれた存在の欠落や矛盾が世界のバランスを崩し、いつか決定的な破滅が起きることを危惧して人間と契約を交わし、フレイムヘイズと呼ばれる異能力者を生み出すことで、人を喰らう“徒”を討ち、この世と“紅世”のバランスを保とうと、戦いを繰り広げている。
あらすじ
[編集]御崎市で平凡な日常を過ごしていた高校生の坂井悠二は“燐子”と呼ばれる怪物の出現と共に非日常の世界に巻き込まれ、名も無き少女と出逢った。その名も無き少女は、人知れず人を喰らう異世界人“紅世の徒”を探し討滅するフレイムへイズの一人。彼女は、悠二が自覚のないまま死んでいることを告げ、訳あって“紅世の徒”から狙われるようになった悠二を護る様になる。そんな彼女に悠二は、彼女の刀「贄殿遮那(にえとののしゃな)」から「シャナ」という名前をつける。2人は反発しながらも、少しずつ惹かれ合っていく。
沿革・展開
[編集]2002年11月、小説の第I巻が発行され以降シリーズ化することとなった。シリーズ発行部数は2005年当時の累計200万部程度から2007年には累計585万部を突破し、売り上げは30億円を越える[1]。また、日販調べの週間ベストセラー、文庫ランキングでは文庫化されている18作品のうち13作品が初登場3位以上を記録しており、VII [2] XIII[3] XIV[4] XVI[5]の4作品が第1位を記録している。
小説を原作としたメディアミックス展開が行われ、2003年にラジオドラマ化、2005年に漫画版連載が開始され、同年及び2008年にはテレビアニメがそれぞれ半年間放送された。 その他、2006年からテレビアニメ版スタッフ・キャストによるドラマCD、ゲーム、OVAも発表され、2007年には劇場版アニメが制作されている。(これらの詳細は後述)
“存在の力”に関する概念(灼眼のシャナ)
[編集]ここでは本作の世界観を構成している“存在の力”についての概説を述べる。
“存在の力”とは、この世に存在するための根源的なエネルギーである。人間や動物・物質など、この世のあらゆる個体が持っており、これが失われるとその個体は「最初からこの世に存在していなかった」ことになる。同時に、関わった人々が持っている記憶や消えた個体の所有物などの存在は消え、写真などからも姿が失われる。“存在の力”の量が多い人間ほど、周囲に強い影響力(≒存在感)を持つことになる。
世界の歪み
[編集]“紅世の徒”が人間を喰らうなどして“存在の力”が強制的に失われると、その存在によって起こるはずだった影響も同時に失われることになる。ところが、あるはずのものが失われると矛盾する部分が必ず生じることになる。それが度重なって、“存在の力”の秩序と流れに変調をきたしている状態を「世界が歪んでいる」と言い、前述の通りあまりにも歪みが大きくなると、この世と“紅世”の両界に「大災厄」と称される大きな災いが起きると予想されている。
例えば、子供と家を持つ夫婦が喰われた場合、夫婦自身やその直接の持ち物は消える。しかし子供は親がいない子供として残り、住んでいる家は夫婦の部屋をからっぽの状態にして残る。このような違和感の集合が「世界の歪み」であり、フレイムヘイズがこの歪みを“徒”のいた痕跡として追い、“徒”は歪みがあると興味を惹かれてその土地にやって来る傾向がある。
トーチと“ミステス”
[編集]前述の「世界の歪み」をの関係で、喰った(喰われた)人間を放置することは、“徒”、フレイムヘイズ双方にとって好ましくない。そこでその人間の“存在の力”を少量残して加工し、トーチという残滓を作る。トーチは元となった人間の姿と記憶を持ち、その人間が生き続けた場合と同様に活動するが、残された“存在の力”を消耗するにつれ徐々に存在感や気力が薄れ、やがて“存在の力”を完全に失い消失する。周囲の人間は、しだいにトーチへ意識を向けなくなるため、トーチが消失しても全く気づかない。こうして、この世の歪みは応急処置的に緩衝される(完全になかったことになるわけではない)。
トーチの中には、宝具(特殊能力を持つ道具)を存在の内に宿すものがある。このようなトーチは“ミステス”と呼ばれ、そのトーチが燃え尽きる、または破壊されると宿されていた宝具は別のトーチに無作為に転移し、移った先のトーチがまた“ミステス”となる。“ミステス”は基本的には普通のトーチと何ら変わりないが、宿した宝具の影響を受け特殊な力を持つ場合がある。本作の主人公である坂井悠二もまた、“ミステス”の一人である。
炎
[編集]存在の力は基本的には炎によって象徴され(あくまで見た目の話であり、熱エネルギーを持たず、物も燃やさない)、“徒”は個体ごとに違った色の炎を現す。フレイムヘイズは契約している“紅世の王”、“燐子”(“徒”の作り出す下僕)は製作者である“徒”と同じ色の炎で、トーチの場合は存在を喰らった“徒”の炎の色を薄めたものになる。
自在法(灼眼のシャナ)
[編集]“存在の力”を操ることで、この世では起こり得ない不思議を現出させる術とそれに付随する紋様をそれぞれ自在法、自在式という。自在法はこの世の“存在の力”の流れに直接干渉するため、“存在の力”を感知できる者は発動時の違和感を察知することが出来る。効果の大きい自在法ほど生じる違和感も大きく、“存在の力”を察知できない人間の感覚にも影響を与える場合がある。
自在法は、“徒”がこの世にやって来た目的を果たすために使われるほか、フレイムヘイズにとっても戦闘の上で欠かせない武器となり、特に自在法を用いるのが得意な者は「自在師」と呼ばれる。ここでは多数ある基礎的な術や皆が共通して使う自在法の一部を解説する。術者独自の性質に基づいて発動する固有の術についてはそれぞれのキャラクターについての説明を参照のこと。
- 封絶(ふうぜつ)
- 現代では最もポピュラーな自在法の一つで、「結界」のようなもの。封絶を「張る」と、炎を混ぜたドーム上の陽炎の壁が作られ、内部の空間はこの世の流れから非物理的に切り離される(作中では「因果孤立空間」という)。内部では“紅世”に関わる者以外のものは停止し、外部では“存在の力”を感知する能力がない限り、封絶を張られた空間の存在を認識できなくなり、また“存在の力”を感知する能力を持った者にも内部の様子は掴み辛くなる。
- これによって“徒”は隠密行動が可能になると同時に、普通の人間は“徒”に襲われたことを認識できなくなる。
- 封絶の内部で破壊された物体や生物は、その封絶を解くまでは“存在の力”を用いることで、封絶発動前の状態にまで修復することができる。しかし、封絶の影響を受けていない存在や、“存在の力”を喰われてしまった人間は直せない。
- 炎弾(えんだん)
- 初歩的な攻撃の自在法。熱エネルギーとして具象化させた炎(この炎は“存在の力”の見た目上の炎と違って、物を燃やす)を砲弾のように撃ち出す。炎の色は使用者の“存在の力”と同じ。通常ならば着弾後に炸裂するだけだが、器用な“徒”やフレイムヘイズであれば、着弾後に変形させたり任意に爆発させたりと言った遠隔操作も可能。
機動戦士ガンダム00 に関するお願い(参加者各位の会話ページへ)
[編集]このメッセージは、12月に入ってから機動戦士ガンダム00およびそのノートを編集された方全員にお送りさせていただいております。このメッセージそのものへの返信は結構です。
現在ノート:機動戦士ガンダム00では、「登場人物」及び「メカニック」セクションにおける必要以上の容量増大が懸念されています。分割することになるとしても、現状のまま分割を実行することは好ましくないということで、これまでの合意事項をもとに近々不要な記述の除去と文章の更新頻度の抑制を目的とした整理を行う予定です。
そこで、現状で既にページ容量がかなり深刻であることも踏まえて、皆さまには当分の間該当部分の編集を控えていただく必要があると考えました。整理の際には現状の記事の文章をベースとして議論を進めるため、これ以降に加筆された内容は整理後の記事内容に反映されない可能性も高くなります。お手数ですが、加筆事項・変更事項がある場合は、記事本文ではなく、ノートで行っている文章の練りこみのほうに意見としてあげていただいて、整理に協力していただけたらと思っております。(そのほかの部分はこれまで通りローカルルールだけ気をつけていただければ構いません)
議論場所を一か所にまとめるため、この件に関する意見・質問・異論などは全てノートの方にお寄せください。なおその際に過去ログの方にも出来うる限り全て目を通していただけると助かります(ほどんどの議題が端々でこの整理にこぎつけるまでの事情の推移に絡んでいます)。なお、このメッセージを受け取った皆さまにおかれましては、議論中に出すことが可能であったはずの加筆・変更を、整理終了を狙って投稿することは、整理の目的の阻害行為ですのでご遠慮願いたいと思います。しばらく不便をおかけすることになりますが、ご理解とご協力をお願いいたします。
登場人物(機動戦士ガンダム00)
[編集]- 刹那・F・セイエイ
- 本作の主人公。中東クルジス共和国の出身(1-?)。ゲリラ組織の指導者サーシェスに洗脳され、少年兵となった過去を持ち、戦場で死に直面したところをOガンダムの武力介入によって救われた(1-1)。その後CBに参加しガンダムエクシア(1-1 ~ 2-1)、ダブルオーガンダム(2-1 ~)のマイスターとなる。
- 公式サイトでは1st開始時の刹那の性格を「他者との馴れ合いを嫌い、自分の感情を表に出さないクールな少年」と評しており、作中序盤ではこの性格がもとでトラブルを起こすことも多かった[6]。1st後半では自分を救ったガンダムのようになれずに苦悩しながらも[6]、次第に戦争根絶にかける真剣な思いを周囲に認められ[7][8]、終盤の国連軍との決戦で世界の支配を企む人物アレハンドロを撃破する姿などが描かれた(1-25)。宮野は、当初の刹那は自分自身がガンダムとなって紛争を根絶する(1-16)ことを気負っていたのだと解釈し、さらに1stでの刹那について作中の台詞を用いて「オレはガンダムだ、オレはガンダムになれない、そして今度こそガンダムになるという流れ」であったと総括している[7]。また、水島は当初刹那を「感情移入しづらい主人公像」として描く狙いを持っていたようであるが、視聴者に受け入れられなかったため、途中から作品の方針を転換したと語っている[9]。
- Oガンダムとの邂逅について、監督の水島・刹那を演じた宮野ともに「ガンダムに神を見る」という言葉で説明している。水島は「一瞬のうちに戦争という、もうこの場から逃げたいと思っている状況から逃がしてくれた存在、しかもあのときに助けてくれたものと同種の機体に乗ることができるのなら、自分もそうありたい」といった憧れが刹那の出発点であるとしている[9]。作中では刹那自身「俺がガンダムだ」という台詞を残しており(1-2)、これについては宮野が「自分がガンダムによって助けられたという思いもあるし、ガンダムに神を見る中で、自分がそういう存在になって世界の紛争を根絶していくんだという強固な決意があり、いろいろな意思がないまぜになっての」台詞であると説明した[7]。 刹那はガンダムを単なる兵器以上の存在であると捉え、自分もそのような存在になろろうとしていると言える。
- 本名:ソラン・イブラヒム(1-19)
- 1st 年齢:16歳 身長:162cm 体重:49kg
- 2nd 年齢:21歳
脚注表示用節
[編集]- ^ 月刊アスキー2007年12月号の取材記事
- ^ 「文庫ランキング」 PHP研究所、2004年7月20日。
- ^ 「文庫ランキング」 PHP研究所、2006年9月19日。
- ^ 「文庫ランキング」 PHP研究所、2007年2月19日。
- ^ 「文庫ランキング」 PHP研究所、2007年11月19日。
- ^ a b 日経エンタテインメント! 編「キャラクター解説編 刹那・F・セイエイ」『新・大人のガンダム』日経BP〈日経BPムック〉、2008年12月24日、40-41頁頁。ISBN 978-4-8222-6328-7。
- ^ a b c 日経エンタテインメント! 編「インタビュー 宮野真守(刹那・F・セイエイ役)」『新・大人のガンダム』日経BP〈日経BPムック〉、2008年12月24日、58-59頁頁。ISBN 978-4-8222-6328-7。
- ^ 日経エンタテインメント! 編「キャラクター解説編 ロックオン・ストラトス」『新・大人のガンダム』日経BP〈日経BPムック〉、2008年12月24日、42-43頁頁。ISBN 978-4-8222-6328-7。
- ^ a b 日経エンタテインメント! 編「インタビュー 水島精二監督」『新・大人のガンダム』日経BP〈日経BPムック〉、2008年12月24日、16-19頁頁。ISBN 978-4-8222-6328-7。