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JR東日本EV-E801系蓄電池型電車
基本情報
製造所 日立製作所笠戸事業所
主要諸元
軌間 1,067 mm
電気方式 交流20,000V(架空電車線方式
直流1,598V(リチウムイオン蓄電池
最高運転速度 (電化区間)100km/h  
(非電化区間)85 km/h
設計最高速度 (電化区間)100km/h  
(非電化区間)85 km/h
起動加速度 2.0 km/h/s
編成定員 256名
車両定員 129名 -127名
編成重量 75.6t
全長 20,000 mm
全幅 2,950 mm
全高 4,096 mm
車体 アルミニウム合金
台車 DT85(Mc)-TR266(Tc')
編成出力 360kw/h
制御装置 VVVFインバータ制御
制動装置 回生ブレーキ併用電気指令式空気ブレーキ(応荷重・滑走制御機能付き)
直通予備ブレーキ
耐雪ブレーキ
抑速ブレーキ
保安装置 ATS-PATS-Ps
出典:鉄道ファン2017年5月号(弘文社)
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EV-E801系電車(EV-E801けいでんしゃ)は、東日本旅客鉄道(JR東日本)の一般型交流蓄電池駆動電車である。愛称は「ACCUM」(アキュム)。

概要[編集]

2017年3月4日のダイヤ改正より奥羽本線(秋田〜追分間)及び男鹿線に投入された車両であり、2017年3月現在2両1編成(G1編成)が秋田車両センターに配備されている。

2015年11月20日にJR東日本秋田支社から導入計画が発表され、気動車のエンジンから発生する排気ガスの解消や、二酸化炭素・騒音の削減を実現するとされた。

JR東日本では鉄道総合技術研究所(JR総研)との共同開発の下、蓄電池電車の導入に向けた試験がE995系を用いて行われていた。その成果として本形式以前に烏山線にEV-E301系が導入されていたが、烏山線に対する幹線である東北本線の宇都宮〜宝積寺間が直流電化であるのに対し本形式導入の男鹿線に対する奥羽本線が交流電化であるため、求められる技術が大きく異なっていた。

そこで、交流電化区間及びそこから連なる非電化区間への蓄電池電車導入に向け、同じくJR総研と開発を行っていたJR九州が技術成果として開発したBEC819系を元に導入線区やJR東日本向けに改良を行ったのが本形式である。その為、国鉄民営化以降にJR東日本が開発・製造・導入した他の車両に比べ大幅に性質が異なり、どちらかと言えばJR九州の車両に寄った性格を持つ車両である。

客室内外装[編集]

外装は沿線の男鹿真山神社及び男鹿半島の伝統行事である「なまはげ」をモチーフに二両の列車がそれぞれ赤と青に塗られている。

電源・制御機器[編集]

台車[編集]

台車は、元となったBEC819系とは異なり、EV-E801系にDT85、EV-E800系にTR266が導入されている。これらはJR東日本ではE001系で既に採用例がある台車である。

編成構成[編集]

 
← 男鹿
秋田 →
号車 2 1
形式 EV-E801

(Mc)

EV-E800

(Tc')

搭載機器 SIV,CP

CI,MTr

BT
  • BT:主回路用リチウムイオン蓄電池
  • CI:主変換装置
  • MTr:主変圧器
  • SIV:補助電源装置
  • CP:空気圧縮機

運用[編集]

画像ギャラリー[編集]

脚注[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]