利用者:Kamdagawa/sandbox

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【M|C|L|D】（エム・シー・エル・ディ）は、神田川雙陽による演劇作品。日本の劇団粋雅堂の第８回公演として、2014年 8月22日から25日まで新宿眼科画廊地下スペースにて上演された。「記憶」と「記録」をテーマとした連作断片（オムニバース）作品となっている。

あらすじ

【少女叙情情報学】: 書籍、マイクロフィルム、磁気テープ、光学ディスク、フラッシュメモリ…; ここはありとあらゆる”記録物”を集積した『記憶庫』だ。; その中で、少女はただ一人、今日も誰かのバイオグラフィーを読み耽る。; どこかにある／どこにもない、自分自身の物語を求めて。

【スピノル】: 「今度ね、死のうと思うんだ」; いつものごとく唐突に青年を呼び出した天才物理学者の幼なじみは、; 同じく唐突に、あっけらかんとそう告げた。; 自分に関する記録全てを載せた観測衛星で宇宙の果てへと”心中”しようとする幼なじみ。; 青年はその突拍子もなさに呆れつつも、彼なりに最後の説得を試みる。

【KOKO】: 「図書室には“主”がいる」。; 都会の真中に建つ、箱庭のさらにミニチュアのような（しかし妙に真新しい建築の）学校の、; 校舎と同じく、妙に真新しい図書室の、その一番奥の非常階段前の、机。そこが少女の定位置だった。; 春休みに起きた「ちょっとした」事故で記憶を失った少女と、彼女に思いを寄せる少年。; 図書館司書が勝手にかけるラジオ越しの音声が、今日も二人を仮初に結びつける。

　　　22日（金）19時開演

　　　23日（土）14時／19時開演

　　　24日（日）14時／19時開演

　　　25日（月）19時開演

東京都新宿区新宿5-18-11(新宿駅東口より徒歩12分/新宿三丁目駅より徒歩7分)

[[Category:日本の舞台作品]] [[Category:2014年の舞台作品]]