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利用者:Kanbun/作業空間/Suggestions on how to ignore all rules(「ルールすべてを無視しなさい」の運用についての提案)

ルールすべてを無視しなさいという勧告は、ときに論争の種となり、しばしば管理者の保守的な処置の周辺でおこります。大部分のユーザーは特別な権限を持たず、その行動はほとんどの場合ほかのユーザーによって対処がなされます(若干の例外がありますが、ここでは触れません)。 したがって過ちは誰かによって容易に修正されます。 紛争は当然おこりえますし、また実際におこっていますが、改訂履歴は残されます。したがって、紛争はおそらくほとんど深刻な被害をもたらさず、また実際、意見の食い違ったままで終わらせずに解決されてきたはずです。

一般的な利用者、なかんずく初歩的な利用者は、百科事典の執筆に際してはかなり大胆に、また熱心であることが奨励されます。一方管理者は、大部分の利用者には修復不可能な作業ができ、また他の利用者(あるいは同じ管理者)に対してブロックやブロック解除をおこなうことができます。管理行動を巡る意見の対立は循環論争とみなされ、特に有害であると考えられています。これはふさわしい時に、ルールを無視したり大胆な行動を管理者が取るべきではないということを言っているのではありません。しかしあなたが管理者であるということは、あなたはウィキペディアの仕組みについて理解していることになります。管理者の立場にある人のために、ここには「ルールすべてを無視しなさい」の運用についての若干のヒントがあります。(もしくはあなたが経験豊富な利用者であってもこれらのヒントは大変役に立つでしょう。)

  1. 若干の規則を無視する前に、どの規則が考慮されるべきか、またそれらの規則の目的が何であるかを明確にしてください。ルールの無視はルールに対する不案内を避けて、慎重に自覚的におこなわれなければなりません。
  2. 規則を無視するときには、それを表明してください。今回あなたがそれらの規則を無視したことの根拠となる規則とあなた自身の判断基準を明記して、適当な公的な場所であなたの選択を述べてください。あなたの決定についてあなた自身に個人的な責任があることを確認するほかに、このことで他の利用者が規則に固有の盲点があることに気がつくかもしれません。そしてそれが修正されるべきであることを示唆するかもしれません。もしあなたが同様の事例が以降もしばしば起こりうると判断するならば、あなたの突きとめたことに基づいてガイドラインの改定に進んでください。そうすれば他の利用者もあなたの経験から学び、また二度とルールを無視しなくてよくなります。
  3. 無視するときはいつも、寛容と赦免の姿勢に沿うようにしてください。たとえば3rrの方針を無視して誰かをブロックしなかったために4回目のrevertがおこなわれてしまったことは、2回目のrevertで誰かをブロックすることより、論争の的になることが少ないものです。