利用者:Kgutsu3/下書き1
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堀田文庫の代表的資料である『禽譜』(きんぷ、堀田禽譜、写本を宮城県図書館、東京国立博物館が所蔵[1])・『観文禽譜』(かんぶんきんぷ、宮城県図書館、東京国立博物館などが所蔵)は鳥類分類図鑑で、鳥類の生物学的記載のみならず、関係する和歌や漢詩などの考証も記載した総合学術辞典としての性格を有する。また、『禽譜』の豊富な文字情報の中には、大名同士、或は学者や庶民をも含む知的交流の具体例が多く存在し、史的、文化的資料として利用することができるものになっている[2]。堀田禽譜には、同時期に編纂された解説書の解説に対応する鳥類の図が収録されており、『観文禽譜』から抜粋された解説が付けられていることから、『観文禽譜』の図譜部であるとも考えられている。