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利用者:Khamsin~jawiki

●スタイリング

内外装共に、伊人フラミニオ・ベルトーニの後をうけた、米人ロバート・オプロンの率いるシトロエン社内でデザインされたが、 伝統を明確に引継ながらも、先立つ同社のCプロジェクト・Fプロジェクト車とは外見上一線を画す秀作といわれる。 空気抵抗低減を強く意識し、ルーフは、そのままなだらかに沈み、車体最後部まで延びていた(画像参照)。またコーダ・トロンカと呼ばれる先進的なテール・エンド形状をなした。

シトロエンは、 以降20年間にわたり同様の形状を継承し、半分隠れたリアタイヤホイールとともに、 シトロエン車の特徴であると印象づけることとなった。
上記のような形状からシトロエン=ハッチバックという誤解も多く生むほど定着したが、シトロエンが実質的に独立したトランクを持たないハッチバック型を商用車以外で本格的に採用するのは意外に遅く、1979年発表のGSA、1982年発表のBXからである。

●日本仕様 (西武自動車販売と日仏自動車が輸入) は、スピードメーターが当初左ハンドル車のすべてが、デジタルメーターの先駆けであるボビン式だったが、 GSのパラス仕様やイギリス向けの右ハンドルはそれぞれ別のアナログメーターを備えていた。 なおハンドル位置は、1015・1222ccのGSの当初や1299ccのGSAでは、左右選べる時期があった。 また通常の水平対向エンジン車にもクラッチのないCマチック仕様が少数輸入された。


GSビ・ロトール

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シトロエンがドイツの自動車会社NSUとコ・モトール等の合弁会社を作るなどして提携し、共同開発した(マツダのようなツイン・ローター=2連)ロータリーエンジンを搭載した、前述の様な高価なGSビ・ロトール(Birotor)が一時期、存在した。

その外装は、前後フェンダーにリップが付いたこと、タイヤホイールのリムサイズ等が変わったこと、

内装ではボビン式スピードメーターではなく一般的なアナログメーターであったことが特徴である。