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利用者:Kik/削除依頼

ケース B-1(引用が著作権法の要件を満たしていない)とケース E(独自の研究結果の発表)。立項者にケースFで削除依頼対応するようにさんざん頼んでいたのですが、全く対応してくれないので削除依頼します。

独自の研究結果の発表についてですが、まず、この記事の初版の文章はもともと特別:差分/69685367/69719640において誤りであるとして除去された文章そのままの内容です。内容が誤りであることはノート:構造化プログラミング#I.hidekazuさんの修正が酷すぎる件でも指摘されていますし、私も会話ページで独自研究を除去するように繰り返し指摘してきたつもりです。このような経緯で除去された文章を「構造化プログラミング」で議論することなく新規項目を立てて復活させたという行為について、立項者は記事の正しさを目指しているのではなく独自研究の公表の場としてwikipediaを利用していると私は感じています。

加えて、ミルズの構造化プログラミングというタイトルになっていますが、本文ではミルズの構造化プログラミングについてわずかしか触れられていません。文章中で「木村泉,米澤明憲 『算法表現論』 12巻、岩波書店〈岩波講座 情報科学〉、1982年。 pp.57-58」から「内容はDijkstra流とはほとんど無関係と言ってよい。」という文章を引用しています。この書籍は私は読んでいないのですが、この分野の専門家による2次資料であり、この項目を記述するにあたってもっとも参考になる文献だと思われます。しかし、立項者はこの文献を無視して、ダイクストラによる1次資料やミルズによる1次資料を独自に解釈して記事を書いています。「内容はDijkstra流とはほとんど無関係」ということがはっきりと分かっているのにも関わらず、これを無視してダイクストラの話ばかりで記事を書いていることは、以前に除去されたダイクストラに関する誤った記述の発表の場にしたいがためにわざとやっているように感じます。

著作権の問題ですが、初版から一貫してミルズの構造化プログラミングについて本文に書かれておらず、申し訳程度に

IBMのハーラン・ミルズは、上記ダイクストラの構造化プログラミングの考え方を単純に要約するために、ソフトウェアの問題を制御フローの問題と同一視した上で、「~書籍の引用部分は省略~」とダイクストラの構造化プログラミングを解釈し、さらにミルズ独自の要素も加えたソフトウェア開発技法を提唱した。このミルズが中心となって要約・発展させたソフトウェア開発技法をミルズの構造化プログラミング(Mills' structured programming)と呼ぶ。

という記述があるだけです。この文章では「ミルズの内容について説明を書かないので詳しくは引用部分を読んでください」という記述がなされており、「引用部分とそれ以外の部分の「主従関係」が明確であること」という著作権法上認められる引用の条件が満たされていません。また、引用しなくとも自分の言葉で記述できる内容であり、「引用を行う「必然性」があること」も満たされていません。ミルズの構造化プログラミングについて書く気がないので、既存の文章からコピペですませたという内容だと思います。この点からもやはり独自研究の発表の場として利用しているのではないかと思っています。

これらの問題を除去したとしても、もともとミルズの構造化プログラミングについてほとんど触れられていないことから、ほぼ空白の記事となってしまうため削除を希望します。