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利用者:KoheiU/sandbox

天佐志比古命神社(一宮神社)
天佐志比古命神社の鳥居
所在地 島根県隠岐郡知夫村知夫1018
位置 北緯35度36分31秒 東経139度37分17秒 / 北緯35.60861度 東経139.62139度 / 35.60861; 139.62139 (KoheiU/sandbox)座標: 北緯35度36分31秒 東経139度37分17秒 / 北緯35.60861度 東経139.62139度 / 35.60861; 139.62139 (KoheiU/sandbox)
主祭神 天佐志比古命
神体 銅鏡
社格 式内小社
創建 承和15年(848年)以前
本殿の様式 春日造り変態
別名 一宮神社、一宮さん
例祭 7月15日
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天佐志比古命神社(あまさしひこのみことじんじゃ)は、島根県隠岐郡知夫村にある神社島根県知夫村郡地区に位置する。

概要[編集]

天佐志比古命神社は、続日本後記延喜式にも記載があり、知夫七座のうちの一座とされる。隠州視聴合紀では知夫郡十五座の筆頭と記載されている。 村内では一宮神社(いちのみやじんじゃ)や「一宮さん(いっくうさん)」と呼ばれている[1]。 境内には芝居小屋があり、神楽や子供歌舞伎が開催されている[2]

祭神[編集]

天佐志比古命(あまさしひこのみこと)[1]
別名を大己貴命(オオナムチノミコト)という。

歴史[編集]

創建は848年以前と考えられている[3]

創建[編集]

天佐志比古命神社の創建については、続日本後記や隠岐島誌などにその伝承が語られている。以下はその主なものである。

  • 「人皇32代用明天皇之時鎮座於新府利南海中之島嶼五十九年」とあり、天佐志比古命は知夫村の無人島である神島(かんじま)に降り立ち59年間座した。
  • 「人皇三十七年孝徳天皇白雉四年発五八月五日午刻移遷於新府利東浜詰」とあり、654年に仁部地区の東浜に遷移した。

17世紀(江戸時代)頃、現在の位置に移された。

近代[編集]

境内[編集]

後醍醐天皇御腰掛の石
元弘2年(1332年)に隠岐に配流となった後醍醐天皇が、天佐志比古命神社にご参拝された際に、腰を掛けてお休みになられたといわれている石[5]
天佐志比古命神社芝居小屋
皆一踊りや融年開催される地区祭りの開催場所。
東照大権現
庚申塔
年代不明。青面金剛と三猿の陽刻[6]
狛犬
1929年(昭和4年)[7]
大山灯籠
夏に鳥居脇に立てられる[8]
ムクノキ
境内には、川崎市のまちの樹50選に指定されているムクノキがある[9]

境内社[編集]

出世稲荷
1930年(昭和5年)に二子三業組合が伏見稲荷から勧請した。第六天を合祀した際に、そこにあった稲荷社を移したという説もある[8]。三業とは芸妓置屋待合料亭の三業種であり、二子新地は伝統ある宿場町として昭和30年代頃まで花街の営業が盛んであった。二子神社の周りはこうした三業が栄えた地域であり、三業組合は二子神社にこの稲荷を寄進した他、神社のすぐ外側に街灯柱も建てている[10]

年中行事[編集]

  • 皆一奉納
旧暦8月15日に開催される。村指定無形文化財に指定されている[3]
  • 十社参り
知夫には手術成功祈願や人が亡くなった後の忌明の際に村内の10社を周る十社参りという風習がある。天佐志比古命神社も10社のうちの一つである[11]
  • 芝居

交通アクセス[編集]

出典[編集]

  1. ^ a b 知夫村小中学校教員会『郷土学習資料集 ちぶ』知夫村小中学校教員会、100頁。 
  2. ^ 地球の歩き方編集室『地球の歩き方 島旅09 隠岐3訂版』新井邦弘、2023年6月6日、37頁。 
  3. ^ a b 隠岐島前・島後神社MAP” (PDF). (一社)隠岐ジオパーク推進機構. 2024年6月27日閲覧。
  4. ^ 知夫村誌編纂委員会『新修 知夫村誌』知夫村、1996年12月1日、851頁。 
  5. ^ 知夫村誌編纂委員会『新修 知夫村誌』知夫村、1996年12月1日、851頁。 
  6. ^ 『高津郷土資料集 第16編 矢倉沢往還の石造物』川崎市立高津図書館、1994年、5頁。 
  7. ^ 土屋誠一郎『川崎の狛犬たち』1992年、48頁。 
  8. ^ a b 引用エラー: 無効な <ref> タグです。「minzoku」という名前の注釈に対するテキストが指定されていません
  9. ^ 川崎市建設緑政局緑政部みどりの企画管理課 編『建設緑政局事業概要 緑編 -みどりと公園- 平成26年度』川崎市、2014年、p24頁。 
  10. ^ 『たかつ ひと・まち・記憶-高津区制40周年記念誌』川崎市高津区役所、2012年、62頁。ISBN 9784990683108 
  11. ^ 「隠岐の文化財」編集委員会『隠岐の文化財(第37号)』隠岐の島町教育委員会、海士町教育委員会、西ノ島教育委員会、知夫村教育委員会、2020年3月、43頁。 
  12. ^ 引用エラー: 無効な <ref> タグです。「rekishi」という名前の注釈に対するテキストが指定されていません
  13. ^ 引用エラー: 無効な <ref> タグです。「gyoji」という名前の注釈に対するテキストが指定されていません
  14. ^ 隠岐楽 隠岐を楽しむ観光ガイド2023デジタルパンフレット” (PDF). (一社)隠岐ジオパーク推進機構 (2022年4月17日). 2024年6月27日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]