コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

利用者:M123ym/sandbox

村上あやめ(ムラカミ アヤメ)

[編集]

明治44年3月25日(1911年3月25日)- 平成21年(2009年3月30日午前3時30分死去)は、日本初の女性バスガイド(当時は少女車掌と呼ばれていた)の一人。大分県玖珠郡玖珠町出身。

森高等女学校卒業後、17歳で亀の井バスに入社。

給料は1か月20円であり、当時では高給とされていた。

小説家である菊池寛の助言を受け、亀の井バスの設立者である油屋熊八が、若い車掌に名所の説明口上を練習させたことから女性バスガイドの誕生となった。

七五調という独特のリズムで語られる地獄めぐりの案内が、一躍人気になり当時倒産危機であった亀の井バスを救うことになる。

この七五調の温泉案内はレコードになり多くの人々の手に渡り、人気を博した。

地獄めぐりの案内文は、当時、作家志望で親類先の薬師寺知朧に頼んだ。

薬師寺知朧は後に亀の井バスの専務に就任する。

顕彰 

[編集]

別府市特別功労表彰(平成10年)

別府市市制施行八十周年記念表彰(平成16年)

参考文献 

[編集]

・村上英夫『小説 油屋熊八』

・編集発行 別府市『別府市誌』第1巻

大分県 人物・人材情報リスト2017