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meviy(メヴィー)は、株式会社ミスミグループ本社(ミスミグループほんしゃ、: MISUMI Group Inc.)が提供する部品調達プラットフォーム2020年において、オンライン機械部品調達サービス国内シェアNo.1を獲得した。[1]


概要

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板金部品や切削加工品などの機械部品設備部品を受注生産するデジタルサービス。ユーザーが設計データ(3D CADデータ)をクラウドアップロードするとAI が即時に価格と納期を表示する。注文後は製造プログラムの自動生成によりすぐに工場での加工がスタートされ、最短即日で出荷される。これにより、これまで通常数週間かかるとされてきた部品調達の時間が90%以上短縮される。

ブラウザのみで利用可能で、ソフトウェアなどのインストールの必要もない。ユーザーは24時間365日インターネット環境があればどこからでもアクセス可能。利用にはミスミ会員ID(無料)が必要。

部品の用途別にFAメカニカル部品(Factory Automation)、ラピッドプロトタイピング(Rapid Prototype)、金型部品(Die & Mold)の3つのメニューがある。

FAメカニカル部品(Factory Automation)

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板金部品から切削プレートまで幅広いファクトリーオートメーション装置部品を手配できる。

ラピッドプロトタイピング(Rapid Prototype)

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製品同等の素材・形状でプロトタイプの製作が可能。試作品がそのまま完成品になる。

金型部品(Die & Mold)

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ピン、断熱板、スプルーブシュなど金型部品19種の製作が可能。ミスミ標準カタログ部品にワイヤーマシニング放電などの追加工を行うことができる。

機能的特徴

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AI自動見積もり(AI pricing)

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独自開発したAIアルゴリズムが設計データの形状を解析し製造工程を算出。価格と納期を自動で算出する。ユーザーはブラウザ上で加工方法やミクロン単位での精度設定が可能。設定情報が変更されると最新の価格と納期の結果がすぐに算出されて表示される。

デジタルものづくり(digital manufacturing)

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設計データ(3D CADデータ)から工作機械を動作させるプログラムを自動で生成、自動で製造を行うmeviyの独自システム

沿革

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受賞歴

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  • 2015年
  • 2019年
    • 経済産業省・厚生労働省・文部科学省発行「2019年版ものづくり白書」掲載『顧客の新たなニーズに対応したサービス提供型のビジネスモデルを確立している代表事例』[5]
    • 「CEATEC AWARD 2019」スマートX部門グランプリ[6]
    • 「情報化促進貢献個人等表彰」経済産業大臣賞[7]
  • 2020年
    • 「第62回十大新製品賞」本賞[8]
    • 「第49回日本産業技術大賞」文部科学大臣賞[9]
    • 「Impress DX Awards 2019」アプリケーション部門グランプリ[10]
    • 「第3回日本サービス大賞」JETRO理事長賞[11]
    • 「第36回素形材産業技術賞」経済産業省製造産業局長賞[12]
    • オンライン機械部品調達サービス 国内シェアNo.1獲得 (株式会社テクノ・システム・リサーチ調べ)[1]
  • 2021年
    • 「第9回技術経営・イノベーション大賞」科学技術と経済の会会長賞[13]

脚注

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  1. ^ a b "オンライン機械部品調達サービスの市場規模、市場動向を発表" (PDF) (Press release). 株式会社テクノ・システム・リサーチ調査. 22 January 2021. 2021年2月18日閲覧
  2. ^ ミスミ「meviy(メヴィー)」始動 | MISUMI-VONA【ミスミ】”. MISUMI Corporation. 2021年2月18日閲覧。
  3. ^ 3D CADデータアップロードで即時見積もりと加工、最短即日出荷| meviy”. MISUMI Group Inc.. 2021年2月18日閲覧。
  4. ^ 3DCADで部品手配する為のもの作り基盤 [meviy (メヴィー)]”. 公益財団法人日本デザイン振興会. 2021年2月18日閲覧。
  5. ^ 2019年版ものづくり白書(PDF版)”. 経済産業省. 2021年2月18日閲覧。
  6. ^ 部門賞 スマートX部門 | CEATEC AWARD 2019”. CEATEC 2019. 2021年2月18日閲覧。
  7. ^ 令和元年度「情報化促進貢献個人等表彰」を決定しました”. 経済産業省. 2021年2月18日閲覧。
  8. ^ 十大新製品賞 過去の受賞製品 第61回~”. 日刊工業新聞社. 2021年2月18日閲覧。
  9. ^ 顕彰事業 日本産業技術大賞 過去の受賞 第41回~第49回”. 日刊工業新聞社. 2021年2月18日閲覧。
  10. ^ デジタルトランスフォーメーションのリーダは誰だ? Impress DX(デジタル変革)”. Awards 株式会社インプレス. 2021年2月18日閲覧。
  11. ^ 第3回 日本サービス大賞”. サービス産業生産性協議会(SPRING). 2021年2月18日閲覧。
  12. ^ 経済産業省本館ロビーにて「素形材産業技術賞」の展示を行います”. 経済産業省. 2021年2月18日閲覧。
  13. ^ 第9回 技術経営・イノベーション賞 決定 |”. 一般社団法人 科学技術と経済の会. 2021年2月18日閲覧。

外部リンク

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