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利用者:MSEU/sandbox

登場キャラクター[編集]

ヨルハ部隊[編集]

ヨルハ二号B型
声 - 石川由依 / キラ・バックランド英語版
通称「2B(トゥービー)」。全高(ヒール含む)168cm 、体重148.8kg[1]。戦闘タイプのヨルハ機体。剣戟による近接攻撃を得意としているが、ポッドによる遠距離攻撃も扱える。
冷静沈着な性格の持ち主であり、またヨルハ部隊の規律もあってかあまり感情を表に出そうとはしない。そのため一見冷たいようにも見えるが、仲間に対しては配慮や思いやりを持って接している。複数の敵を前にしても「倒せばいい」と言うだけなど、9Sに言わせれば少々大雑把なところもある。
9Sのことは彼自身にそう示さないだけで非常に大切に思っており、どんな時でも彼の身を案じていた。また9Sに関わることではその感情を露わにする傾向にあり、9Sに危害を加えたアダムに対して激昂する場面もあった。
ヨルハ九号S型
声 - 花江夏樹 / カイル・マカフリー英語版
通称「9S(ナインエス)」。全高(ブーツ含む)160cm 、体重129.9kg[2]。最新型のスキャナータイプであり、調査・ハッキングを得意としている。作中では2Bのメンテナンスも担当していた。
性格は2Bに比べてやや子供っぽく好奇心旺盛な点があり、言葉遣いに時折それが現れている。また敵である機械生命体のことは自分たちアンドロイドに比べてはるかに劣った存在だと考えており、彼らのことを見下し、嘲るような言動を見せることも多い。
2Bと行動を共にする以前は単独行動での任務が多かったため、誰かと共に任務に当たる・行動できるということを喜ばしく感じている。そのこともあってか2Bに対しては非常に大きな親愛の情を抱いており、「ナインズ」という愛称で呼んでくれないかと度々提案している。しかし2Bの反応は芳しくなく、そのことについて小さく不満を漏らしている。
ヨルハA型二号
声 - 諏訪彩花 / シェラミー・リー
通称「A2(エートゥー)」。アタッカー二号、または単に二号と呼ばれることも。全高(ヒール含む)168cm 、体重139.2kg[3]。ヨルハ機体のプロトタイプで近接戦闘に特化したモデル。「B(バーサーカー)モード」という機能を有している。
かつて「真珠湾降下作戦」に参加し、その中で生き残った唯一のヨルハ部隊員。しかし作戦終了後に部隊へと帰還しなかったため、現在は脱走兵として指名手配されている。また二号タイプのモデルとなった機体でもあり、2Bとは容姿が酷似している。口数が少なく粗野な言動も目立つが、かつては協調性を重視する真面目な性格をしていた。
服のように見える黒い部分の大半は外装が剥がれて剥き出しになった素体であり、他のヨルハ機体と違って衣服をほとんど身にまとっていない。
ポッド042
声 - 安元洋貴 / D.C.ダグラス英語版
2Bを随行支援するサポートユニット。カラーリングは白を基調としている。全高(突起含む)74.8483cm 、体重36kg[4]
ポッド達は支援対象への助言やナビゲーション、そして遠距離攻撃を受け持つことでこれを支援する。助言は作戦や戦闘に関わらないことにも行われ、対象の意図を汲んで先回りして答えることもある。
また発言の量や内容は対象と状況によって適時変化するようで、2Bが一人になった際は「自発的発言を増やすため」として多く話しかけた。なおA2に対しては「理解力に疑問がある」などと発言し、やや従順とは言えない態度を見せる。
ポッド153
声 - あきやまかおる / アディ・トロット英語版
9Sを随行支援するサポートユニット。カラーリングは黒を基調としている。全高(突起含む)74.8483cm 、体重36kg[5]
ポッド042と比べると余計な発言をしない傾向にあるが、支援対象である9Sのバイタルや精神状態をチェック、助言する様からは、彼のことを心配しているようにうかがえる。
ヨルハ部隊司令官[注釈 1]
声 - 加納千秋 / 不明
ヨルハ部隊の司令官にしてバンカーの長官。全高(髪飾り含む)175cm 、体重166.8kg[6]。任務の傍ら2Bと9Sのことは常に気にかけている。指導者として凛とした振る舞いをしているものの、私生活はずぼらで、自身のボディチェックなどを碌にしようとしない、と6Oから指摘されている。
A2とは過去の作戦で起きたとある事件から深い因縁を持っている。色白の肌と金髪の持ち主で、白を基調とした服に指揮棒を身に着けている。
オペレーター6O(シックスオー)
声 - 磯部恵子 / カサンドラ・リー・モリス英語版
2Bを担当しているオペレーター。全高(ヒール含む)167cm 、体重145.5kg[7]。2Bに対して任務中でも他愛のない世間話をするなど、年頃の少女を思わせる純粋で明るい性格をしている。
オペレーターモデルのため地球に降りることはできないが、地上に対する憧れと、自然や植物に対する強い関心を持っている。また恋愛についても興味があるようで、その相談のようなものを2Bにすることもある。
オペレーター21O(トゥ・ワン・オー)
声 - 初美メアリ / コナー・ケリー英語版
9Sを担当しているオペレーター。全高(ヒール含む)167cm 、体重145.5kg[8]。9Sからの会話を「任務中の私語は禁止」と取り合おうとしなかったり、褒め言葉に対しても「お世辞は結構」として軽くあしらうなど、同僚である6Oと比べると冷静かつ真面目な性格をしている。しかしその心には孤独を抱え、「家族」というものに憧れを持っていた。そのためか、9Sに対して姉のような態度を見せることがある。

機械生命体[編集]

アダム
声 - 浪川大輔 / グレッグ・チャン英語版
青年の姿をした機械生命体。全高188cm 、体重228.6kg[9]。冷静かつ知的であり、高い学習能力を持つ。同時に何かに対する激しい憎悪[注釈 2]と「死」と「人間」に対する強い興味を持っており、それらを理解するためならば手段を選ばない。人類への興味からか意図的に彼らを模倣するような行為をしており、過去の文献から得た知識を元に衣服の着用や読書を行うようにしている。
イヴ
声 - 鈴木達央 / レイ・チェイス英語版
アダムの双子の弟とされる機械生命体。全高188cm 、体重228.6kg[11]。アダムのことを深く慕っている。やや短気な性格をしており、同時にどこか幼い一面も持つ。その幼さ故か根は素直かつ純真であり、兄と穏やかに過ごすことのみを切望していた。
左腕にある入れ墨のような紋様が特徴。これは人類の模倣行為として入れる(表示する)ようにアダムに言い付けられたものである[12]。通常時は左腕のみに表示されているが、感情の昂りに合わせて左半身まで侵食していく。半身を全て侵食した状態になると、胸のあたりに『ドラッグオンドラグーン』シリーズに登場する団体、「天使の教会」のシンボル「三つ目の天使」を思わせるマークが現れる。
パスカル
声 - 悠木碧 / アレクシ・ティプトン英語版
平和主義を貫く機械生命体。全高250cm 、体重360.1kg[13]。人類や機械生命体の歴史に関心を持っており、人類が残した哲学書を読んでいることもある。かつては戦場にも出ていたが、味方の死に慣れていくことに恐怖を感じたことから戦いを放棄。現在はネットワークとの接続も断ち、同じような考えを持った機械生命体たちからなる村の長を務めている。アンドロイドに対しても友好的で、アネモネのレジスタンスキャンプとは細工物の製作や物々交換での交易を行っている。
なお、パスカル役に悠木を採用したのはゲームデザイナーである田浦が悠木のファンだったことが起因している[14]
ボーヴォワール
声 - 川渕かおり[注釈 3] / エリン・フィッツジェラルド
遊園地廃墟に居た歌う機械生命体。「歌姫」とも。ある機械生命体のことを想い、彼に好かれるためにと美しさを求めていた。その結果として他の機械生命体やアンドロイドを捕食するという凶行に及ぶ。
なお、ボーヴォワールのみ欧米版では名前が変更され「Simone」(シモーヌ)となっているが、これは著作権に配慮しての変更である[注釈 4]
赤い少女/ターミナル
声 - 中田譲治 / ダリン・デ・ポール英語版
9SやA2の前にたびたび姿を現す、赤い服を着た黒髪の少女。全高 、体重は不明[17]。作中では様々な名称で表記されているが[注釈 5]、「ターミナル」が正式名称だとされている[注釈 6]
機械生命体のネットワークを統括・指揮していた「概念人格」を名乗る存在。物体や生物ではなく情報や意識そのものに親しい存在であり、その体は投影されたホログラムで描写されており実体はない。

アンドロイド[編集]

デボル / ポポル
声 - 白石涼子 / クラウディア・レンツ英語版
2人組の旧型アンドロイドで、治療・メンテナンスに特化したモデル。全高(デボル。ブーツ含む)173cm 、体重159.6kg[18]、全高(ポポル。ブーツ含む)173cm 、体重163.2kg[19]。アネモネのレジスタンスキャンプに住んでおり、様々な雑用を任されている。
2人とも赤髪に白い花飾りを付けているのが特徴で、デボルはさばさばとした、ポポルはやや大人しい性格をしている。またアンドロイドとしては珍しく飲酒が可能なモデルであり、デボルは酔うと著しく口調が変わる。
過去に自分達の同型機[注釈 7]が暴走・大事故を起こしたことがあり、この件について二人は強い贖罪の意識を持っている。そのため事故のことを知る一部のアンドロイドらから邪険に扱われても、それを罰として甘んじて受け入れてしまっている。
アネモネ
声 - 初美メアリ / エリカ・リンドベック英語版
地上のレジスタンス部隊のリーダーを務める女性型アンドロイド。全高(ブーツ含む)174cm 、体重161.4kg[20]。リーダーに相応しいしっかりとした性格で、仲間想いな面を持つ。2Bや9Sには協力的で、機械生命体であるパスカル達とも協力関係にある。過去には「真珠湾降下作戦」にてA2と共闘していたこともあり、再会した彼女へのサポートも行う。
ジャッカス
声 - 川渕かおり / アマンダ・ミラー英語版
砂漠付近のキャンプを拠点にして活動している女性型アンドロイド。全高172cm 、体重169.4kg[21]。爆弾の製作技術に長けており、多くのことを爆破で解決しようとする節がある。アンドロイドについての研究をしているようで、2Bたちにデータ収集の手伝いを頼むことも。しかし依頼してくる実験の中には死に至る危険性が有るものもある。
なお本編中ではそのような描写や記述は見受けられないが、設定資料集によると彼女も「真珠湾降下作戦」に参加していたとされている[22]。また、本編中でバンカー崩壊後に話しかけると「ホワイト」の名前を口にする場面がある。

その他[編集]

エミール
声 - 門脇舞以 / ジュリー・アン・テイラー英語版
頭蓋骨のような球体状の頭部を持つ謎の生命体。全高 、体重は可変[23]。『ニーア ゲシュタルト/レプリカント』に登場した少年「エミール(実験兵器7号)」がエイリアンに対抗するために生み出した自己増殖体の一つ。
時間の経過と自己複製の際の自我の薄まりにより記憶の多くを失っている。頭部のみの状態でも長時間の活動が可能であり、現在の体はオート3輪に有り合わせのパーツを付けたもので構成されている。なおその形態を活かして行商も行っているが、呼び込みの際に掛けている大音響の歌が騒音であるとしてレジスタンスキャンプでは苦情が挙げられている。
他のキャラクターとは違いビジュアルの全体像は公表されておらず、公式サイトでもモザイクがかけられている状態での掲載となっている。

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ パッケージ版封入の「人類防衛新聞」には「ヨルハ部隊ホワイト司令官」と記載されている。また、バンカー崩壊後にジャッカスに話しかけると、彼女が「ホワイト」の名を口にする。
  2. ^ 『小説 NieR:Automata 長イ話』では、「自分たちを生み出しただけで、導くことはしてくれなかった創造主」に対しての憎悪であると書かれている[10]
  3. ^ 川渕は2BとA2のモーションアクターも兼任している[15]
  4. ^ 『PAX East 2017』にて、ディレクターのヨコオが「欧米版と日本版では、あるキャラクターの名前が著作権に抵触したために異なっている」と述べている[16]
  5. ^ ゲーム内アーカイブ「機械生命体研究報告書」では「N2」、エンドロールでは「Terminal α / Terminal β」と書かれている。
  6. ^ ゲーム内に収録されている個体データ「赤い少女」より。
  7. ^ 『ニーア ゲシュタルト/レプリカント』に登場したデボルとポポル。

出典[編集]

  1. ^ NieR:Automata Strategy Guide ニーア オートマタ 攻略設定資料集 ≪第243次降下作戦指令書≫、011頁、出版社: KADOKAWA (2017/4/28)
  2. ^ NieR:Automata Strategy Guide ニーア オートマタ 攻略設定資料集 ≪第243次降下作戦指令書≫、013頁、出版社: KADOKAWA (2017/4/28)
  3. ^ NieR:Automata Strategy Guide ニーア オートマタ 攻略設定資料集 ≪第243次降下作戦指令書≫、021頁、出版社: KADOKAWA (2017/4/28)
  4. ^ NieR:Automata Strategy Guide ニーア オートマタ 攻略設定資料集 ≪第243次降下作戦指令書≫、020頁、出版社: KADOKAWA (2017/4/28)
  5. ^ NieR:Automata Strategy Guide ニーア オートマタ 攻略設定資料集 ≪第243次降下作戦指令書≫、020頁、出版社: KADOKAWA (2017/4/28)
  6. ^ NieR:Automata Strategy Guide ニーア オートマタ 攻略設定資料集 ≪第243次降下作戦指令書≫、018頁、出版社: KADOKAWA (2017/4/28)
  7. ^ NieR:Automata Strategy Guide ニーア オートマタ 攻略設定資料集 ≪第243次降下作戦指令書≫、019頁、出版社: KADOKAWA (2017/4/28)
  8. ^ NieR:Automata Strategy Guide ニーア オートマタ 攻略設定資料集 ≪第243次降下作戦指令書≫、019頁、出版社: KADOKAWA (2017/4/28)
  9. ^ NieR:Automata Strategy Guide ニーア オートマタ 攻略設定資料集 ≪第243次降下作戦指令書≫、015頁、出版社: KADOKAWA (2017/4/28)
  10. ^ 映島巡『小説 NieR:Automata 長イ話』株式会社スクウェア・エニックス、2017年、028頁。ISBN 978-4-7575-5436-8 
  11. ^ NieR:Automata Strategy Guide ニーア オートマタ 攻略設定資料集 ≪第243次降下作戦指令書≫、017頁、出版社: KADOKAWA (2017/4/28)
  12. ^ 『NieR:Automata Strategy Guide ニーア オートマタ 攻略設定資料集 ≪第243次降下作戦指令書≫』287頁。
  13. ^ NieR:Automata Strategy Guide ニーア オートマタ 攻略設定資料集 ≪第243次降下作戦指令書≫、017頁、出版社: KADOKAWA (2017/4/28)
  14. ^ 杉原貴宏 (2016年9月17日). “『NieR:Automata』新キャラ&アクションが苦手な人向けのオートモード解説、そしてエミールが……【TGS 2016】”. ファミ通.com. 2016年9月18日閲覧。
  15. ^ 加東岳史 (2017年8月3日). “『NieR:Automata』を彩ったモーションアクターの存在 川渕かおり・ヨコオタロウに制作秘話を聞く”. SPICE. p. 01. 2018年3月12日閲覧。
  16. ^ PAX East 2017 Panel - NieR: Automata & FFXV: Episode Gladiolus”. SquareEnixPresents. 2017年3月15日閲覧。
  17. ^ NieR:Automata Strategy Guide ニーア オートマタ 攻略設定資料集 ≪第243次降下作戦指令書≫、025頁、出版社: KADOKAWA (2017/4/28)
  18. ^ NieR:Automata Strategy Guide ニーア オートマタ 攻略設定資料集 ≪第243次降下作戦指令書≫、024頁、出版社: KADOKAWA (2017/4/28)
  19. ^ NieR:Automata Strategy Guide ニーア オートマタ 攻略設定資料集 ≪第243次降下作戦指令書≫、024頁、出版社: KADOKAWA (2017/4/28)
  20. ^ NieR:Automata Strategy Guide ニーア オートマタ 攻略設定資料集 ≪第243次降下作戦指令書≫、023頁、出版社: KADOKAWA (2017/4/28)
  21. ^ NieR:Automata Strategy Guide ニーア オートマタ 攻略設定資料集 ≪第243次降下作戦指令書≫、023頁、出版社: KADOKAWA (2017/4/28)
  22. ^ 電撃オンライン編集部『NieR:Automata Strategy Guide ニーア オートマタ 攻略設定資料集 ≪第243次降下作戦指令書≫』株式会社KADOKAWA、2017年、023頁。ISBN 978-4-04-892820-5 
  23. ^ NieR:Automata Strategy Guide ニーア オートマタ 攻略設定資料集 ≪第243次降下作戦指令書≫、017頁、出版社: KADOKAWA (2017/4/28)