利用者:Mikouma/仮面ライダーディケイドあらすじ改稿

あらすじ[編集]

光 夏海は、無数の仮面ライダーが、1人の標的=ディケイドに総攻撃を仕掛けて全滅するという夢を繰り返し見てはうなされていた。現実に戻れば家業の「光写真館」に居候している青年、門矢 士がきちんと写真を撮らないと客から苦情を受け、謝罪と士への説教をする毎日。

ある日、世界のあちこちで謎のオーロラとともに無数の怪人が現れ、人々を襲い始める。夏海と離れ離れになった士は謎の青年・紅渡と接触し、自分がディケイドと呼ばれる仮面ライダーであることを知らされる。夏海と合流した士は、彼女が見つけたバックルで仮面ライダーディケイドに変身して怪人たちを倒すが、世界の崩壊は止まらない。

士は再び現れた渡により、それぞれの仮面ライダーが戦う9つの並行世界が1つに融合し、最終的に崩壊しようとしているということと、それを防ぐために、士は9つのライダー世界を旅する使命を課せられた存在だということを告げられる。こうして士は自分の写せる世界を探すために、また夏海は夢で見たディケイドへの不安から、異世界への旅に出ることを決意する。

夏海の祖父の栄次郎と共に、9つのライダー世界を旅する士と夏海。「クウガの世界」の仮面ライダークウガ=小野寺 ユウスケや「キバの世界」のキバーラが仲間に加わる一方、士を知っているらしい青年・仮面ライダーディエンド=海東 大樹や、謎の男・鳴滝は、ディケイドを「破壊者」と呼び、時に士を襲ってくる。そんな中、士はそれぞれのライダー世界の仮面ライダーたちと心を通わせ、ディケイドの力の源であるライダーカードも増えていった。しかし、士の記憶は元に戻らないままだ。

9つのライダー世界を巡り終えた一行は、「夏海の世界」に良く似た「ネガの世界」へと足を踏み入れる。世界は「夏海の世界」と9つのライダー世界だけではなかったのだ。想定外に面食らいながらも、いくつもの世界を巡る旅を続ける一行は、すべての世界を征服しようとする組織・大ショッカーとの戦いを余儀なくされる。戦いと旅の中、渡の予言通り、世界は融合を始める。大ショッカーの幹部・アポロガイストにより加速させられた世界の融合により、「ライダー大戦の世界」が誕生。大ショッカーに騙された複数の世界のライダーたちが、各々の世界を守るため、互いに戦い合う。

戦いと世界の融合を止めるため、そして攫われた夏海を助けるため、士はアポロガイストに戦いを挑む。やがて、再び結束し合えた仲間たちと共にアポロガイストを倒すが、世界の融合の影響を受け、9つのライダー世界のライダーたちは、次々に消滅していった。アポロガイストは世界の融合を速めただけであり、融合の原因はディケイドこそにある。そう説明する渡は、仲間のライダーたちと共に士を襲う。巻き込まれ、死亡したユウスケも、正義の心を失った状態で蘇生させられ、四面楚歌となるディケイドに銃を向けたディエンドが、その引き金を引く。戦場に夏海の叫びが木霊し、物語の幕は、一度閉じられた。