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カルチュラル・ジャパンは、2020年8月1日に開設された、世界各地の日本文化関連データを収集して検索・利活用機能を提供するサイトである。
カルチュラル・ジャパン | |
---|---|
URL | |
https://cultural.jp/ | |
タイプ | 分野横断型統合ポータル |
分野 | 日本文化関連 |
使用言語 | 日本語・英語 |
項目数 | 100万件 |
閲覧 | 無料 |
設立 | 2020-08-01 |
現状 | 運営中 |
概要
[編集]世界中の美術館、博物館、図書館などで公開されている日本文化に関連する情報を集約して、ジャパンサーチ利活用スキーマに基づくRDFデータを生成し、それに基づく検索・利活用機能を提供する。データはSPARQLエンドポイントの他、Elasticsearchを用いた検索アプリケーションを通して利用できる。
データソースは、各美術館・博物館・図書館やヨーロピアナ、DPLAなどのポータルが提供する、オープンデータセットもしくはAPIから取得した日本関連データを基本とする。さらにオープンライセンスで公開されるIIIFマニフェストから抽出したメタデータ、およびジャパンサーチから取得した一部のRDFデータを加え、開設時点で国内外600弱の機関からの、約100万アイテムの情報を収録している[1][2][3]。
検索アプリケーションでは、自由キーワード検索の他、基本区分、作者、年代、地域、所蔵館などさまざまなファセットによる絞り込みが可能。また詳細画面では、動的生成を含むIIIFマニフェストが提供され、また類似タイトル、類似画像を持つアイテムが示される。また検索結果のリストをIIIFコレクションとしてエクスポートできる。
応用アプリケーションとして、IIIFマニフェストを蓄積していくIIIF Pocket、IIIFコレクションを利用して独自の3Dミュージアムを構築できるセルフ・ミュージアムなどが提供される。
脚注
[編集]- ^ “美術品100万件、電子公開へ 個人美術館を作る機能も”. 朝日新聞. (2020年8月1日)
- ^ “Cultural Japan and IIIF Integration”. 2020年10月12日閲覧。
- ^ “世界の日本美術を集約したデジタルアーカイブ”. 東洋経済オンライン. (2020年9月12日)
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- Cultural Japan (カルチュラル・ジャパン) - 公式サイト(検索アプリケーション)
- Snorql for Cultural Japan - ブラウザ向けSPARQLインターフェイス
- Cultural Japan SPARQL endpoint - アプリケーション向けSPARQLエンドポイント
- Self Museum (セルフ・ミュージアム)
- 利活用スキーマ概説 - ジャパンサーチ