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Ib(イヴ)とは2012年2月27日に公開されたRPGツクール2000製のフリーゲームである。
制作者はkouri氏。 2014年11月現在はv1.07まで発表されている。(v1.06以前をプレイするにはRPGツクール2000のRTPをインストールする必要がある。)
青鬼、ゆめにっきに続いてフリーホラーゲームジャンル人気の火付け役の一端を担う。
概要
[編集]美術館が舞台のホラーチックな探索型アドベンチャーゲーム。
主人公が迷い込んだ美術館の中の世界から、脱出するために様々な謎解きをして物語を進めていく。
エンディングは全7種(v1.07時点)のマルチエンディング制で、ゲーム内の行動によって分岐する。
戦闘やアクションはなく、攻略難易度は低めである。公式サイトに攻略のヒントがあるため、謎解きが苦手でも遊びやすいものになっている。
美術作品や会話イベント隅々まで調べ尽くすことができ、やり込み要素が豊富である。v1.04以降は2週目に登場する作品のギャラリーが追加され、より周回プレイを楽しむことができるようになった。
そのストーリー性、魅力的なキャラクター、印象深いエンディングにより、ゲーム公開当初から爆発的に知名度が上がり、飛躍的にダウンロード数を伸ばした。[1][2]また、二次創作や動画投稿も盛んに行われている。[3][4]
有志による他国語翻訳バージョンが存在している。(ドイツ語、ロシア語、英語、中国語(簡体字、繁体字)、韓国語)
※公式サイトで紹介されているがリンクはされていない。
ストーリー
[編集]両親と美術館に訪れた少女のイヴ。
色々な作品を観ていたイヴだが、ふと気がつくとひとりぼっちになっていた。
誰かいないか探し回っていると、美術館に異変が…… (公式サイトより引用)
システム
[編集]謎の世界では主人公たちの心が一輪の薔薇として具現化されており、この薔薇が散ってしまうと命が尽きる。
花びらの枚数がHPの役割を果たす。すべて散るとゲームオーバーになってしまう。 水の入った花瓶に薔薇を活けると回復することができる。セーブ箇所が固定されており、ノートとペンを調べなければセーブができない。
二次創作・動画投稿について
[編集]作者から二次創作・動画投稿が公認されており、その際のガイドラインが設定されている。
この規定に反する行為がみられた場合、それ以降の二次創作・動画投稿の一切を禁止する可能性がある。また、最悪の場合は作品の公開を停止することが明言されているので十分注意が必要である。
キャラクター
[編集]この項目には深刻なネタバレが含まれます。ゲーム未プレイの方はご注意ください。
メインキャラクター
[編集]
- ギャリー (Garry)
- 不思議な世界の中で出会う男性。オネエ言葉を話す。紫色の髪に三白眼。髪で左目が隠れている。ボロボロのコートを着ている。
- 青い服の女に薔薇を奪われて瀕死の状態のところをイヴに助けられ、行動を共にする。幼いイヴの代わりに漢字を読んでくれたり、重いものを動かしてくれる。
- イヴ・メアリーと別行動の際にギャリーを操作することができる。大人であるため体力がある。(=薔薇の花びらの枚数が多い)
- 長年使用しているライターとレモン味のキャンディ、腕時計を所持している。腕時計の時間は美術館来たあたりで止まっている。
- コートについては元がボロボロのデザインなのを更に着古している。口調にあわせて性格もやや女性的であるが、それ以上のことはわからない。変なものに好かれやすい体質。[5]趣味は散歩と隠れ喫茶店発掘とされている。[6]
- 薔薇の色は青。
美術館の作品たち
[編集]- 謎の世界では美術館に展示されていた作品に加えて、本来展示されてないはずの作品も数多く登場する。
- この作品たちはイヴたちを謎の世界に留めるために自主的に行動しイヴたちを襲う。触れたり攻撃されると薔薇の花びらが散ってダメージを受ける。
- 当記事では、その中でも積極的に主人公を襲ってくる、ゲーム内での登場回数が多い一部作品を紹介する。
- 無個性
- 頭部がない黒いマネキンのような作品。女性型と男性型がいる。
- 歩いて襲ってきたり、扉の前に立って通路を塞いだりする。重たいのでイヴには、動かすことができない。
- 青い人形
- 青地に赤い目をしていて、髪の毛はボサボサ。大きさや服の色には様々な種類がある。普通の人が見たときに嫌悪感を抱く姿をしている。[5]
- 失敗作
- v1.04以降に追加されたダンジョンに登場する作品の一つ。
- 顔の部分が塗りつぶされており、真っすぐイヴ達を襲ってこないことから前が見えていないと思われる。扉を勝手に開けることができ、イヴ達を追ってくる。
脚注
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外部リンク
[編集]- モノクロームミュージアム(kouri氏の個人サイト)
- Ib(公式サイト)
- Vector(当ゲームのダウンロードサイト)
- Ib 美しくも怪しげな美術館を舞台にした脱出ホラーアドベンチャーゲーム(Vector新着ソフトレビュー 2012年4月20日)
- 狂気に満ちた美術館からの脱出――その先にある感動。口コミで広まったフリーゲーム『Ib』の人気の秘密に迫る(ファミ通.com 2012年6月11日)