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利用者:Morning owl/sandbox

CAT
開発元 SHIFT
初版 2015年06月18日
最新版
CAT4.15.0 / 2017年9月14日
プログラミング
言語
Java
サポート状況 提供中
種別 テスト管理システム,プロジェクト管理ソフトウェア
ライセンス 株式会社SHIFT
公式サイト https://www.catcloud.net/
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▶編集したいページの名称:「CAT (ソフトウェア )」

株式会社SHIFTが開発し提供するソフトウェアテスト管理ツール(TaaS)。2017年現在、クラウド版(SaaS)及びダウンロード版(オンプレミス)で提供されている。

概要[1][2]

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ソフトウェア開発チームの能力向上を目的に、ソフトウェアテスト専門会社が徹底的にこだわって開発した、ソフトウェアテストプラットフォーム。これまでExcelを中心に管理が行われきたテスト仕様書や障害情報・進捗状況などを、直感的かつリアルタイムに管理することで、製品品質の生産性を可視化、品質の向上を狙ったソフトウェアである。サポートブラウザは「Google ChromeMicrosoft Internet Explorer 11」で、サポートOSは「Windows 7Windows 8.1Windows 10」(2017年9月14日時点[2])。ユーザーライセンス制。

特徴[2]

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  • テスト管理 (ケース登録:Excel・CSV、ブラウザ上での編集機能)
  • 障害管理 (CAT標準もしくは各種BTSと連携:JIRA・Redmine・Backlog)
  • 進捗管理 (全体、テスト仕様書毎、環境毎、メンバー毎)
  • 分析機能 (項目:機能・環境・メンバー毎分析、信頼度成長曲線、バーンダウンチャート)

沿革[3][4]

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「CAT 4.10」リリース (2015/06/18)

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  • テストケース管理機能:ケースの追加、削除、コピー等、テスト仕様書の作成に必要な全操作
  • テスト実行機能:オンライン上で管理されたテストケースの実行
  • 障害管理機能:独自の障害管理機能を搭載し、開発者・管理者・テスターのやり取りを可視化。外部ツールとの連携もサポートしており、障害管理はJIRAやRedmineで、テスト管理は CAT という使い分けも可能
  • 進捗管理機能:テスト実行の進捗状況をリアルタイムで詳細把握。テストの予定を担当者、テスト仕様書ごとに入力でき、簡単に予定と実績の比較が可能
  • 分析機能:プロジェクトの品質状況やメンバーの生産性、不具合発見率等をリアルタイム把握

「CAT 4.11.1」リリース (2015/8/22)

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  • 主な修正・追加機能:ブラウザの複数タブでの表示サポート、各画面のURLブックマークサポート

「CAT 4.11.2」リリース (2015/11/14)

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  • 主な修正・追加機能:テスト仕様書の検索機能を強化、障害の一括更新機能の追加

「CAT 4.11.3」リリース (2015/12/15)

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  • 主な修正・追加機能:使用中のユーザー数などの分析、障害参照画面での編集、テスト予定のCSV入出力

「CAT 4.11.4」リリース (2015/6/6)

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  • 主な修正・追加機能:プロジェクトのコピー、プロジェクトメールのカスタマイズ、ユーザーの一括登録

「CAT 4.12.0」リリース (2015/6/6)

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  • 主な修正・追加機能:外部BTS連携の強化(Backlog連携・JIRA連携時の設定追加)、各種通知のSlackとの連携・メール送信形式の設定

「CAT 4.12.1」リリース (2015/6/28)

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  • 主な修正・追加機能:環境毎・仕様書毎の品質分析、各種グラフのダウンロード、外部BTSの処理機能の向上

「CAT 4.13.0」リリース (2016/9/12)

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  • 主な修正・追加機能:Excelファイルの直接取込、ケース管理画面を一新(操作性が向上)、各種グラフの外部共有

「CAT 4.13.1」リリース (2016/10/22)

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  • 主な修正・追加機能:クリップボードからの直接画像添付、プロジェクト管理の強化(グラフ付報告メール等)、障害管理のマイフィルタの更新

「CAT 4.14.0」リリース (2017/1/26)

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  • 主な修正・追加機能:版管理機能の追加、各種画面の高速化、検索ルールの統一

「CAT 4.14.1」リリース (2017/4/10)

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  • 主な修正・追加機能:ビルドバージョン管理機能の追加、分析機能に信頼度成熟曲線のグラフを追加、JIRAのサブタスクへの直接起票機能の追加

「CAT 4.14.2」リリース (2017/5/13)

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  • 主な修正・追加機能:ケース編集画面の操作性(ショートカットキーの見直しを含む)の改善、全体進捗の積上棒グラフにデータラベルを追加

「CAT 4.15.0」リリース (2017/9/13)

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  • 主な修正・追加機能:ダブルバーンダウンチャート(プロジェクト終了予測線)を追加、障害管理機能にワークフロー機能を追加、カラーテーマ機能の実装

製品名の由来[5]

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株式会社SHIFT代表の丹下が前職で3D CAD(Computer Aided Design)を扱っていた事に由来。設計図をコンピュータで扱うことで効率的かつ正確な意思伝達が実現できるため、工期の短縮・品質の向上には非常に重要であると認識。ソフトウェアテストにおいてもコンピュータで支援(Computer aided)することが工期及び品質の向上に重要であると考え、Computer Aided Testの頭文字をとってCATと命名した。

CAT検定[6][7][8]

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株式会社SHIFTが独自に開発した、テスト実行スキルを評価するための検定試験。合格率は6%。テスト業務に必要な能力を測定するための採用試験として、最適な人材の配置を徹底するために実施されている。検定時間は約30分程度で、時間の制約にとらわれず好きな時間に受験することができるのが特徴。「当り前のことを素早い動作でできること」「現象を誰にでもわかる言葉で表現できること」というテスト実行者になくてはならない能力を5段階で測ることができる。5段階評価で4以上の応募者のみを採用。

脚注

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  1. ^ 株式会社SHIFT「プレスリリース」:ソフトウェアテスト管理ツール「CAT」—最新版および10日間無料トライアルサービスを提供開始
  2. ^ a b c 株式会社SHIFT「プレスリリース」:【CAT】ソフトウェアテスト業務管理ツール「CAT4.15」アップデートのご報告
  3. ^ 株式会社SHIFT「プレスリリース」:業界初!ソフトウェアテスト専門会社がつくった「テスト管理ツール CAT」リリース
  4. ^ CAT製品ページ「製品情報」:マニュアル・アップデート履歴
  5. ^ ZDNet Japan「テストエンジニアが評価される時代にしたい--SHIFT丹下CEO - (page 2)
  6. ^ CAT検定とは?
  7. ^ 経済界「新たな価値観への シフトを目指すソフトウエアテストのプロ集団――SHIFT社長 丹下 大
  8. ^ 株式会社SHIFTサービスページ「「CAT検定」をリリースしました。

外部リンク

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