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第4回カンボジア国民議会選挙(だい4かいかんぼじあこくみんぎかいせんきょ)は、カンボジア王国立法府を構成する国民議会下院)の議員を全面改選するために2008年7月27日に行われた選挙である。

概要[編集]

国民議会議員の任期(5年)が満了したことに伴って行われた選挙で、11政党が名簿を提出し、123議席を争った。

  • 国民議会の定数:123議席
  • 議員の任期:5年
  • 選挙制度比例代表制(拘束名簿式)
  • 選挙区:24選挙区

選挙結果[編集]

党派別得票と議席数
党派(上:日本語、下:クメール語 得票数 % 議席数 改選前 ±
カンボジア人民党
Kanakpak Pracheachon Kâmpuchéa
3,492,374 58.11 90 73 +17
サム・ランシー党
Kanakpak Som Raeangsee
1,316,714 21.91 26 24 +2
人権党 397,816 6.62 3
ノロドム・ラナリット党 337,943 5.62 2
フンシンペック党 303,764 5.05 2 26 -24
その他の政党 465,430 2.69 0
合計 6,010,277 100.00 123

選挙の結果は9月2日に中央選挙管理委員会によって発表された。名簿を提出した政党のうち、5つの政党が議席を得たが、人民党が123議席中90議席を獲得し、圧勝した。選挙前に人民党と連立政権を組んでいたフンシンペック党は議席を大幅に減らし惨敗した。選挙後の9月25日に国民議会が召集され、フン・センを首相とする政府が人民党とフンシンペック、ノロドム・ラナリット党の賛成で承認され、ノロドム・シモハニ国王によって内閣の任命が行われた。

参考文献[編集]