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| 日向理恵子 （ひなたりえこ） | |
|---|---|
| 誕生 |
1984年 日本・兵庫県 |
| 職業 | 小説家 |
| 国籍 | 日本 |
| ジャンル | 児童文学 |
| 代表作 | 『雨ふる本屋』シリーズ 『火狩りの王』シリーズ |
日向理恵子(ひなたりえこ、1984年−)は日本の児童文学作家。兵庫県出身。日本児童文学者協会会員。
メディアミックス
[編集]ラジオドラマ
[編集]メモサンドボックス2017年12月９日
新装版などの表紙・挿絵
[編集]※全8巻(本編5巻+外伝3巻)を全4巻にまとめ、ハードカバーで刊行された新装版。
- シェーラ姫の冒険 愛蔵版(上、下) (村山早紀、童心社、2019年3月)
- 新シェーラ姫の冒険 愛蔵版(上、下) (村山早紀、童心社、2021年3月)
※「シェーラひめのぼうけん」全10巻を上下巻にまとめ、刊行された愛蔵版。表紙・口絵は新規描き下ろし。(なお旧版の表紙絵・挿絵は収録されていない。)上下セットはケース付き。「新シェーラひめのぼうけん」も同一[3]。
※日本語版発売20周年を記念し刊行された新装版[4]。
- 文庫版空色勾玉(荻原規子、徳間書店、2010年6月)
- 文庫版白鳥異伝(上、下)(荻原規子、徳間書店、2010年7月)
※2024年1月、荻原規子のデビュー35周年を記念し、文庫版上記3冊に佐竹のノベルズ版表紙イラストを使用した美麗全面帯巻が数量限定で発売[5]。
略歴
[編集]『火狩りの王」は児童文学だが幅広い年代から支持され、「ダ・ウィンチ」(2019年3月号)「今月のプラチナ本」選出[6][7]、「ダ・ウィンチ」(2020年1月号) BOOK OF THE YEAR 2019に29位にランクインする[8]など児童文学の枠におさまらない高い評価を得ている。 2020年11月にWOWOW『火狩りの王』アニメ化が発表され[9]、2022年1月には監督を西村純二、構成・脚本を押井守が担当することが発表された[10]。 11月22日には、KADOKAWAからハードカバー版に引き続き山田章博の挿画を収録し、新たに表紙を書き下ろした角川文庫版と[11]、静山社からアニメ版ビジュアルを使用し、巻末にはアニメーション設定資料を掲載したペガサス文庫版[12]の各一巻が同時発売された。2023年1月14日から第1シーズンが放送・配信され、(全10話)3月18日に第2シーズンの制作が発表された[13]。2024年1月14日から第2シーズンが放送・配信された[14]。(全10話)
2020年10月、日向を中心に兵庫県姫路市内の古書店主ら3名とフリーペーパー『かげ日なた』を創刊[15]。2021年4月の第3号よりメンバーが1人増え、2022年4月の第7号からは毎回変わるゲストメンバーも執筆。年4回発行で、兵庫県内の書店などで配布されている。2024年8月現在、16号まで発刊[16]。
人物
[編集]趣味は庭いじり、多肉植物・観葉植物の世話、万年筆。2児の母[17]。 仕事場はダイニングテーブル[18]。手書きと機械入力両方を駆使して執筆している[19]。『雨ふる本屋とうずまき天気』では手帳サイズのノートで執筆[17]、『ネバーブルーの伝説』では、ノートに全て手書きしたのち、テキストに打ち出し清書していった[19]。
幼少期からかわるがわる常に犬がおり、自身も犬を飼う愛犬家。『火狩りの王』に登場する狩り犬・「かなた」と「てまり」は日向の飼い犬がモデル[20]。また、作家名日向理恵子の「日向」は飼い犬の「ひなた」からあやかってつけた[20]。
作品リスト
[編集]- 星のラジオとネジマキ世界(2022年1月 PHP研究所)
- ネバーブルーの伝説(2023年7月 KADOKAWA )
すすめ！図書館くらぶシリーズ
[編集]- 旧校舎の黄金書(2011年2月 フォア文庫)
- 百獣の行進(2011年10月 フォア文庫)
- 雨夜の数え唄(2012年1月 フォア文庫)
- ふたりの魔女(2012年7月 フォア文庫)
- 明日のページ(2013年1月 フォア文庫)
火狩りの王シリーズ
[編集]ほるぷ出版版(ハードカバー)
- 火狩りの王〈一〉 春ノ火 (2018年12月 ほるぷ出版)
- 火狩りの王〈二〉 影ノ火(2019年5月 ほるぷ出版)
- 火狩りの王〈三〉 牙ノ火(2019年11月 ほるぷ出版)
- 火狩りの王〈四〉 星ノ火(2020年9月 ほるぷ出版)
- 火狩りの王〈外伝〉 野ノ日々(2021年12月 ほるぷ出版)
- 火狩りの王 〈一〉春ノ火(2022年11月 角川文庫)
- 火狩りの王 〈二〉影ノ火(2022年12月 角川文庫)
- 火狩りの王 〈三〉牙ノ火(2023年1月 角川文庫)
- 火狩りの王 〈四〉星ノ火(2023年2月 角川文庫)
- 火狩りの王 〈外伝〉野ノ日々(2023年3月 角川文庫)
静山社版
- 火狩りの王 春ノ火〈１－上〉(2022年11月 ペガサス文庫)
- 火狩りの王 春ノ火〈１－下〉(2022年11月 ペガサス文庫)
- 火狩りの王 影ノ火〈２－上〉(2023年1月 ペガサス文庫)
- 火狩りの王 影ノ火〈２－下〉(2023年1月 ペガサス文庫)
- 火狩りの王 牙ノ火〈３－上〉(2023年4月 ペガサス文庫)
- 火狩りの王 牙ノ火〈３－下〉(2023年4月 ペガサス文庫)
- 火狩りの王 星ノ火〈４－上〉(2023年6月 ペガサス文庫)
- 火狩りの王 星ノ火〈４－下〉(2023年6月 ペガサス文庫)
- 火狩りの王 野ノ日々〈外伝〉(2023年9月 ペガサス文庫)
エッセイ
[編集]ブログエッセイ連載〈狩りの日記〉(2020年8月4日〜10月6日)
脚注
[編集]外部リンク
[編集]- ^ “NHKオーディオドラマ 青春アドベンチャー放送済みの作品 2011年”. 2024年9月10日閲覧。
- ^ “NHKオーディオドラマ過去作品アーカイブ 青春アドベンチャー 砂漠の歌姫(再)”. 2024年9月10日閲覧。
- ^ “〈新刊図書〉あなたも、この冒険の仲間「愛蔵版 新シェーラ姫の冒険」”. 童心社. 2024年9月13日閲覧。
- ^ “佐竹美保さんの美しいイラストでハリーの冒険が蘇る！ 新装版「ハリー・ポッター」で、あの興奮をもう一度”. ダ・ヴィンチWeb. 2024年9月13日閲覧。
- ^ https://x.com/TokumaChildren/status/1746741434345193889 徳間書店児童書編集部の2024年1月15日0:49のポスト。
- ^ https://www.kadokawa.co.jp/topics/8617/
- ^ https://ddnavi.com/review/516237/a/
- ^ https://x.com/Hikarino_Ou/status/1204314107911913472/photo/1
- ^ https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000005688.000001355.html
- ^ https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000006430.000001355.html
- ^ https://www.kadokawa.co.jp/topics/8617/
- ^ https://www.sayzansha.com/book/b616045.html
- ^ https://hikarinoou-anime.com/news/20230318/
- ^ https://hikarinoou-anime.com/news/20231221-2/
- ^ “児童文学作家・日向理恵子さんら発行 無料季刊紙「かげ日なた」が第10号 多様なテーマ、思い伝える”. 神戸新聞NEXT. (2023年4月8日) 2024年8月14日閲覧。
- ^ https://www.instagram.com/ohisamayuubinsha/p/C9JmM2syi_s/
- ^ a b “『雨ふる本屋と雨もりの森』著者・日向理恵子さん インタビュー”. 童心社 (2018年6月18日). 2024年8月14日閲覧。
- ^ “ブックツリー ブックキュレーター日向理恵子”. honto. 2024年8月15日閲覧。
- ^ a b カドブン. “「火狩りの王」シリーズの日向理恵子が綴る、ペンとインクの冒険ファンタジー！ 『ネバーブルーの伝説』刊行記念 著者インタビュー”. 2024年8月15日閲覧。
- ^ a b “日向理恵子先生のブログエッセイ連載〈狩りの日記 〉2”. ほるぷ出版 (2020年8月15日). 2024年8月15日閲覧。