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利用者:Next49/sandbox

グラフ理論の形式的な定義の編集

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形式的な定義

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グラフ

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グラフGは、頂点[英 1](あるいは、[英 2]節点[英 3])の集合Vと順序を考慮しない頂点の対の集合Eの二つ組で構成される。

E の元を G[英 4]と呼ぶ。辺に向きを持たせたグラフを有向グラフ(後述)と呼ぶのに対し、向きを持たないグラフのことを無向グラフと呼ぶこともある。

上述のグラフの定義では、グラフ中の2頂点間を結ぶ辺の数は高々1本しか許されていない。また、同一の頂点を結ぶ辺(ループ[英 5])も許されていない。一方で、2頂点間を複数の辺(多重辺[英 6])で結ぶこと、および、ループを許すグラフの定義もある。そのようなグラフは以下の定義になる。ただし、以下の定義中のEは多重集合(族)とする。

1つ目の定義に基づくグラフをグラフと呼ぶ場合、2つ目の定義に基づくグラフを多重グラフ[英 7]と呼ぶ。2つ目の定義に基づくグラフをグラフと呼ぶ場合、1つ目の定義に基づくグラフを単純グラフ[英 8]と呼ぶ。

有向グラフ

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集合 V , E と、E(げん、要素)に、二つの V を元の対で対応させる写像

の三つ組

有向グラフという。V の元を G頂点[英 1]またはノード[英 3]E の元を G[英 4]または[英 9]と呼ぶ。

無向グラフ

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P(V) を V冪集合とする。E の元に V部分集合を対応させる写像

があって、E の任意の元 e の像が g(e) = {v1, v2} のようにちょうど二つの元の集合になっているとする。このとき、三つ組

無向グラフという[1]V の元を G の頂点、E の元を G の辺と呼ぶ。g の値が常にk > 2個の元の集合となっているとき、k-ハイパーグラフという。

E を最初からある集合の部分集合と考えれば、写像を用いずにグラフを定義することもできる:有向グラフでは、EV×V の部分集合、無向グラフでは、E を P(V) の部分集合で、二つの元の集合だけからなるものとすればよい。


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  1. ^ 無向グラフと有向グラフ