利用者:Omotecho/アフリカの日

アフリカの日 Africa Day
挙行者	アフリカ連合加盟国と地域
種類	国際、文化と歴史
趣旨	アフリカ連合設立記念日
日付	5月25日
関連祝日	旧称アフリカ自由の日、アフリカ解放の日

アフリカの日とは、アフリカ連合（OAU）の設立日1963年5月25日を示す毎年恒例の記念日である。現在の組織名はアフリカ統一機構。アフリカ大陸のさまざまな国と世界各地で祝日に制定される。旧称アフリカ自由の日、アフリカ解放の日。

背景

1958年4月15日、ガーナのアクラで第1回アフリカ独立国家会議が開催される。ガーナ首相クワメ・エンクルマの呼びかけに応えて代表がエジプト（当時はアラブ共和国の一部）、エチオピア、カメルーン人民連合、スーダン、チュニジア、モロッコ、リビア、リベリアならびに開催国ガーナから参加、南アフリカ連合は招待を受けていない。名目はアフリカ大陸の解放運動の進捗状況報告とされ、実際にはアフリカの人々が自らを外国の支配と搾取から解放する決意を象徴した会合であった。アフリカ諸国代表は1900年設立の汎アフリカ会議で顔を合わせてはきたものの、この種の会議がアフリカの地で開かれるのは1958年が始めてである。

席上、設立の趣旨を「……毎年、解放運動の前進の歩みを記し、外国の支配と搾取から自身を解放するアフリカの人々の決意を象徴する」日とするアフリカの自由の日創設案を採択した。

このアフリカ独立国家会議は1963年のOAU結成前、アフリカの諸国の代表と政府首脳が集まる会議の基盤を築き、やがてカサブランカ・グループとモンロビア・グループの時代へと橋渡しする点で注目に値する。

歴史

5年後の1963年5月25日、ハイレ・セラシエ皇帝はエチオピアのアディスアベバでアフリカ諸国の代表者30人を迎える。その時点でアフリカ大陸の面積の3分の2以上は主にヨーロッパの帝国主義の国から独立を果たしていた。この会議で議決を見たアフリカ統一機構は当初、アンゴラ、モザンビーク、南アフリカ、南ローデシアの脱植民地化の促進を目的とし、自由を求める戦士の行動を支持し、植民地国への軍隊派遣を排除することを誓約した。加盟国間の生活水準の向上を提唱する憲章が制定されると、セラシエ皇帝は「この統一の協議が1000年も続くように」と強調した。

5月26日、出席した代表はモロッコを除く全員が憲章に署名 、同会議で「アフリカ自由の日」はアフリカ解放の日に改称された。なお2002年にはOAUに替わりアフリカ連合が発足、OAU結成をたたえ記念日は前日の5月25日に、名称をアフリカの日にそれぞれ改めた。

現代の祝い方

アフリカの日はアフリカでも世界の国々でも、5月25日を中心に祝ってきた。年ごとにテーマを定め、例えば2015年には「アフリカのアジェンダ2063に向けた女性のエンパワーメントと開発の年」である。この年はニューヨークで記念行事が開催され、国連事務総長代理 ヤン・エリアソンは 潘基文事務総長の祝辞を述べた。「私たちが共に……アフリカの女性に教育や職業、医療の機会を普及させる努力をさらに強め、それによりアフリカの変革を加速できるよう願っている」

関連文献

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外部リンク

• アフリカデー（アフリカ連合のウェブサイト）
• Grayson, Taylor. “Videos from Africa Day 2014 in Limerick”. Today.ie. 27 May 2014時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年6月2日閲覧。

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