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利用者:Omotecho/シュア川

シュア川
River Suir
シュア川の流れ
(ティペラリー県ホーリークロス
通称スリー・シスターズの
地図(シュア川を含む)
名前の由来 古アイルランド語siur (姉妹)[1]
現地の呼称 Abhainn na Siúire  (日本語)
所在
アイルランド
各県 TipperaryWaterfordKilkenny
特性
水源 Devil's Bit Mountain
 • 所在地 ティペラリー県テンプルモア
 • 座標 北緯52度49分16秒 西経7度54分50秒 / 北緯52.821度 西経7.914度 / 52.821; -7.914
 • 標高 480 m (1,570 ft)
河口・合流先 ウォーターフォード湾
 • 所在地
ウォーターフォード
 • 座標
北緯52度07分 西経6度34分 / 北緯52.11度 西経6.56度 / 52.11; -6.56座標: 北緯52度07分 西経6度34分 / 北緯52.11度 西経6.56度 / 52.11; -6.56
延長 185 km (115 mi)
流域面積 1,394 sq mi (3,610 km2)
流量  
 • 平均 76.9 m3/s (2,720 cu ft/s)
流域

シュア川英語: River Suir[ʃʊər]; アイルランド語: an tSiúr [ənʲ ˈtʲuːɾˠ])はアイルランドの河川。ウォーターフォードの町を抜けて185キロメートル (115 mi) 下流の大西洋に流れ込む。流域面積は3,610 km2、長期平均流量は毎秒76.9立方メートル(m3/s)でバロー川(37.4 m3/s)あるいは合流部上流側のノア川英語版(42.9 m3/秒)のおよそ2倍である。およそ20 km下流でシュア川と合流するバロー川(80 m3/s超)よりもわずかに遅い[2]。地域語の別称は「Abhainn na Siúire [ˌəun̠ʲ n̪ˠə ˈʃuːɾʲə]」。

釣り人に人気の川としてブラウントラウトとサケ亜科の魚が釣れる。この川はアイルランド国内のサケの仲間の漁獲量で1874年に記録を立てており(フライフィッシングで個体は57 lb/26 kg超)、大西洋に流れ込む河川の現状として、サケの遡上が減り続けている[3]

シュア川の水源地はティペラリー県のテンプルモアのすぐ北にある山地のデビルズビットマウンテンの斜面にあり、ラフモアサーレスホーリークロスゴールデンノックグラフォン(Knockgraffon)を通過し南下する。キルモイラーアヘロー川と、さらにタール川と合流し、コメラ山脈にぶつかって東進すると、ウォーターフォード県ならびにティペラリー県の県境を形成する。

ノア川とバロー川とともに、「スリーシスターズ英語版」と通称される。

シュア湿地に見られるウッドタウンの浜(ウォーターフォード市)

アイルランド語でシュア川のことを「Suir」ではなく「Siúr 」と表記するが、英語に転写するときに「u」と「i」の位置が逆転した原因は、単なる誤記とされている。そのため、正しい綴りの「Siur」に訂正した方が良いと主張する人たちがおり、文献などで採用するものも見られる[要出典]。『妖精の女王』を著したエリザベス朝の作家エドマンド・スペンサー(1552年–1599年)はコーク県に居住していた頃にこの川を「優しいシュレ」(Shure)と綴っており、最も音声的に正しく、おそらく同時代で最も正確な綴りである。

ウォーターフォードの上流側の隣町をウッズタウン(Woodstown)といい、21世紀初頭に非常に大型のヴァイキング の居住地跡が発掘された。

シュア川上流の集水域 2,173 km2 に非常に激しい雨が降ると、クロンメル英語版一帯は洪水に見舞われる。公共事業局(OPW=Office of Public Works)は洪水予測システムを完成させて設置し、2008年1月と2009年1月の発生を予測した。後者の洪水は5年に1度の水害となった。クロンメル水害対策工事は2007年に始まり、第1期工事(100年に1度の規模)は 2009年後半に完了予定、第2期と第3期は2011・2012年度完了予定の1件の契約として、それぞれ入札した。

洪水対策には取り外し可能な障壁のほか、堤防と防水壁で構成する。全般に水害が最も著しい地域とは、ガスハウス橋、コールビル通りとデイビス通り、岸壁とオールド橋である。

流域の景観(ティペラリー県 Ardfinnan

潮汐の影響を受けるキャリック=オン=シュア英語版 の町は、50年に1度の大洪水に備えた防御機能を構える。公共事業局(OPW)の洪水対策は現在、ウォーターフォード市域の市民生活を守るため、この川に200年に1度の整備計画を立てている。

脚注

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  1. ^ eDIL - Irish Language Dictionary”. www.dil.ie. Template:Cite webの呼び出しエラー:引数 accessdate は必須です。の電子版辞書。Carl Marstrander 編『Dictionary of the Irish Language』(索引A–D=アイルランド学会、1913年、索引E=1932年、E.G. Quin 編索引Hで終刊=1976年)。企画が分岐して『Contributions to a Dictionary of the Irish Language』と改題、同じ書式で刊行を続けた(索引F以降=同1936年–)。
  2. ^ 引用エラー: 無効な <ref> タグです。「auto」という名前の注釈に対するテキストが指定されていません
  3. ^ Taverner, Eric; John Moore (2006). The Angler's Weekend Book. READ BOOKS. pp. 495. ISBN 978-1-4067-9791-6. https://books.google.com/books?id=tGLnwX93_eQC&q=salmon+57+record++maher+suir&pg=PA495 


関連項目

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外部リンク

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