利用者:Omotecho/Sandbox/Data deficient

国際自然保護連合 (IUCN) のレッドリストにおけるデータ不足 (でーたぶそく Data Deficient=DD) とは、その保全状況を適切に査定するには充分なデータがないと判断したを指す。この分類の種の情報のうち、生息数と分布はほとんどもしくはまったく不足していることは確実であるものの、必ずしもその種に関する広範な調査が尽くされたことを意味しない。

IUCN は記録の量から生息数の少なさが危険な水準にあると示される場合、その種をけっして「データ不足」に指定しないよう勧告する。「分類群の分布範囲が比較的限定されていると疑われる場合、もしくは分類群の直近の記録からかなり時間が経過した場合には、その種の脅威にさらされた状態を正当化する可能性が高い」とする[注釈 1]。 (予防原則も参照。)

関連項目[編集]

  • IUCNレッドリストでデータ不足の種 (en)
  • データ不足の両生類一覧 (en)
  • IUCNレッドリストでデータ不足の種(環形動物)(en)
  • データ不足の節足動物一覧 (en)
  • データ不足の鳥類一覧 (en)
  • IUCNレッドリストでデータ不足種(刺胞動物)(en)
  • データ不足の魚類一覧 (en)
  • データ不足の昆虫類一覧 (en)
  • データ不足の無脊椎動物一覧 (en)
  • データ不足の哺乳類一覧 (en)
  • データ不足の軟体動物類一覧 (en)
  • データ不足の爬虫類一覧 (en)

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ IUCNレッドリストの1994年版カテゴリを参照。そのカテゴリーと基準を用いた最初のIUCNレッドリストは、1996年に発刊された[1]

出典[編集]

  1. ^ Baillie, Jonathan; Groombridge, Brian; World Conservation Monitoring Centre (WCMC = 世界自然保全モニタリングセンター); Species Survival Commission, International Union for Conservation of Nature and Natural Resources; Birdlife International (1996). 1996 IUCN red list of threatened animals. IUCN. NCID BA33163751 

外部リンク[編集]