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PL-7 タンカー
- 用途：試作農業機
- 設計者：ルイージ・ペラリーニ
- 製造者：キングスフォード・スミス・アヴィエーション・サービス
- 初飛行：1956年9月21日[1]
- 生産数：1
- 運用状況：1958年1月、火災により喪失[2]
- ユニットコスト：35,000USドル[3]
- 派生型：
キングスフォード・スミス PL-7 タンカー（英語: Kingsford Smith PL-7 Tanker）は、オーストラリアのキングスフォード・スミス・アヴィエーション・サービスが製造した農業用航空機。ルイージ・ペラリーニが設計した7番目の機体とされている[2]。
開発[編集]
オーストラリア、ニュージーランド両国の農業機市場を目標に、1955年3月より開発が開始された[2]。前年に中型農業機の設計を依頼されたペラリーニにとっては、初の農業機であった。製造は遅延したものの[2]、1956年9月21日に初飛行を遂げた[1]。機体それ自体としては高評価を受けたが、採算性に難があるとみなされた結果、キングスフォード・スミス・アヴィエーション・サービスは傘下のヨーマン・アヴィエーションによって、CAC ワケットの改造機ヨーマン クロップマスターを製造し農業機市場に投入した[2]。試作に終わったPL-7はバンクスタウンで保管されていたが、1958年1月の火災により失われた[2][4]。PL-7の開発はここに終わったが、ペラリーニはPL-7の延長線上の設計を続け、ベネット PL-11 エアトラックを経てトランスアヴィア PL-12 エアトラックに至ることとなる[1]。
構造[編集]
要目[編集]
出典[編集]
- ^ a b c Museum of Applied Arts & Sciences. “Transavia Airtruk light aeroplane”. Museum of Applied Arts & Sciences, Australia. 2019年4月17日閲覧。
- ^ a b c d e f D.G.CAMERON (2014-11-26) (PDF), THE OUTPUT OF LUIGI PELLARINI – AN INNOVATIVE AIRCRAFT DESIGNER, クイーンズランド航空博物館 2019年4月17日閲覧。
- ^ Erwin J. Bulban, ed (1956-11-05). Specialization Move Ahead in Places to Farm Use. . Aviation Week (McGraw-Hill): 135 2019年4月17日閲覧。.
- ^ Kenneth Green (1958-8-22). The Austrarian Industry. . フライト (Iliffe and Sons) 42 (2587): 286.