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石上寺
石上寺
所在地 埼玉県熊谷市鎌倉町36
位置 北緯36度08分47.92秒 東経139度22分58.88秒 / 北緯36.1466444度 東経139.3830222度 / 36.1466444; 139.3830222
山号 星河山
宗派 真言宗
本尊 千手観音
創建年 寛永年間
開山 栄光上人
開基 竹井新左衛門信武
正式名 千手院星河山石上寺
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石上寺(せきじょうじ)は、埼玉県熊谷市鎌倉町にある真言宗寺院である。山号は星河山。

歴史[編集]

当寺は千手院星河山と称し寛文11年(1671年)栄光上人が開山。開基は竹井新左衛門信武(寛永15年(1638年)9月26日)。明治6年1月25日火災により、本堂、庫裡、寺宝等を失った。大正10年1月墓地を大原に移し、昭和8年庫裡を新築した。昭和20年8月熊谷空襲のため本堂など焼失した。その後、妻沼地区の農家より仏堂を譲り受け仮本堂として2009年まで使用していた。宮大工の小川三夫棟梁により2年がかりで現在の新本堂が再建された。

度重なる荒川の洪水のを治めるため、熊谷を支配していた鉢形城主北条氏邦は、天正2年(1574)松岩寺あたりから石上寺先あたりまで堤を築いた(北条堤)。現在も高所である。築堤後も堤の決壊に繰り返しみまわれ、その加護を願って堤の傍に建てられたのが石上寺である。石を積んだ上に建てられた寺という意味である。

みどころ[編集]

モース博士像[編集]

明治12年8月13日、林有章など地元の有力者が発起人となり境内の学舎でモースの講演会を開催。モースはダーウィンの説に基づく「進化論」通訳付きで熱弁した。当時の日本人には衝撃的で聴衆からは批判された。埼玉県初の外国人科学者講演の地としてモース博士像が置かれている。

交通アクセス[編集]

  • 熊谷駅より徒歩10分。
  • 秩父鉄道 上熊谷駅より徒歩5分。
  • 妻沼行きバス「熊谷寺前」下車5分。

脚注[編集]

熊谷市史 熊谷市郷土文化会誌 第63号

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

[[Category:真言宗の寺院]]
[[Category:埼玉県の寺]]
[[Category:熊谷市の歴史]]
[[Category:熊谷市の建築物]]