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利用者:Pixan/提言:ウィキペディアは「万年スタブ」だ 。

ウィキペディアには非常に多くの記事があり、毎日その数量と質が向上している。特定の目的のために参照する上で有用であるほか、何を求めるわけでもなくただだらだらと気楽に眺めるのも実に楽しい。

しかし、最近(2005年8~9月)気になることがある。それは「スタブ」が過剰に使われていることである。記事を新規に書き起こす者にとってスタブというのは、緊張感を取り除く上で役立つし、明示的に支援を呼びかけることができるため記事の質向上を図る上で効果的である。

だがある程度分量もあり、様々な要素を蓄えた記事であっても「スタブ」が取り付けられていることに違和感を感じる。なぜならここはウィキペディア、つまりウィキを核とした情報システムだからである。 この文書を参照する者なら、誰もがもう完全に理解しているが、記事はいつでも改訂できる。ウィキペディアの記事に「最終稿」は存在しない。今の定義が、明日の定義ではなくなる場合であっても、気づいた人は適切に書き直せば、記事の生命は維持される。これが最大の強みである。

ウィキペディアの記事は「万年スタブ」である。記事を書かれる皆さんにおいて、今何かの記事に対して作業し、スタブをつけたいと思うならそうすべきだが、スタブ状態の記事を読み、「これって充分使い物になるやん」と思うならスタブを外してやるべきだと思う。なぜなら、記事を書かない読み手の場合、スタブがついていることで記事の質を低くとらえることが考えられるからである。