コンテンツにスキップ

利用者:Pontafon/格言

格言(かくげん)とは、人間の生き方、真理、戒めや、武術・商売などの真髄について、簡潔な、言いやすく覚えやすい形にまとめたもの。(「格言」より)

  • 一姫二黒三ディプロ(いちひめにぐろさんでぃぷろ)
ひと昔前のパリにおける自動車運転者のうち交通マナーの良くない人々の代表格。「一姫」は「一姫二太郎」に由来し、女性全般をさす。女性の自動車運転機会が少なかった時代を反映している。「二黒」は旧植民地などからフランス移民した北アフリカ諸国のネグロイドをさし、差別語でもあるニグロにも掛かっている。「三ディプロ」は外交官(diplomatique)の意。外交官の仏訳は「Ambassadeur」であるが、語呂の関係で「service diplomatique」から採られたものであって、古文書のことではない。外交特権を盾に無茶な運転をする外交官が存在した(する)ことは容易に想像つく。在仏日本大使館職員の運転する車がエトワール広場のロータリーを逆走していたのは一部では有名な話。
  • 馬鹿専門(ばかせんもん)
研究者というものは自分の専門に集中する人物が多いが、少数ながら学際を重視する人物も存在する。しかし学際重視派の中には学際にこだわりすぎて自己の専門分野の研究をおろそかにするような人物もごく少数ながら存在する。そのような人物から「専門馬鹿」と罵られた場合の斬り返しの言葉。専門馬鹿にさえなれぬのに専門馬鹿を馬鹿にする人間を馬鹿にするための言葉。
人物A「君はほんとうに専門馬鹿だな」
人物B「そういう君は馬鹿専門かね?」
ただし、2005年なだいなだ著の『専門馬鹿と馬鹿専門』(筑摩書房 ISBN 4-480-81643-7)では、専門馬鹿を排出する原因の文部科学省を批判するため馬鹿専門を肯定的な意味合いで用いており、ここでのニュアンスとは異なっている。
  • マビヨン先生に足を向けては寝られない(まびよんせんせいにあしをむけてはねられない)
西洋古文書の祖ジャン・マビヨンの偉大さを讃える言葉。