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ヴィレンドルフのヴィーナス

ビーナスの小像(Venus figurines)とは先史時代、特に後期旧石器時代に属する共通の身体的特徴をそなえた女性の姿を描いた彫像を包括して指す言葉である。そのほとんどがヨーロッパで発見されたものだが、はるか東のシベリア、イルクーツク州で見つかったものもあり、広くピレネー山脈からバイカル湖へとユーラシア大陸のほぼ全土に分布している。

時代的にはグラヴェット文化期に属するものが大半を占めるが、さらに古いオーリニャック文化期にも例が見つかる。例えば2008年に発見されたホーレ・フェルスのヴィーナスは炭素年代測定法によれば少なくとも3万5千年は遡る美術品であるし、旧石器時代の末期にあたるマドレーヌ文化のモンリュのヴィーナスは1万1千年前の彫像である。つまり「ビーナスの小像」とは最初期の先史美術の作品群なのである。

材料となっているのは軟らかい石(滑石、方解石石灰岩など)や骨、象牙の類である。粘土を成形して焼いているものもあるが、そういった小象はそのまま知られる限り最古の磁器の1つともなる。あわせて百を超える彫像が見つかっており、事実上ほぼ全てが高さにしてだいたい4cmから25cmという中庸な大きさにおさまっている。

発見史[編集]

ブラッサンプイの婦人

初めて後期旧石器時代の女性像が発見されたのは1864年ごろである。最初の考古学調査が行われていたロジュリー=バスで、マルケス・デ・ヴィブレイは自分の発見に「みだらなヴィーナス(Vénus impudique)」と名づけたのであった。つまりメディチ家のヴィーナスに傑作をみるヘレニズム的な「慎み深い」恥じらいのヴィーナスと対比させたのである。ロジュリー=バスで出土したマドレーヌ文化期のヴィーナスは、頭部と手足が掛けていたが女性器の部分が口を開けたように大きく刻みが入っていた[1]

同様の発見と理解の過程を辿った美術品に、エドゥアール・ピエットが1894年に発掘したブラッサンプイの婦人がある(しかしもともと「ヴィーナス」と名づけられていたわけではない)。4年後にはサロモン・レナックがバルジ・ロッシの洞窟で発見された滑石の彫像をまとめた本を出版している。ヴィレンドルフのヴィーナスがオーストリアのドナウ川の峡谷に堆積した黄土のなかから掘り起こされたのは1908年のことだが、当時から今にいたるまで同じような彫像はピレネー山脈からシベリア平原にかけて数百もの数が派遣されている。それらはまとめて「ヴィーナス」の象と呼ばれた。ローマ神話の美をつかさどる神ヴィーナスに喩えられたのは20世紀初めの先史時代の研究者はそこに古代の理想的な美が表現されていると考えたためである。「ホッテントット・ヴィーナス」ことサーキ・バートマンの魅惑的な脂肪臀は、19世紀初めのパリにおいてくろうと たちの生きた民族学的な珍品として披露されたように、この時代のヴィーナス象についての言説は表現されている女性の人種を明らかにしようとするものがほとんどだった。[2]

2008年9月、テュービンゲン大学の考古学者がマンモスの牙でできた6cmほどの女性の像を発見した。「ホーレ・フェルスのヴィーナス」と名づけられたそれは3万5千年以前のものとされ、同様の彫刻としては知られる限り最古のものであり、具象美術としても最も古いものであることがわかった。ドイツのホーレ・フェルスの洞窟で見つかった6つに断片化した象牙の彫像はふくらんだ腹、開かれた腿、大きな胸をはじめとするヴィーナス象の典型的な特徴をそなえていた[3][4]

構造[編集]

ドルニ・ベストーニスのヴィーナス

ヴィーナス像の大半は一定の美的な約束事に従って女性を描いていることがうかがわれ、図式化や様式化がみられる。ほとんどが大まかに菱形と呼べる体つきで、上下(頭と脚)に向かって先細り、中央(腰/腹)が最も厚くなっている。特定の身体部位、例えば腹部や臀部、胸部、大腿部、外陰部が誇張されている場合もある。対照的にそれ以外の部位は軽視されたりそもそも欠落していて、特に腕と脚にはその傾向が強い。頭部は比較的小さいことがしばしばで、子細まで彫られることはない。妊娠した女性を表現しようとしたと思われるものもあるが、基本的にはそういった記号は全く見られない[5]。「女性支配の先史時代の神話」の著者シンシア・エラーは次のように語っている。「妊娠や出産、授乳の徴候が示されることは希である。旧石器時代の芸術家が女性の豊穣さを表現することに関心を持っていたならば、女性の妊娠や子供を抱く姿などをはっきりそれとわかる形で描くはずだが、先史美術にはそういった形象は見当たらない」[6]

脂肪臀の小象という問題はおびただしい議論をもたらした。最初にこの問いを提起したのはピレネー山脈からブラッサンプイの婦人をはじめ複数の彫像を発掘したエドゥアール・ピエットである。その後も南アフリカのコイサン族がそうであるように実際にこのような身体的な特徴をそなえていたとする主張や、多産や富裕さの象徴と解する見方があった。最近の議論では日本の縄文時代の土偶にみられる同様のふくれあがった臀部も、土着の人間がおそらく栄養的な負荷のもとで患った脂肪臀症と解釈されている[7]

ウィレンドルフのヴィーナスやルッセリアのヴィーナスには表面にレッドオーカーが塗布された痕跡がある。その意義については明らかではないが、事実上の信仰や儀式であったと考えるのが普通であり、おそらくは月経や出産に伴う象徴的な血を表している。死体を埋める人間も体に色を塗る事があるが、この場合の色とはまさに生命を意味するものである[8]

一般に旧石器時代のものとされる女性像は全て後期旧石器時代のものである。従来はほぼ全てがオーリニャック文化期にあたると考えられていたが、近年では大多数がグラヴェット文化とソリュートレ文化に帰されている。この時代はよりふっくらとした彫像がもっぱらである。マドレーヌ文化期にはフォルムが細部まで精緻になり、表現の様式化も進んでいく。

著名なヴィーナス像の一覧[編集]

名称 年代 (推定) 位置 素材
ホーレ・フェルスのヴィーナス 35–40 ドイツ、シュヴァーベン・アルプ マンモスの象牙
ガルゲンベルグのヴィーナス英語版 30 ニーダーエスターライヒ州 蛇紋石
ドルニ・ベストーニスのヴィーナス英語版 27–31 チェコモラヴィア 磁器
レスピューグのヴィーナス 24–26 フランス、ピレネー 象牙
ヴィレンドルフのヴィーナス 24–26 ニーダーエスターライヒ州 石灰岩
マルタのヴィーナス英語版 23 ロシア、イルクーツク州 象牙
モラヴァニのヴィーナス英語版 23 スロバキア、モラバニー・ナッド・バホム マンモスの象牙
フラドックのヴィーナス英語版 4 スロバキア、ニトリアンスキー・フラドック マンモスの象牙
ブラッサンプイの婦人英語版 22 フランス、アキテーヌ 象牙
ルッセリアのヴィーナス英語版 20 フランス、ドルドーニュ 石灰岩のレリーフ
モンリュのヴィーナス英語版 11 スイス 黒玉

分類[編集]

マルタのヴィーナス (バレッタの考古学博物館収蔵)

小象を細別し、分類しようという試みは繰り返し行われてきた。穏当なものとしてアンリ・デルポルトによる分類があり、これは単純に地理的な原産地をもとにしたものである[9]。デルポルトによれば、以下のようにに分類できる。

  • ピレネー山脈-アキテーヌ(レスピューグ、ルッセリア、ブラッサンプイ)
  • 地中海 (サヴィニャーノマルタ、バルジ・ロッシ)
  • ライン川-ドナウ川 (ヴィレンドルフ、ドルニ・ベストーニス)
  • ロシア (コスチョンキ、ザライスク[10][11]、ガガーリノ)
  • シベリア (マルタ、ブーレ) 

ヴィーナス像はこれら以外の地域からも出土している。例えば日本と中国がそうだ[12][13]

アンドレ・ルロワ=グーランによれば、これらの地域間にはすべて文化的な関連性があることになる。ルロワ=グーランはある身体的なディテールは東洋的な起源の共有を示唆しており、それが西方へと拡散したものだと述べている[14]

イベリア半島からこのような小象が発見されない点は興味深い[要出典]。報告されている例は僅かであり、しかも真贋がはっきりしていない。典型的なのがオビエド近郊のピエドとピレタの洞窟から出土した、いわゆるラス・カルダスのヴィーナスであり、これはマドレーヌ文化期のシカ角の彫刻である[要出典]。動物の頭部をそなえた様式化された女性の彫像とみる研究者もいるが[誰?]、おそらくこれは装飾された投槍器の一種である。

解釈[編集]

ルッセリアのヴィーナス

ヴィーナス像に対する解釈は無数にあるが、そこに根拠や客観性が欠けていることも少なくない。先史時代の遺物の多くがそうであるように、小象の文化的意義が明らかになっていない。とはいえ考古学者たちが推測を行っていないわけではなく、無事や成功の象徴や多産のアイコン、ポルノグラフィックなイメジャリであるとか、あるいは単に地母神や土地ごとの女神を直接的に表象したものと考えられている。後期旧石器時代の持ち運びできる美術品の1つである女性の彫像は、生活するうえで何ら実用的な意味を持っていないように思える。野外と洞窟とを問わず定住地という文脈が主としてあり、葬送が背景にみられることは希である。

ロシアのガガーリノ遺跡では、直径5mの住居で7つのヴィーナス像が発見されており、そこに暮らす人の魔除けのアミュレットだったと解釈されている。バイカル湖に近いマルタでは集落の片側からしか小象が見つかっていない。おそらく彫像は隠されていたり、秘されていたのではなく、むしろあらゆる人に見せるため並べられていた(地理的に広く分布していることをこれで説明できる)。過剰な肥満体の形象は裕福さと無事への焦がれを象徴化したものと言えるだろう。

近年では、2つの非常に古い石造物(20万年から30万年前)が女性を表現しようという試みだったと解釈されている。その1つ、ベレカット・ラムのヴィーナス英語版はゴラン高原で、もう1つタンタンのヴィーナス英語版がモロッコで発見されたものである。どちらも議論は続いているが、いずれにせよそれが彫像であるならば、どちらも非常に粗く、おおまかな彫られ方をしていることになる。単純に自然な浸食の結果としてできたフォルムであり、擬人的な外見も偶然の一致といえる。

旧石器時代の女性像と後世の新石器時代、あるいはさらに青銅時代の女性の描写とに直接のつながりを見いだそうとする学者や理論家もいる[15]。こういった視点には多くの点で反論があり、少なくとも間にある中石器時代にはこういった描写が行われた形跡が一般的不在にあるという問いに答えなくてはならない。

ギャラリー[編集]

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ White, Randall (December 2006). “The Women of Brassempouy: A Century of Research and Interpretation”. Journal of Archaeological Method and Theory 13 (4): 250–303. doi:10.1007/s10816-006-9023-z. http://www.nyu.edu/gsas/dept/anthro/programs/csho/Content/Facultycvandinfo/White/Women%20of%20Brassempouy%20Final%20red.pdf. 
  2. ^ Of the mammoth-ivory figurine fragment known as La Poire ("the pear") from her massive thighs, Randall White (White 2006:263, caption to fig. 6) observed the connection.
  3. ^ Conard, Nicholas J (14 May 2009). “A female figurine from the basal Aurignacian of Hohle Fels Cave in southwestern Germany”. Nature 459 (7244): 248–252. doi:10.1038/nature07995. PMID 19444215. http://www.nature.com/nature/journal/v459/n7244/pdf/nature07995.pdf 2010年7月27日閲覧。. 
  4. ^ Cressey, Daniel (13 May 2009). “Ancient Venus rewrites history books”. Nature. News. doi:10.1038/news.2009.473 
  5. ^ Sandars, 29
  6. ^ Eller, Cynthis The Myth of Matriarchal Prehistory: Why an Invented Past Won't Give Women a Future, (Boston: Beacon Press, 2001) p135
  7. ^ Hudson MJ et al. (2008). “Possible steatopygia in prehistoric central Japan: evidence from clay figurines”. Anthropological Science 116 (1): 87–92. doi:10.1537/ase.060317. http://www.jstage.jst.go.jp/article/ase/116/1/116_87/_html. 
  8. ^ Sandars, 28
  9. ^ H. Delporte : L’image de la femme dans l’art préhistorique, Éd. Picard (1993) ISBN 2-7084-0440-7
  10. ^ Hizri Amirkhanov and Sergey Lev. New finds of art objects from the Upper Palaeolithic site of Zaraysk, Russia
  11. ^ Membrana.ru, Венеры каменного века найдены под Зарайском
  12. ^ Women's Prehistoric Jomon Pottery
  13. ^ 红山文化石人雕像 (Hongshan culture stone human figurines)
  14. ^ Leroi-Gourhan, A., Cronología del arte paleolítico, 1966, Actas de VI Congreso internacional de Ciencias prehistóricas y protohistóricas, Roma.
  15. ^ Walter Burkert, Homo Necans (1972) 1983:78, with extensive bibliography, including P.J. Ucko, who contested the identification with mother goddesses and argues for a plurality of meanings, in Anthropomorphic Figurines of Predynastic Egypt and Neolithic Crete with Comparative Material from the Prehistoric Near East and Mainland Greece (1968).
  16. ^ a b Sandars, plate 12
  17. ^ Sandars, plate 9

References[編集]

  • Sandars, Nancy K., Prehistoric Art in Europe, Penguin (Pelican, now Yale, History of Art), 1968 (nb 1st edn.)

参考文献[編集]

この記事はフランス語版ウィキペディアにある同じ項目の記事この版から翻訳された記事である。
  • D.W. Bailey Prehistoric Figurines: Representation and Corporeality, London - Routledge (2005) ISBN 0-415-33152-8
  • D.W. Bailey, A. Cochrane, J. Zambelli unearthed: A Comparative Study of Jomon Dogu and Neolithic Figurines, Norwich - Sainsbury Center (2010) ISBN 978-0-9545921-2-7
  • C. Cohen : La femme des origines - images de la femme dans la préhistoire occidentale, Belin - Herscher (2003) ISBN 2-7335-0336-7
  • H. Delporte, L'image de la femme dans l'art préhistorique, éd. Picard, 1993 (ISBN 2-7084-0440-7)

外部リンク[編集]



▼▼▼ピープ・ショー[編集]

Exterior of a sex shop that also provides a peep show

ピープ・ショー(peep show)は物や絵の展覧会であり、人々は小さな穴か拡大鏡でそれを眺めた。歴史的にピープ・ショーは放浪の見世物師が行う興業という形をとったが、今日ではより広くのぞき穴からみるセックス・ショーやポルノ映画の上演のことを指す。

歴史[編集]

A boy looks into a peep show device

ピープ・ショー[1]は「ピープ・ボックス(peep box)」や「レアリー・ショウ(raree show, rarity show)」としても知られ古く(レオン・バッティスタ・アルベルティによれば15世紀のヨーロッパ)から存在し、様々な文化のなかに顔をみせる。ピープ・ショーは木箱に穴がいくつか空けられ、中に見世物師がひと揃いの絵をおさめ、それを糸に対応させて引っ張ることで視点を定めるものだ。箱の内側にはしばしば劇場の背景にも似た装飾がされていた。ショーには中で起こっていることを説明し、脚色もする朗読がつきものだった。

19世紀の中国にもピープ・ショーがあり、「拉洋片」 ("pulling foreign picture cards")をはじめとして幾つもの呼ばれ方をしていた。見世物師が集まった人々を前に箱のそばで人形劇や絵芝居を演ずることもあった。そして穴から箱を覗くのに料金をとるのである。オスマン時代のシリアではピープ・ショーのような形態の興業はsanduk al-ajayib ("wonder box") と呼ばれていた。この弁士が背負って運ぶ箱には6つの穴が空いており、中央のろうそくに透かされた情景を眺めるものだった。物語は同時代の人物や事件に関するものだったが、天国や地獄を舞台にすることもあった[2]。他に世界中のピープ・ショーに共通の題材といえば、エキゾチックな風景や動物、古典劇や仮面劇、カーニバル、変身譚(たとえば天使が悪魔に)といったものだったが、何と言っても猥褻な絵画が多かった。

A man peers into the viewer of a peepshow at a State Fair in 1938

レアリー・ショー(Raree shows)は移動式の舞台に紙製の人形を並べるトイ・シアターの先駆でもあり、19世紀に人気を博した。

ポルノグラフィー[編集]

20世紀になる直前から、ピープ・ショーは「執事は見た(|What the Butler Saw)」のような、いかがわしいポルノグラフィックな写真を上演するために使われるようになった。 現代的な用途としては、のぞき窓から支払った料金分の時間だけポルノ映画やライブのセックス・ショーを見せるための装置に分類される。料金は箱に硬貨を投入するものと、カウンターに料金を支払うものがある。

ライブのピープ・ショーであれば、ブースが設置され、その中央のステージで女性のパフォーマーがストリップティーズや露骨に性的なポーズをとる。また場合によっては男性のパフォーマーが舞台にあがってその女性と性交をおこなうこともある。ブースに紙タオルの自販機が設けられていることもあり[3]、客はそれを使って自慰にいそしむこともできる。演者と客同士で金銭の折り合いがつけば、よく見える窓と1人分の席だけあるブースのなかで「プライヴェート・ダンス」がある。

カリフォルニアにおけるピープ・ショーの施設を研究することで、成人向け映画やピープ・ショーなどの性風俗ビジネスの行われている地域は犯罪率が高いという説にも実証的な考察ができる[4]。研究ではサンディエゴの取り締まりを受けている地域と911番がコールされる数を比較している。ピープ・ショーの劇場がある土地のほうが16%も多かったが、結論としては統計的な差異は見いだせないというものだった。他の研究にはこのデータを再分析して、逆の結論を出しているものもある[5]

カリフォルニア州サンフランシスコのピープ・ショー施設、ラスティ・レディは1997年にアメリカでは初めて労働組合化された性産業になった。2003年には買収され、ワーカーズ・コープとなっている。

脚注[編集]

  1. ^ Thomas Weynants, "From the Rarekiek, 17th. & 18th. Century optical entertainment, to the birth of Television"
  2. ^ * Mair, Victor H. Painting and Performance: Chines Picture Recitation and its Indian Genesis. Honolulu: University of Hawaii Press, 1988.
  3. ^ Jon Griffin Donlon, "Peep Shows," St. James Encyclopedia of Pop Culture. According to Dr. Elliot Chiu, "At first, small booths with a seat, a lock, and a roll of paper towels were made available for individual viewing of 8 or 16 mm stag loops or for access to a usually circular 'stage' with living performers."
  4. ^ Daniel Linz, Bryant Paul, and Mike Z. Yao, "Peep show establishments, police activity, public place, and time: A study of secondary effects in San Diego, California", The Journal of Sex Research, May 1, 2006.
  5. ^ Richard McCleary and James W. Meeker, "Do peep shows 'cause' crime?", The Journal of Sex Research, May 1, 2006.
参考文献

外部リンク[編集]

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