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利用者:Reaper903/sandbox

Mass Effectシリーズ(マスエフェクトシリーズ)は、Electronic Artsによって公開されたサードパーソン・シューティングゲームアクションロールプレイングゲームソフト。開発元はバイオウェア

概要[編集]

宇宙を股にかけた壮大なストーリーや、フルボイスオーバーによる映画的でドラマチックな演出、スタートレックを彷彿とさせる、異星人の歴史、文化、政治体系までをもカバーした緻密な世界観設定が特徴。ストーリーの大筋もいくつかの決められたイベントをなぞって展開するものの、その過程では膨大な数の事案に対する決断がプレイヤーにゆだねられる。困っている旅行者に金を工面してやるか否かといった一見些細なものから、それまでの敵を説得するか殺すかといった重大なものまで様々で、また、決断を迫られる問題の中には単純な善悪の観点からは推し量ることができないものもある。そうしたプレイヤーの決断の一つ一つがその後の展開に影響を及ぼすことがタイトルの由来ともなっている。

現在4作品が販売されており天の川銀河を舞台とした『Mass Effect』『Mass Effect 2』『Mass Effect 3』の3部作、アンドロメダ銀河を舞台とした新章『Mass Effect:Andromeda』の1作が発売されている。前3部作はセーブデータの引継ぎによりのプレイヤーの各所での選択の結果を2作目、3作目に引き継ぐことができこれにより、登場人物の違いなどストーリーに変化をもたらす。

ゲームプレイ[編集]

プレイヤーが三人称視点で主人公を操作するTPSアクションロールプレイングゲームである。主人公の性別、外見、軍歴、戦闘訓練およびファーストネーム(名)はゲーム開始前にプレイヤーが決定することができる。プレイヤーは銃の他、様々なスキルを利用して戦闘を行う。

シェパード3部作においてはゲーム開始時にクラス選択をする為、ゲーム中に使用可能なスキルは固定される。アンドロメダにおいては全スキルを習得可能でスキルポイントの使用量によりクラスも解放される仕様になった。

登場人物[編集]

主要人物[編集]

ジョン・シェパード(ジェーン・シェパード)

シェパード3部作の主人公。地球連合軍の少佐。ファーストネームは自由に設定可能であり、男性選択時の初期設定名はジョン・シェパード、女性の場合はジェーン・シェパードとなっている。過酷な任務を生き抜いてきた事から軍内部での評価は高く、シタデル評議会へ人類初のスペクター候補として推薦されている。戦争の英雄という過去の経歴は共通だが、その人柄はプレイヤーの選択如何によって大きく異なることになる。「1」古代エイリアンの遺物であるビーコンを巡る任務からリーパーの復活を目論むサレンとその背後にいるソヴリンがリーパーそのものである事を知りリーパー復活阻止の為、サレン、ソヴリンを追う。『2』では任務中、コレクターからの攻撃で船を破壊され死亡するもサーベラスに蘇生され、コレクター調査の為、一時的にサーベラスと手を組む。

ケイダン・アレンコ
連合軍の大尉で人間の男性。人為的にバイオティクス手術を施された強化人間であるが、不安定なL2アンプを埋め込まれているためやや情緒不安定な部分がある。しかし義に厚く、優秀な軍人で、連合軍への忠誠度は高い。ゲーム開始当初からシェパードの部下として活躍する。
アシュリー・ウィリアムス
エデン・プライム警備隊の軍曹で人間の女性。身体能力が高く、非常に気が荒い。神を信じる宗教者であるが、ファースト・コンタクト戦争で祖父が受けた仕打ちから、政治と異星人に対して偏見を持っており、特に異星人へは種族を問わず突っかかる。警備隊で唯一生き残り、シェパードの部下となった。祖父の代から続く軍人一家で、二人の姉妹がいる。リアラのことは特に毛嫌いしているらしく、話の腰を折ることが多い。
ギャレス・ヴァカリアン
シタデルの保安を一手に担う保安機関C-Sec(Citadel Security Services)に勤務するトゥーリアン族の刑事。男性。正義感が非常に強く、悪や不正は断固として叩くという苛烈な主義を持っており、それゆえ職業上の様々な制約が彼を悩ませている。悪人を前にしてはつい感情的になり、これを裁くため時として超法規的なことや、非倫理的なことにも手を染めるのを厭わない危うさがある(しかし独善的な性格ではなく、制止を受けた際のシェパードの忠告には素直に耳を傾ける)。独自に追っていたサレンの不正を暴くべく、C-Secの職を辞してシェパードに同行することを決める。
アードノット・レックス
クローガン族の傭兵賞金稼ぎ。男性。一般的なクローガン族の例に違わず、争いごとを好み、強い相手と戦うことを至上の名誉とする凶暴な性格。しかし、ただ金と暴力のためだけに傭兵稼業に手を染める刹那的な同族達と違い、理性的な側面もある。契約を交わせば誰であろうと殺す非情さの一方で、滅びゆく種族の未来を憂い、友と認めた者は決して裏切らない篤い情熱の持ち主。サレンの情報を握る暗黒街の顔役を追って以来、シェパードと共闘する。
タリゾラ・ナ・ラーヤ
放浪の民クォリアン族の出身。女性。ノルマンディーのクルーにはタリと呼ばれる。クォリアン族は免疫システムが弱いため、常に全身を気密スーツで覆われており、彼女も作中素顔を見ることはできない。行動的な性格をしており、一般的なクォリアン族がそうであるように機械に強い。成人の儀式として種族に認められる程の「価値あるもの」を求めるなか、シタデルでシェパード達が追う事件の重大な手がかりを知らずに入手し命を狙われる。危ういところをシェパード達に助けられ、彼に同行することになる。
リアラ・ティッソーニ
アサリ族の考古学者。年齢106歳。1000年以上の寿命を持つアサリ族ではまだ若年と見なされている。理知的で聡明だが、地位あるメイトリアークの娘という生い立ちからアサリ社会でも疎外感を抱き、結果として他人と距離を置いて研究に没頭するようになった。銀河間移動を可能にしたマス・リレーの創造主とされるプロセアン族の遺跡を調査するため、辺境の惑星で一人研究を続けている。ナイーブかつ対人関係が得手でなく、独自の考察や専門分野の話となると延々と止まらなくなることも。サレンの手下に襲われた際自分の研究所から脱出できなくなり、救助のために駆けつけたシェパードと同行することとなる。アサリ族の例に漏れず、彼女も非常に強力なバイオティクスの使い手である。
なお、アサリ族は女性的な容姿を持つ異星人で、生物的な意味での性別は存在しない。
サレン
本編の敵役。評議会直属の超法規的捜査官スペクター。トゥーリアン族の男性。凄腕との評判だが、後ろ暗い噂が付き纏い、大佐とは因縁浅からぬ仲。機械種族ゲスを率いてエデン・プライムを襲撃し、ビーコンを破壊した。シェパードは彼の裏切りを証明し、その陰謀を防ぐため、サレンを追って銀河を飛び回る事になる。
ベネジア・ティッソーニ

用語[編集]

種族[編集]

人類

アサリ

トゥーリアン

サラリアン

クローガン

クォリアン

ゲス

プロセアン

バタリアン

ドレル

エコー

ハナー

ヴォルス

ヴォーチャー

キーパー

コレクター

リーパー

アンガラ

ケット

レムナント

組織[編集]

連合

シタデル評議会

サーベラス

施設[編集]

マスリレイ

天の川銀河各地に点在する古代エイリアンの装置。加速装置の様な物で船が接近すると対となっているマスリレイまで超高速で移動できる。シタデル評議会によって行き先が不明なマスリレイは使用が禁止されているが評議会の存在をまだ知らなかった人類がこの制限を無視していた為、トゥーリアンとの間でファースト・コンタクト戦争が起きた。