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利用者:Recomasin/sandbox

ボールパークミュージックはオーストラリアで2020年10月23日にプローンレコードとイナーシアミュージックから発売されたインディー・ロックバンド、ボールパークミュージックの同名の6作目のアルバム。

主にブリズベンのステフォードから作詞・作曲されたこの作品は、2019−20年、オーストラリアの山火事(ブッシュファイアー)が始まった直後に製作されたアルバムである。

三つのシングル曲、“Spark Up!”、“Day & Age”、“Cherb”が成功し、ARIAチャートで2位を達成した。このアルバムは2020Jアワーズでオーストラリア年間最優秀アルバムにノミネートされ、、2021クイーンズランドミュージックアワードでは年間最優秀アルバムを受賞するなど多数の賞を受けとった。

2021ARIAアワードでは“Best Independent Release”と“Best Rock Album“アワードにノミネートされた。

背景[編集]

アルバムの正式発表から数週間前、2011年に発売したシングル“It’s Nice to Be Alive”がトリプルJの2010年代のホット100で17位を達成。

リードシングル“Spark Up!”を、トリプルJの朝のプログラム、Breakfast with Sally and Ericaで初公開した際に、バンドのギタリストであるディーン・ハンソンはこの結果について

“すばらしいです。この時代の大ヒットの歌手達の中で我々の小さな曲を作ったバンドが入れるのを見てこれ以上の喜びもありません。まだこれからだと知っていますが、この状況でもっと確信を持てると思います。”と述べた。

アルバム名は当初“Mostly Sunny”と決めていたが、アルバムの全体的なテーマに合わないと言う理由で4月に今の名に変わった。この変更についてキーボードのポール・ファーネスはトリプルJからのインタビューで

“急に目の前でなにかが明らかになった。Mostly Sunnyは複数の理由で合わないと感じた。皆このタイトルを気に入っていた。Good Moodとリズム的に似合っている部分があって、それの続きみたいな感じがした。アルバムを完成させた時、Good Moodの続きではないということに気づいた。これは違う感情のパレットを持っているアルバムだ。”と説明した。

レコーディング[編集]

2.1 レコーディングスタジオ[編集]

レコーディングスタジオ

·       プローン HQ (ボールパークミュージックのホームスタジオ)ブリズベン,クイーンズランド州:ボーカル、ミキシング

·       フリー・エネルギー・デバイス、シドニー、ニューサウスウェルズ州:ミキシング

·       キング・ウィリー・サウンド、ローンセストン、タズマニア州:マスタリング


その他

·       ジェニファー・ボイスの寝室、シドニー、ニューサウスウェルズ州:ボーカル

発売[編集]

バンドは2020年3月19日にアルバムMostly Sunnyをリードシングル“Spark Up!”の発売と共に発表したが、4月23日、急にアルバム名をバンドと同じ名前に変更した。

アルバム、ボールパークミュージックは2020年10月23日、プローンレコードとイナーシアミュージックを通してで発売。CD,LPで発売し、デジタルダウンロード、ストリーミングも可能になっている。

プロモーション[編集]

4.1 シングル[編集]

ボールパークミュージックは三つのシングルを発売した。

“Spark Up!”は2020年3月19日に発売。

“Day & Age”は2020年6月5日に発売。

“Cherub”は2020年8月28日に発売。

全てのシングルは正式発売の前、トリプルJにて初公開が行われた。

4.2 グッズ[編集]

2020年8月3日、バンドはツイッターでマスクのグッズを公開。続いているCOVID―19大流行の中で使うために製作した。そしてそのツイートにはーシングル、“Spark Up!”のコーラスをパロディーして、“Life is short/The doors are shut/I say we mask up”と変えた歌詞が含まれていた。

4.3 公演[編集]

2020年8月16日、オーストラリアのライブ音楽番組“The Sound”で、“Day & Age”をブリズベンにあるブラック・ベア・ロッジ・バーでライブで演奏。

2020年9月11日、プローンレコードHQから“Cherub”のライブ公演をNMEオーストラリア独占で公開。

2020年10月23日、Triple Jのプログラム、Like a Versionに出演、ラジオヘッドの“Paranoid Android”のカバーを演奏した後、今回のシングルである“Cherub”を演奏した。

アートワーク[編集]

アルバムの絵は笑っている黄色い月が中心にあるもので、薄い青色が背景の色として使われている。

アートワークはポリー・ベース・ブーストが製作。バンドのメンバーであるディンー・ハンソンも制作に携わっておりアルバムに含まれているジャケット写真の製作にも参加した。

成績[編集]

2020年10月28日、オーストラリアレコード産業協会(ARIA)からの中間報告によると、ARIAチャートでTOP 10入りを狙えると発表。2020年10月31日にアルバム発売後、11月2日に記録されたARIAアルバムチャートで最高2位となった。これは、このバンドの最高売り上げを記録した、2014年発売のアルバム“Puddinghead”と同率の記録だった。

脚注[編集]

アルバムの中にあるライナーノーツから抜粋

7.1 ミュージシャン[編集]

Ball Park Music

·       サム・クロマク:作詞・作曲、ボーカル、ギター、シンセサイザー、シェーカー

·       ジェニファ・ボイス:ボーカル、ベース、カズー

·       ダニエル・ハンソン:作詞・作曲、ドラム、タンバリン、手押し車、ボンゴ、ボーカル

·       ディン・ハンソン: 作詞・作曲、ギター、ボーカル、ベース

·       ポール・ファーネス:作詞・作曲、ピアノ、ローズ、トロンボーン、シンセサイザー、メロトロン、タンバリン、ボーカル

その他

·       トム・マイヤ:ボーカル

·       フロランス(犬):息切れ

7.2 スタッフ[編集]

·       ポール・メッカシャー:ミキシング

·       サム・クロマック:ミキシング

·       ウィリアム・ボウデン:マスタリング

7.3 アートワーク[編集]

·       ポーリー・ベース・ブースト:アートワーク、デザイン

·       ディン・ハンソン:アートワーク、デザイン、ジャケット写真