利用者:Remoji/2022年 イギリス保守党党首選挙

2022年イギリス保守党党首選挙
2019年 ←
2022年9月5日

 
候補者 リシ・スーナク ペニー・モーダント リズ・トラス
議員票(第1回) 88
(24.6%)
67
(18.8%)
50
(14.0%)
議員票(第3回) 101
(28.4%)
83
(23.3%)
64
(18.0%)




 
候補者 ケミ・ベイドノック トム・トゥーゲンハート ナディム・ザハウィ
議員票(第1回) 40
(11.2%)
37
(10.4%)
25
(7.0%)
議員票(第3回) 49
(13.8%)
32
(9.0%)
-

 
候補者 ジェレミー・ハント
議員票(第1回) 18
(5.0%)
議員票(第3回) -

2022年イギリス保守党党首選挙は、7月7日に退陣を表明したボリスジョンソン首相・保守党党首の後任を決める選挙である。7月12日に開始され、最終的な結果は9月5日に判明する予定である[1]

前回、テリーザ・メイの後任を決める、EU離脱が争点となった2019年に行われたイギリス保守党党首選挙では、ボリス・ジョンソンが決選投票でジェレミー・ハントを破り当選した。ジョンソンの首相就任後、その年に行われた解散総選挙では、与党保守党は1987年以来の大勝を果たした。

経緯[編集]

2022年6月 不信任決議[編集]

2022年6月6日、グレアム・ブレイディー委員長は保守党党首不信任投票に必要な54通の書簡が集まったと発表、同日中に不信任投票が行われた。結果、保守党議員の過半数が信任票を投じ、ジョンソンの続投が決定した。しかし、四割以上の保守党議員が不信任を投じたことについて、ガーディアン紙は「予想以上の反乱」と評した[2]

政権退陣[編集]

信任選挙後も、続投する意向を示したジョンソンだったが、7月7日に、主要閣僚が相次いで辞任した事を受け首相及び保守党党首としての辞意を表明した[3]。これにより、保守党の1922年委員会は同月11日、次期党首を選ぶ党首選挙実施を決定し翌日の12日に告示された[4]。党則上、現職のジョンソン氏は党首選に出馬することは出来ない[5]。流れとしては、保守党の庶民院議員のみで、候補者が二人に絞られるまで投票し、その後全国の保守党員による郵便投票で新党首が決定する[6]。新党首は9月5日に決定する予定で、ジョンソンは9月6日に首相を辞任し、その日の午後に新首相がエリザベス二世によって任命される予定である[7]

  1. ^ Payne (2022年7月7日). “New UK prime minister to be chosen by early September”. Financial Times. 2022年7月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年7月7日閲覧。
  2. ^ Boris Johnson wins no-confidence vote despite unexpectedly large rebellion” (英語). the Guardian (2022年6月6日). 2022年7月15日閲覧。
  3. ^ 日本放送協会. “ジョンソン首相 なぜ辞任?今後の影響は? | NHK”. NHKニュース. 2022年7月15日閲覧。
  4. ^ Britain to have new PM by 5 September as Tory leadership rules announced” (英語). the Guardian (2022年7月11日). 2022年7月15日閲覧。
  5. ^ Constitution of the Conservative Party” (2021年1月). 2021年9月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年5月28日閲覧。
  6. ^ “Tory leadership race: Rishi Sunak leads pack in tightening contest” (英語). BBC News. (2022年7月14日). https://www.bbc.com/news/uk-politics-62168579 2022年7月15日閲覧。 
  7. ^ Boris Johnson reveals exact date he will hand letter of resignation to the Queen” (英語). The Northern Echo. 2022年7月15日閲覧。