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利用者:S.O.U.R.U.18/sandbox

年表

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クラウスの世界(地球)の出来事

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年代 出来事 詳細
21世紀初頭 ゲートの発見 とある大学の研究室に属する研究者が、アフリカで正体不明の磁気異常物質を発見する。

研究が進むにつれて、この物質がエネルギー保存則を無視した一種の永久機関であることが判明。後に、この物質は「ゲート」と呼ばれるようになる。

アオイドスの設立 統合政府は、ゲートを発見した研究者が属する研究室を基に、ゲート研究の専任の研究機関を設立。これが莫大な予算と人員を必要とした結果、巨大学術機関「アオイドス」が誕生。
21世紀 アオイドスが中間報告を提出 アオイドス設立の十数年後。ゲート研究に関する中間報告が提出される。

中間報告により、ゲートは、異なる複数の宇宙を接続する扉としての機能を有する“マルチバース・ジョイント”であることが判明。ゲートが事故を起こした場合、地球全体に甚大な被害がもたらされる可能性から、ゲートが地表に存在することが危険視される。

ビーン・ストークの建造 統合政府が、赤道上に三基の軌道塔「ビーン・ストーク」を建造。

三基の軌道塔、第一タワー「ラダマンティス」、第二タワー「アイアコス」、第三タワー「ミーノース」が建造され、それぞれに低軌道ステーションが作られた。アオイドスにより、各軌道塔の低軌道部分を接続することでオービタルリングを形成し、そこを地表から離れたゲート研究の新たな研究拠点とするプロジェクトが推進される。

トリニティ・プロセッサーが誕生 新たな研究拠点において、合議型人工知性群「トリニティ・プロセッサー」が育成される。

トリニティ・プロセッサーは、生体素子を採用したプロセッサーである「ウーシア」、「ロゴス」、「プネウマ」を、異なる仮想空間で育成することによって個性を獲得させ、ロゴスとプネウマが意見を出し、ウーシアが裁定するという形の合議によってゲートを管理するシステムとなった。

トリニティ・プロセッサーにより、ゲートを管理運営するためのシステムが人の判断に依らず拡張されていく。
ディミトリ・ユーリエフがミーノース自治州選出議員となる。(明確な時期は不明)
地球種汎移民計画の実行 統合政府により、恒星間移民船によって人々を宇宙に旅立たせる「地球種汎移民計画」が実行される。

第一次から第十三次までの移民計画が同年度内に計画され、移民は総計1000万人となる見通しとなる。

サルワートル人権擁護法案の提出 「サルワートル人権擁護法案」が議会に提出される。

翌年の5月には13の自治州から法案反対の申請が出され、司法省第七特別人権委員会は廃案も視野に入れた議論を進めることを決定。

恒星間移民船イカロスが出港 5月16日水曜日午前0時。ラダマンティス第一宇宙港から、第八次地球種汎移民計画の母船「イカロス」が48万人の移民を乗せ、いて・りゅうこつ腕イータ・カリーナに向けて旅立つ。

第八次計画までの移民船団の合計は300万人となり、第九次以降は同年7月に就航する新型の超長距離恒星間移民船「フィラデルフィア級」が母船として配備される予定となった。

統合政府が政府に従わぬ勢力として敵視していた、反政府軍「サルワートル」が政府にゲートの引き渡しを要求。統合政府とサルワートルの対立は次第に激しくなっていく状況となる。
デバイスが誕生 トリニティ・プロセッサーは、政府とサルワートルがゲートを巡って対立し続ける状況を鑑み、オービタルリングを自衛するための機動端末兵器群「デバイス」を産み出す。
アイオーン・デバイスが誕生 ゲートから供給されたエネルギーを、世界そのものを破壊可能な程の消滅の力として行使でき、全てのデバイスの要となる最強のデバイス「アイオーン・デバイス」が誕生する。
スレイブ・ジェネレイター直結型荷電粒子砲を備えた「セイレーン・デバイス」などを始めとした、通常兵器とは比べ物にならない程強力なデバイスが実戦に投入されたことによって、地球全体の地表が焼き尽くされる。
西暦20XX年 第一軌道塔で攻防戦が勃発 ゲートを統合政府から奪取するべく、サルワートルが第一軌道塔・ラダマンティスに対する直接攻撃を開始。ゲートを保管する研究所が存在する「第一低軌道ステーション」付近を中心とした宇宙も戦場となる。
統合政府は「セイレーン部隊」を始めとした強力な戦力を有していたが、次第に劣勢となる。

この戦いでは、サルワートル側に「タイタン・デバイス」と見られる兵器が確認される。

クラウスの暴走 アオイドスに属する研究員と見られるプロフェッサー・「クラウス」がゲートの管理権限を独占。

地表を燃やし尽くしても尚争いを続ける人々を憂いたクラウスは、その解決を“外”へと求め、新たな宇宙の創世という理想の基、ゲートを利用した相転移実験の開始を目論む。

追いつめられた統合政府が、最終手段として封印していたアイオーン・デバイスの起動を試みるも、ゲートへアクセスできず、失敗。
クラウスが相転移実験を開始 相転移実験の準備として、クラウスが独断でトリニティ・プロセッサーをゲートに同調させる。

同僚の研究員と見られる「ガラテア」がクラウスを制止するも、クラウスは彼女の言葉を聞き入れず、相転移実験を開始。

世界が崩壊 オービタルリングを利用することで地球全体が相転移実験の対象となり、他の宇宙から隔絶された新たな世界が誕生するが、結果はクラウスの意に反し、多くの人や物が遥か彼方の次元に飛ばされる。
トリニティ・プロセッサーの1つであるウーシアが時空転移現象に巻き込まれ、新たに生まれた世界へと飛ばされる。

クラウスとガラテアも時空転移に巻き込まれるが、クラウスは左半身のみが新たな世界に飛ばされ、右半身は元の世界に残される。

巨神界・機神界の出来事

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年代 出来事 巨神界 機神界
原初の時代

(数万年前?)

世界の誕生 相転移実験の影響により、他の宇宙と隔絶された新たな世界「閉じられた世界」が誕生。

広大な海に、「巨神」と「機神」が生まれる。

時空転移現象に巻き込まれたウーシア、クラウスの左半身、ガラテアが閉じられた世界に出現。

クラウスの後悔の念を基に、ウーシアから意識体「アルヴィース」が生まれる。

クラウスの左半身は巨神の魂「ザンザ」に、ガラテアは機神の魂「メイナス」に転生し、新世界の2柱の神となる。

アルヴィースは高次意識体「モナド」として、世界の摂理の監視役となる。

生命の誕生 巨神ザンザが、自らの細胞の一部から有機生命体「テレシア」を創造。後にテレシアの一部に知性を与え、「巨人族」や「ハイエンター」などの原初生命体を創造。

ハイエンターには、強いエーテルを浴びるとテレシアに戻る因子を埋め込まれる。

機神メイナスが、無機物に生命と知性を与え、「マシーナ」を創造。
アガレスが誕生。 ミゴール、ミゴールの息子「エギル」、ミゴールの娘ヴァネアらが誕生。
巨神界と機神界が繋がる 巨神界の巨人族やハイエンターらと、機神界のマシーナとの交流が始まる。
皇都アカモート、帝都アグニラータが築かれる ハイエンターにより、エルト海に「皇都アカモート」が築かれる。 マシーナの文明が高度なものになっていき、機神体内に「帝都アグニラータ」が築かれる。
ニ神戦争 アガレスがモナドを発見 巨神界の某所で、アガレスが「神剣モナド」を発見。モナドを握ったアガレスにザンザが宿り、身体が支配される。
ニ神戦争の始まり アガレスの身体を得て自由に行動することが可能になったザンザが巨神を操り、機神に戦いを挑む。
ディクソンがザンザの使徒となる ザンザが、巨人族の「ディクソン」に永遠の命を与え、自身の使徒にする。
三聖の誕生 ハイエンターの「ロウラン」と、ホムスの姿で実体化したアルヴィースがザンザの使徒となり、3人の使徒は「三聖」となる。
帝都アグニラータ滅亡 巨神やテレシアの攻撃により、帝都アグニラータが滅亡。ミゴール、エギル、ヴァネアなどの少数の生き残りを除いたマシーナのほとんどが死に絶える。
ザンザが封印される ハイエンターの始祖が、隙をついてザンザを封印。肉体は「監獄島」に、魂は神剣モナドと共に「オセの塔」に封じられる。一連の大戦争の伝承はハイエンターに受け継がれ、多くの碑文が残される。
生き残ったマシーナが、巨神との戦いで切り落とされた機神の「落ちた腕」や、機神界フィールドの隠れ里に移り住む。
メイナスが眠りにつく メイナスが、ザンザの監視をマシーナに託し、ニ神戦争での傷を癒すために長い眠りにつく。
数千年前? ハイエンターの皇祖が墓所を建造 ハイエンターの皇祖がテレシア化の因子を究明。「ホムス」との交配理論を構築する。

皇祖人の格を記録するための墓所を建造し、ホムスとの交差比率を確認するためのシステムなどを残す。

機神界盟主エギルが誕生 エギルが「機神界盟主」を名乗り、巨神界への侵攻を決定。反対したマシーナたちを虐殺する。
エギルが機神兵を大量生産。
ハイエンターが皇都の防衛システムを建造 機神からの攻撃を想定したハイエンターが、皇都アカモートを防衛するためのシステムを建造。
巨神教が広まり、その重鎮である異端審問官が大きな権力を持つようになる。
エギルが巨神界への侵攻を開始 エギルが、機神兵団による巨神界への侵攻を開始。

以後、何百年にも渡って進行が繰り返される。

ハイエンターの47代皇主ルミオンが巨神教を解体。ただし、実際はこれ以降も巨神教は歴史の影で暗躍を続ける。
ホムスが繁殖 かつての地球の人類と似た特徴を持つ種族、ホムスが繁殖し、巨神界の各地に「コロニー」を作る。
150年以上前 ロウランがアカモート宰相に、アルヴィースが神聖予言官となり、ハイエンターの監視を開始。
151年前 カリアン誕生 ソレアンと光妃の間にカリアン誕生。
88年前 メリア誕生 ソレアンと影妃の間に「メリア」誕生。
40年以上前 メリアの母である影妃が行方不明となる。
40年前 リキ誕生 「サイハテ村」で、ノポン族のリキが誕生。
30年前 ダンバン、ムムカ誕生 「コロニー9」で、ダンバンとムムカが誕生。
21~29年前 ソレアンがハイエンターの皇主として即位。
21年前 カルナ誕生 「コロニー6」で、カルナが誕生。
19~20年前? ホムス達の間で、「神剣モナドが機神兵に対抗できる力を持つ」という話が広まり、モナド捜索隊が結成される。
18年前 シュルク、フィオルン、ライン誕生 コロニー9で、「シュルク」、「フィオルン」、ラインが誕生。
15~17年前? ダンバンとフィオルンの父が、機神兵によって殺害される。
14年前 シュルク死亡、ザンザが宿る モナド捜索隊が「ヴァラク雪山」で神剣モナドを発見。モナドに宿っていたザンザが一時的に覚醒し、捜索隊のエーテルエネルギーを吸い取る。

この際、当時4歳であったシュルクを含め、捜索隊は全員死亡するが、ザンザが新たな肉体を得るためにシュルクに宿ったことで、シュルクはザンザの「依り代」として復活。

ディクソンが、ザンザの依り代となったシュルクを神剣モナドと共にコロニー9へ連れ帰る。
1~3年前? ラインが、コロニー9の防衛隊に入隊。
機神兵の攻撃により、コロニー6、コロニー9以外のコロニーが全て壊滅。
ガラハド要塞の建造 機神界勢力がガラハド壕に要塞を建造し、「ガラハド要塞」が誕生。機神の動力として使用できるエーテルエネルギーを巨神から吸い取る装置が設置される。
1年前 大剣の渓谷の戦い 「大剣の渓谷」にて、機神兵とホムスの戦いが勃発。
モナドに最も適性を持つものとして、ダンバンが抜擢される。

他の候補者たちはその護衛部隊とされた。

モナドを振るうダンバンにより、機神兵が撃退される。

ダンバンたちを裏切ったムムカを機神兵が捕らえて回収し、機神界に連れていく。この戦いで、ダンバンはモナドの負荷によって右腕の機能を失う。

シュルク達の旅

(ゼノブレイド)

リキが「今年の」勇者に選ばれる。 エギルが、モナドの力に対抗するため、ホムスを中枢ユニットとする新たな機神兵の開発に着手。
新型機神兵フェイスが誕生 ディクソンの研究資料を基に、シュルクがモナドの解析を開始。

解析の最中にモナドに接触し、初めて「未来視(ビジョン)」を発動させる。

モナドの力を無力化するために、機械化したホムスをコアとして組み込んだ新型機神兵「フェイス」が完成。
コロニー6襲撃 コロニー6が機神兵に襲撃され、住民の大半が捕獲、もしくは捕食される。

カルナやジュジュなど、一部の住民は脱出して避難したが、この襲撃でコロニー6は機神兵に占領される。

「褐のゾード」が率いる機神兵の部隊がコロニー6を襲撃。

コロニー6の占領に成功する。

コロニー9襲撃 コロニー9が機神兵に襲撃される。

シュルクがモナドを手にして戦ったことで、「未来視」の力が完全に覚醒。占領は免れるが、「顔つき」によってフィオルンが殺害される。

かつて機神兵に捕らえられたムムカをコアユニットとした「黒いフェイス」が率いる部隊がコロニー9を襲撃。

シュルク達の抵抗を受けて、コロニー9を占領せず撤退する。

シュルク達が旅に出る シュルクは「顔つき」に復讐するため、機神界を目指すことを決め、モナドを手にし、ラインと共に旅に出る。
ゾードとの戦い 旅の途中でカルナとジュジュと出会ったシュルク達が、コロニー6を占領する機神兵たちと戦い、褐のゾードを撃破する。
黒いフェイスがシュルク達を襲撃 シュルク達の前に、黒いフェイスが無数のフェイスを率いて出現。シュルクがモナドをもって対抗するが、フェイスには通用せず、窮地に立たされるが、ダンバンがシュルク達に合流したことで、難を逃れる。
メリアがテレシア討伐のため、アカモートを発つ。
シュルク達がメリアと出会う シュルク達が「マクナ原生林」で、テレシアとの戦闘で疲弊したメリアと出会う。
アルヴィースがシュルクに接触 エーテル欠乏症で衰弱したメリアのためにエーテル結晶を探すシュルクの前に、アルヴィースが出現。

テレシアとの戦い方、モナドの新たな使い方を教えると、姿をくらます。

ジュジュを中心として、コロニー6の復興が始まる。
シュルク達がリキと出会う マクナ原生林を移動する中で、サイハテ村にたどり着いたシュルク達がリキと出会い、旅の新たな仲間となる。
テレシアとの戦い メリアが、シュルク達の協力を得て再びテレシアに戦いを挑み、討伐に成功する。 コロニー9で黒いフェイスが殺害したフィオルンを機械化し、これをコアユニットとした「フェイス・ネメシス」が完成。

ヴァネアによって、フィオルンの身体に機神のモナドと共にメイナスの魂が宿される。

メイナスが復活 フィオルンの身体を得て、眠りについていたメイナスが復活。
メリアが墓所の試練に挑む シュルク達が皇都アカモートに到着。

メリアは時期皇太子としての資格を得るために墓所の試練に臨むが、墓所内部でタルコの襲撃を受ける。

エギルが、新たに巨神界侵攻作戦を開始。
メリアが皇太子となる タルコを退け、墓所の試練を成功させたメリアが皇太子となり、立太子の儀が行われる。

カリアンが摂政となる。

黒いフェイス、フェイス・ネメシスが率いる機神兵の部隊がエルト海に侵攻。
監獄島の封印が解かれる ソレアンが機神兵に対抗するために監獄島の封印を解き、アガレスの肉体を得たザンザと出会う。

ザンザの力を利用した防衛装置により、機神兵の撃退に成功。

ザンザによってモナドの枷が解かれる ザンザによってモナドの枷が解かれたことで、シュルクの持つモナドが「モナドII」へと変形し、フェイス(人)を斬ることが可能となる。
ソレアン死亡 黒いフェイスの攻撃により、ソレアンが死亡。

フェイスたちは撤退する。

ムムカとの戦い 「ヴァラク雪山」にて、フェイス・ネメシスがシュルク達と接触するが、その直後に黒いフェイスの襲撃を受ける。

黒いフェイスの中から、コアユニットとして機械化したムムカが現れ、戦闘になる。

エギルがヴァラク雪山へ進発。
エギルがシュルク達に接触 ムムカがダンバンとの一騎打ちで劣勢になった所に、黄金に輝く始原のフェイス「ヤルダバオト」に搭乗したエギルが、無数のフェイスを引き連れて出現。

シュルク達に、自身が機神界盟主であることを名乗ると、フェイス・ネメシスを回収し、黒いフェイスと共に撤退。

黒いフェイスとの戦い ガラハド要塞を目指して大剣の渓谷へ向かったシュルク達の前に、黒いフェイスに搭乗したムムカが出現し、戦闘になる。

この戦いで、自滅によって黒いフェイスが大破し、ムムカが死亡。

ガラハド要塞の戦い ガラハド要塞にて、シュルク達とヤルダバオトが対峙。エギルに操られたフェイス・ネメシスも出現し、戦闘となる。 エギルが反モナド場(アポクリファ)を展開し、シュルクの持つモナドを無力化する。
フィオルンの中に宿るメイナスが一時的に覚醒し、メイナスの放った力によって、ガラハド要塞が崩落。
シュルクとフィオルンが再会 ガラハド要塞から、機神の落ちた腕へと落下したシュルクが、フィオルンと再会。
シュルク達がマシーナの隠れ里へ辿り着く シュルク達がマシーナの隠れ里にて、エギルの父親であるミゴールらと接触。

ミゴールがシュルク達にエギルの討伐を依頼する。

機械化したガドをコアユニットとした、「緑のフェイス」が完成。

エギルは黒いフェイスの敗北を踏まえ、コアユニットのホムスとしての生前の記憶を消去することを決定。

緑のフェイスとの戦い シュルク達が緑のフェイスとの戦闘となり、これを撃破する。
巨神界連合軍が結成 カリアンが陣頭に立ち、ホムス、ハイエンター、ノポンの3種族から成る巨神界連合軍が結成され、大剣の要塞へ侵攻する。
エギルとの戦い 帝都アグニラータのメイナス神殿にて、エギルとシュルク達が戦闘。

この戦いの中でメイナスがエギルと対話をし、巨神界への侵攻を止めるように訴えるが、エギルはメイナスの言葉には応じず、メイナスは自身を裏切ったと断定。「メイナスの代行者」としての名を捨て、彼女と決別する。

機神の復活 エギルが、巨神から吸い出したエネルギーを基に機神を起動することに成功。

これにより、帝都他アグニラータが崩壊。

メイナスの復活 メイナスの魂が完全に覚醒。
シュルク達がエギルに対抗するためにモナドの力を取り戻すべく、アポクリファ発生器と戦闘し、これを破壊する。
ヤルダバオトとの戦い エギルは機神の新たな魂として機神の身体を意のままに操り、巨神へと攻撃を仕掛ける。

シュルク達がヤルダバオトに戦いを挑み、エギルを追いつめるが、シュルクはエギルを討つ事を拒否。 モナドを持ちながら自分を保ち続けるシュルクを見たエギルは、シュルクやメイナスと和解。

ザンザの復活 エギルと和解したシュルクをディクソンが撃ち、シュルクの中に宿っていたザンザが覚醒。

ザンザはシュルクの肉体から離れ、自由の身となる。

ザンザとメイナスの戦い モナドを手にしたザンザに対して、メイナスも自身のモナドを手にして戦いを挑む。

シュルクらに気を配りながら戦うメイナスは劣勢となり、最期はザンザの攻撃からシュルク達を守るためにフィオルンの身体から抜け出し、ザンザの攻撃を受けて消滅する。ザンザはメイナスを滅ぼしたことで、機神のモナドを得る。

純血のハイエンターがテレシア化 監獄島が巨神の胎内に収まり、大量のエーテルエネルギーが放出される。これにより、ホムスの血が混ざっていない純血のハイエンターが全てテレシア化する。
巨神と機神の戦い エギルが機神を操り、ザンザに抵抗。ザンザも巨神の身体を操り、再び巨神と機神の戦いが繰り広げられる。エギルが機神の大剣で巨神の身体に穴をあける事に成功するものの、ザンザの攻撃よってエギルは死亡する。
機神界が壊滅 巨神のモナドによる攻撃で、機神界が機神の身体ごと壊滅。
三聖との戦いの始まり シュルクを裏切ったディクソンに加え、ロウランとアルヴィースもザンザの使徒としての本性を現し、シュルク達と三聖の戦いが始まる。

シュルクは、マシーナたちからモナドの力を再現した「モナドレプリカ」を託され、戦いに挑む。

ロウランとの戦い 巨神の胎内にて、シュルク達とロウランが対峙。ロウランはテレシアと化したカリアンと合体し、シュルク達に戦いを挑むが、カリアンが自爆したことによって死亡。
ディクソンとの戦い 監獄島にて、シュルクらとディクソンが戦闘。

ディクソンはシュルクらに破れ、ザンザの元へと向かうシュルク達の背中を見送り、死亡。

ザンザの元を目指すシュルク達が、ウーシアの「記憶空間」へと辿り着く。

この空間で、シュルク達はかつての敵達との戦いの記憶と対峙し、ザンザの居場所を目指して戦う。

ザンザとの戦い 数々の戦いの記憶を退けたシュルク達はザンザの元へと辿り着き、戦いを挑む。

巨神と機神のモナドを手にしたことで、異形の姿へと変わったザンザとの戦いとなる。

シュルクが第三のモナドを手にする 全ての神剣モナドがザンザの手にあるにも関わらず、シュルクは未来視(ビジョン)の力を発動してザンザに対抗。これに困惑するザンザの前に、シュルク達の心の光から具現化された「モナドIII」が誕生。

シュルクが新たに誕生した第三のモナドを手にし、ザンザに最後の戦いを挑む。

ザンザが消滅、シュルクが神となる シュルクのモナドによってザンザが斬られ、シュルクが新たな神となる。
アルヴィース(モナド)が、自身の持つ世界誕生の経緯の記憶をシュルクに見せる。

クラウスの行った相転移実験や、世界の成り立ちについて、そして自身の正体は相転移実験施設を管理するただの機械だと告げ、新たな神となったシュルクに望む未来の選択を迫る。

神無き世界が誕生 新たな神となったシュルクが神無き世界を選択し、自身の神の座とモナドを捨てる。

シュルクの選択によってこの世界から「神」という存在が消え、世界が神の定めた因果律から解放される。 予定されていた未来は破壊され、新たな神無き世界が誕生。

アルヴィースが消滅 アルヴィースが、全ての生命が未来に向けて共に歩んでいく未来が、新たに生まれた世界に見えることをシュルク達に告げ、消滅。
コロニー9を中心に、巨神界、機神界の人々が復興を進める。

マシーナの技術により、機械化したフィオルンがホムスの身体に戻ることに成功。

新世界創世後 巨神肩に残された混血ハイエンターが、皇都アカモートや、「グランデル城壁」を始めとする古代都市グランデルの遺跡群で生き延びる。

一部のマシーナも巨神肩で生存し、グランデルに住むハイエンターと共存する。

霧乃王が出現 突如、皇都アカモートに「亀裂」が出現。

亀裂からは黒い霧のような物質が発生し、異なる世界(アルスト)に生息するモンスターである「デビルキング・グルドゥ」が、黒い霧のように粒子化して巨神界側の世界に投影される現象が起きる。 黒い霧状で出現したデビルキング・グルドゥには通常の武器での攻撃が一切通じず、アカモートに住むハイエンターたちから「霧乃王」と呼ばれて恐れられる。

霧乃獣が発生し始める 亀裂から出た霧の影響を受けたモンスターが、黒い霧を纏って狂暴化する現象が発生。狂暴化したモンスターは、霧乃王のいる所には必ず現れる事から、「霧乃獣」と呼ばれるようになる。
霧乃王の出現により、霧乃王への有効な対抗手段を持たないハイエンターたちは、一方的に追いつめられる状況となる。
テトがタルコと出会う ハイエンターの少年テトの父親が霧乃王に殺害される。

アカモートから脱出して1人になってしまったテトは、偶然出会ったタルコに保護される。

皇都アカモートが廃墟化 ハイエンター達は皇都アカモートを追われ、巨神肩のグランデルへ避難。無人となったアカモートは廃墟と化す。

皇都の付近を大量のテレシアが彷徨っていた事により、霧乃王はアカモートに留まり続ける。

生き残ったハイエンター達が皇都奪還のための様々な作戦を決行するが、全て失敗し、多くの犠牲が出る。

マシーナのラダムが、これ以上の犠牲を防ぐために奪還作戦を断念するように忠告したことが原因で、一部のハイエンターがマシーナと対立し、グランデルから去る。

モナド・R・EXが誕生 シュルクが主導で開発が行われた新型のモナドレプリカ「モナド・R・EX」(通称“レックス”)が完成。
1年後

(ゼノブレイド つながる未来)

メリア達が巨神肩に墜落 ザンザとの戦いから1年後。

メリアが、皇都アカモートに行くためにモナド・R・EXを装備したシュルクと共に乗っていたジャンクスが、霧乃王の攻撃を受けて巨神肩に墜落する。

巨神肩で、メリア達がジャンクスに隠れていたリキの息子キノと、娘ネネを発見。
霧乃獣との戦い ジャンクスを修理するためのパーツを探すため、アカモートに到着したメリア達が、霧乃獣と化したタオースに襲われているテトを発見し、霧乃獣と戦闘になる。
メリア達が霧乃王と対面 メリア達が霧乃獣と化したタオースを倒した直後、亀裂から霧乃王が出現。メリア達が霧乃王に戦いを挑むが、霧乃王は一切の攻撃を受け付けず、全く太刀打ちできなかったため、メリア達は皇都から脱出。
メリアがタルコと再会 テトとタルコの研究所にて、メリアがタルコと再会。
グランデルにて、メリア達がラダムと出会う。
巨神肩に霧乃獣が発生 亀裂が広まったことが原因で、皇都の外である巨神肩のモンスターが霧乃獣と化す現象が発生。グランデルで飼育されていた温厚なアルマも霧乃獣と化す。
シュルクとラダムが、テトとタルコの研究資料を基に霧乃王を倒す手段として、高濃度のエーテル場を発生させるという方法を発案。
グランデル防衛戦 グランデルに大量の霧乃獣が侵攻し、グランデル城壁が破られる。

メリア達も防衛戦に参加し、霧乃獣を一時的に退ける事に成功する。

メリアが、グランデルから「盟友の岬」に去っていたハイエンター達を呼び戻すため、岬にいる近衛兵であるマクシスと対話。

グランデルに、再び大量の霧乃獣が侵攻。

岬のハイエンターがグランデルに帰還 グランデルから去っていたハイエンター達が霧乃獣との戦いに参戦し、再び霧乃獣を退ける事に成功。

ラダムとマクシスが和解し、岬のハイエンター達はグランデルに帰還。

モナド・R・EX/改が誕生 霧乃王に対抗する手段として編み出した、高濃度のエーテル場を発生させる機能を持った「モナドR・EX/改」が誕生。
霧乃王との戦い メリア達が、皇都アカモートの皇宮にて霧乃王と対峙。

シュルクのモナド・R・EX/改が発生させたエーテル場により、霧乃王への攻撃に成功。 メリア達によって霧乃王が撃破される。

霧乃王が復活 さらに広がっていく亀裂から力を得て、霧乃王がより強大な力を持って復活。

復活した霧乃王はメリア達によって倒されるものの、亀裂から力を得て再度復活。

亀裂と霧乃王が消滅 メリア達が霧乃王と戦う中、突如テレシアの大群が亀裂の中に突撃し、亀裂が不安定となる。

亀裂が不安定になった影響を受けた霧乃王が、メリアの攻撃によって消滅。同時に亀裂も消滅する。

新たな時代 ジャンクスの修理に成功したメリア達が、コロニー9に帰還。

コロニー9と巨神肩がジャンクスによってつながり、共に発展していく。

皇都アカモート復興 コロニー9の人々と巨神肩の人々により、皇都アカモートが復興。
メリアが女王として即位 メリアが新たな時代の女王として即位。皇都アカモートで戴冠式が行われる。

アルストの出来事

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年代 出来事 詳細
西暦20XX年 ゲートが活動を停止 世界の崩壊と同時に、ゲートは活動を停止。

クラウスが相転移実験を行った後の地球は、「モルスの地」の廃墟と化す。世界には、荒廃した廃墟と、わずかに生き残った人間のみが残されたが、生き残った人間は「グルドゥ」と呼ばれるモンスターと化していった。

クラウスが世界の再生を決意 ゲートの接触者となったクラウスは右半身のみとなっても死ぬことができず、生き残る。

第一低軌道ステーションにひとり残されたクラウスは、己の罪を償うために世界を再生させる事を誓う。

世界再生の時代 雲海の誕生 クラウスが、崩壊した物質をかつて地球を構成していた物質に再構成する力を持った分子体を創り出し、世界を覆わせる。これは後に「雲海」と呼ばれるようになる。
雲海により、崩壊した世界が少しずつ再生されていく。
クラウスが生命の再生を実行 クラウスが生命の再生を行うため、かつて地球上に存在した全ての生命の記憶を持った素子を雲海に放つ。これは後に「コアクリスタル」と呼ばれるようになる。
雲海に放たれたコアクリスタルは、雲海の分子構造と結びつき、新たな生命核を形成。
巨神獣が誕生 新たに生まれた生命核が時を経て微細な生命体へと変化し、「巨神獣(アルス)」が誕生する。

巨神獣は進化の過程で、次第に大型化していく。

巨神獣が大型化する中で、一つの大陸にもなり得る程の巨大な巨神獣が誕生していく。
新たな生命が誕生 コアクリスタルに宿る生命情報を基に、巨神獣から純粋な生命体が誕生。

新たに生まれた生命体は、巨神獣の巨大な身体を大地として繁栄していく。

新たな生命は様々な進化を遂げ、多くの種が生まれる。
崩壊した世界に再び人間が誕生 長い年月を経て、崩壊した世界に新たな人間が誕生。

元の地球の人間のような容姿の者や、猫などの人間以外の生物の特徴を持った者など、様々な人種が生まれる。

クラウスがブレイドを創造 クラウスが、新たな人間の中に自分のような者が現れる事を危惧し、世界の情報をクラウスとトリニティ・プロセッサーに送信する役割を持った亜種生命体「ブレイド」を創り出す。

崩壊した世界に残されたロゴスとプネウマをブレイドのシステムの要とし、2つのプロセッサーは全てのブレイドを管理するコアクリスタルとなる。

巨神獣からコアクリスタルが生まれ、適性のある人間に触れられたコアクリスタルからブレイドが生まれ、ブレイドは長い年月を経て巨神獣となり、その巨神獣から新たなコアクリスタルが生まれるという、命の記憶の循環が形成される。
新たな世界 アルストが誕生 クラウスによって世界は再生され、崩壊した地球は、見渡す限りの雲海と、軌道塔を中心に雲海を回遊する巨神獣たち、その巨神獣を大地として新たな人間や動物たちが暮らす世界「アルスト」となった。
不明 楽園の伝説が誕生 第一軌道塔ラダマンティスに巨大な植物が巻き付いたことで、軌道塔は樹木のような形となり、新たに生まれた人間から「世界樹」と呼ばれるようになる。

世界樹の上には豊穣の大地「楽園」が存在し、人はかつて神によって楽園を追い出された者たちの子孫であり、巨神獣は人間を哀れに思った神が遣わした神の僕であるという伝説が生まれる。

神歴元年 不明 どのような出来事が神歴の始まりとなったのか不明。
神歴1000年代? イーラの巨神獣が誕生 他の巨神獣とは一線を画した最強の巨神獣「イーラの巨神獣」が誕生。

圧倒的な力で他の巨神獣を蹂躙し、1000年間に渡って君臨し続ける。

神歴2000年代? イーラ王国とユーディキウムが誕生 アレクトス1世により、イーラの巨神獣の力が封印される。

イーラの巨神獣に「イーラ王国」が、テンペランティアの巨神獣に「ユーディキウム」が誕生。イーラは機械技術が、ユーディキウムは生体技術が優れる国として、双璧を成す国家となる。

神歴2500年代 法王庁アーケディアが誕生 アーケディアの巨神獣に、ユーディキウムをルーツとする法王庁「アーケディア」が誕生。

法王庁に、巨大な絵画「アルスト創世物語」が描かれる。

神歴2700年代 セイリュウが誕生 イーラの巨神獣の胎で、巨神獣「セイリュウ」が誕生。
神歴3400年代 オルネラがシンと同調 イーラの騎士オルネラが、“イーラの秘宝”と呼ばれる王国最強のブレイド「シン」と同調。

オルネラとシンがセイリュウの背に乗り、世界の各地を巡る。

神歴3500年代 スペルビア帝国が誕生 スペルビアの巨神獣に、初代皇帝エフィムによる新興国家「スペルビア帝国」が誕生。
自然が豊かな巨神獣に存在する「グーラ共和国」が、新たな領土を狙うスペルビア帝国と軍事大国「シヤ」から干渉を受け始める。
神歴3500年代? 武器を生成できるブレイドが誕生 ブレイドの中でごく僅かに、武器を持ったブレイドが誕生するようになる。
神歴3537年頃 ラウラ誕生 イーラ王国で「ラウラ」が誕生。
神歴3547年 ラウラがシンと同調 盗賊ゴウトによって盗み出されたシンのコアクリスタルにラウラが接触し、同調。

ラウラがシンの新たなドライバーとなる。

神歴3561年 イーラ王国の王子「アデル・オルド―」が、グーラ人の少年ミルトと出会う。
神歴3562年頃 マルベーニが世界樹を登る アーケディアの司祭マルベーニが、争いを繰り返す人や世界に絶望。自身のブレイドである「マンイーター」のミノチと別れる。

マルベーニは神に会うべく世界樹を登り、第一低軌道ステーション(楽園)に辿り着く。神(クラウス)はマルベーニの前に姿を現すことはなかったが、マルベーニはコアクリスタルとなったロゴスとプネウマを発見し、これを持ち帰る。新たに生まれた人間に失望し、全てを諦めていたクラウスは、マルベーニを止めることなく放置する。

マルベーニがロゴスと同調、メツが誕生 世界樹からアルストに戻ったマルベーニがロゴスのコアクリスタルと同調した事で、ロゴスが「メツ」という名を持つブレイドとして実体化。全ての物質を消し去る力を持ち、ドライバー抜きでも全ての力を行使できる規格外のブレイドとなった。
神歴3562年頃 マルベーニがメツの力を利用して辺境の地を平定し、“遠征軍の雄”と呼ばれるようになる。
メツが天の聖杯となる メツが、開祖モルディナートが天から受けた神の威光を模したものと伝えられるアーケディアの至宝“天の聖杯”を破壊。自分こそが神の啓示であると名乗る。

人々がメツを「天の聖杯」と呼ぶようになる。

デバイスが起動 メツが、かつてロゴスとして管理下に置いていた機動端末兵器群(デバイス)を起動。

機動端末兵器群が「僕(デバイス)」と呼ばれるようになる。

神歴3563年頃 メツが単独で破壊行為を開始 マルベーニが、アーケディアの助祭枢機卿となる。

メツがマルベーニの元を去り、単独で破壊行為を開始。メツの力を恐れたマルベーニが、メツを討伐するためにプネウマと同調できる人間を探すことを決意。

イーラ王国の「王都アウルリウム」にて、王弟ゼッタがプネウマとの同調に失敗。
アデルがプネウマと同調、ヒカリが誕生 インヴィディア烈王国の「首都フォンス・マイム」にて、アデルがプネウマとの同調に成功。プネウマが「ヒカリ」として実体化し、“もう一人の天の聖杯”と呼ばれるようになる。

メツに対抗する「抵抗軍」が結成される。

神歴3564年

(ゼノブレイド2黄金の国イーラ)

シヤが滅亡 第107代アーケディア法王のラダリアが、アーケディアとスペルビア帝国の連合軍をシヤに派兵。

連合軍に加えてメツの襲撃も受け、シヤの首都ホメロパが陥落。

ブラックセイレーンに搭乗したメツの攻撃によってシヤの巨神獣が雲海に沈み、シヤが滅亡。

イーラ王国の「リサリア原生林」にて、傭兵となったラウラとシンが、サタヒコと出会う。
アデルとヒカリとの戦い メツの使役する僕の一種「ガーゴイル・デバイス」と戦うラウラ達の前にアデルとヒカリが出現し、ガーゴイル・デバイスを破壊。

ラウラとシンが、シンがかつて宝物庫から盗まれた“イーラの秘宝”である事に気づいたアデルとヒカリと戦闘になる。

ラウラとシンがアデルと行動を共にする ラウラとシンを気に入ったアデルが、ラウラ達を自身の仲間として迎え入れることを決意。

母を探すというラウラの目的に手を貸すことを条件に、ラウラがアデル達の仲間となる。さらに、ラウラのもう一人のブレイドであるカスミと、グーラ人の少年ミルトが旅の仲間に加わる。

ラウラ一行が、ラウラの母を探してグーラ共和国へ赴く。
トリゴ村の戦い グーラ共和国の「トリゴ村」にて、野党に襲撃されて死亡した村人たちの墓を発見。ラウラの母の死亡も確認される。

トリゴ村に駆け付けた“帝国の宝珠”カグツチ率いるスペルビア兵達が、ラウラ一行を野党と誤認し、戦闘になる。

アデルと旧知の仲であるスペルビア皇帝のユーゴ・エル・スペルビアが、もう一人の“帝国の宝珠”ワダツミを連れて現れ、戦闘を止めさせる。

マルベーニが、スタニフがモルスの地からサルベージされた装置を使って行われた研究の成果を知らされ、コアクリスタルとブレイドが人間を含めたすべての生命の遺伝情報を持っている事、ブレイドがやがて巨神獣へと変化することを知る。

スタニフが、この研究結果こそがマルベーニの求めていた「神の言葉」であると語る。

ゴウトとの再会 シンと離れた隙を見て、ラウラの元にゴウトが出現。ブレイドの力を抑制する能力を持ったカスミの対策としてドライバー無しの集団で襲い掛かり、戦闘となる。

シンとスペルビア兵が駆けつけたことで強盗集団は捕らえられ、ゴウトは敗走。

逃走したゴウトが、スタニフ率いるアーケディア勢力に捕らえられる。
マルベーニの元にメツが出現 アーケディアの聖堂にて、マルベーニの前にメツが出現。次の襲撃のターゲットをイーラに決めたと話す。

マルベーニが、メツがイーラ王都を襲撃するという報せをアデル達に届けさせる。

メツが、「マスターブレイド」を名乗るようになる。

ラウラ達が、王都アウルリウムを目指して出立。

モンスターとの戦闘になった際に、マルベーニのブレイドであるミノチが現れ、旅の一行に加わる。 ラウラ達が、人とブレイドの融合体であるマンイーターの存在をミノチから教えられる。

王都アウルリウム襲撃 アウルリウムに到着したラウラ達が、王都の住民たちの悩みなどを解決し、“ヒトノワ”を広げていく。

メツが、大量のガーゴイル・デバイスを引き連れて王都を襲撃。ヒカリを含め、ラウラ一行が初めてメツと対面する。

ラウラ達が、黒い神剣モナドを召還したメツと戦闘。

ドライバーとブレイドが9人がかりで挑んでもメツには敵わず、メツにイーラの巨神獣の封印球を奪われる。

セイリュウがシンと再会 ラウラ達が、王都に残ったガーゴイル・デバイスと戦闘。僕の数の多さに苦戦していた所にセイリュウが駆けつけ、ガーゴイルを破壊。

シンと再会したセイリュウが、シンにかつてオルネラと共に旅をしたことを話す。

ラウラがイーラの騎士となる イーラ王が、メツから王都を守った功績を讃え、ラウラをイーラの騎士に任命する。
メツとの戦い イーラの胎にて、ラウラ達がメツと対峙。

メツが、10分後に1万のガーゴイル・デバイスがイーラのコアに大量のエーテルエネルギーを流しこみ、イーラを壊滅させると宣言。さらに2体のタイタン・デバイスを召還し、神剣モナドを振るうメツとの戦闘になる。

ヒカリが「サーペント・デバイス」を召還してメツの僕を一掃しようとするも、大量のガーゴイル・デバイスの特攻を受け、サーペント・デバイスが雲海の底へと沈む。

ヒカリとメツが、互いのセイレーンを地上まで呼び、上空でセイレーン同士の戦いが始まる。

王都アウルリウム壊滅 ヒカリが王都の住民を気にかけて力を抑えている事を見抜いたメツが、ブラックセイレーンの荷電粒子砲で王都を砲撃。一撃で王都を壊滅させる。

王都の住民の大半と、ミルト死亡。

天の聖杯同士の戦い ミルトが死亡した事が原因で、ヒカリが暴走。アイオーン・デバイスを起動させ、間接的にゲートのエネルギーを得ることでマスターブレイドとしての力を解放し、「第三の剣」を発現。

人知を超えた戦いにラウラやアデル達は介入できず、ヒカリとメツの一騎打ちとなる。 ヒカリとメツが、互いのセイレーンに搭乗。天の聖杯が搭乗したセイレーン同士の激突となる。 ヒカリが完全に自制心を失った事で、セイレーンの砲撃によってイーラの巨神獣全体が壊滅する。 ヒカリが、自身のコアクリスタルを介してアイオーン・デバイスの消滅の力を解放。イーラの巨神獣もろともメツを攻撃したことで、メツが敗北。同時にイーラの巨神獣のコアも爆発。

イーラ王国滅亡 イーラの巨神獣のコアの爆発からアデルを庇い、ユーゴ死亡。

アウルリウムの王宮にて、イーラ王死亡。

ヒカリの攻撃の影響でイーラの巨神獣が死亡し、雲海の底へと沈む。イーラ王国が滅亡。

神歴3564年以降 サタヒコがブレイドイーターとなる 聖杯大戦が終結した後、マルベーニが難民を使ってブレドイーターの実験を開始。

実験台は全て始末される手筈であったが、ブレイドイーターの成功体となったサタヒコはマルベーニの目を逃れて生き残る。

シンとメツが再会 身体を再生し終えたメツが、シンと再会。全てを失ったシンに手を差し伸べ、仲間となる。
ファン・レ・ノルンが誕生 マルベーニがカスミのコアクリスタルと同調。

新たに生まれたカスミは、アーケディアの女神「ファン・レ・ノルン」となる。

ブレイドとドライバーが武器を受け渡す戦法が浸透 ブレイドの武器をドライバーが使うことで、アーツの力が何倍にも増加することが判明。

武器を使用するドライバーの程度の差はあるものの、ブレイドとのエンゲージ中、ドライバーは超人的な筋力、耐久力、敏捷性を発揮できるといった副次的効果も確認される。この戦法はラウラとシンが編み出したものだが、「古王国イーラのとあるブレイドとドライバーが発案したもの」という事だけが後世に伝えれ、公式な記録は残されなかった。

これらの発見により、今までは比較的に希薄であったドライバーとブレイドの関係性が一気に緊密なものとなっていく。

武器を持たないブレイドは淘汰され、全てのブレイドが武器を持って誕生するようになっていく。
神歴4008年頃 グーラ共和国が植民地化 スペルビア帝国の攻撃により、グーラ共和国最大の都市「白い椅子」が滅ぼされる。

グーラは共和制を廃止し、スペルビア帝国「グーラ領」として、スペルビアの植民地となる。

神歴4030年代 メレフ、ジーク誕生 スペルビア皇帝の娘メレフ・ラハットと、ルクスリア王国の第三王子ジーフリト・ブリューネ・ルクスリアが誕生。

当時、男児に恵まれなかったスペルビア皇帝により、メレフは男として育てられる。

神歴4043年頃 レックス誕生 詳細不明。
神歴4048年 グーラ争奪戦 グーラ領を有するスペルビア帝国と、グーラの簒奪を狙うインヴィディア烈王国との間で、グーラ争奪戦が勃発。最終的には一時休戦となり、グーラは引き続きスペルビアの領土であり続けるが、スペルビア帝国の国力が衰退。
神歴4058年

(ゼノブレイド2)

交わりの日までの出来事

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アイオニオンの出来事

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あらすじ

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人類は突如出現した「巨人」により滅亡の淵に立たされた。生き残った人類は「ウォール・マリア」、「ウォール・ローゼ」、「ウォール・シーナ」という巨大な三重の城壁(甕城)の内側に生活圏を確保することで100年の間、辛うじてその命脈を保っていた。

ウォール・マリア陥落(1巻)
ウォール・マリア南端より突出したシガンシナ区で生活する少年エレン・イェーガーは、医者の父グリシャと母カルラ、そしてイェーガー家に引き取られた幼馴染ミカサ・アッカーマンと一緒に暮らしていた。壁の外の世界に憧れるエレンは、壁外調査へ出られる調査兵団への入団を希望していた。壁外調査は多数の死亡者を出すことから、カルラやミカサには入団を反対されるが、それでもエレンは幼馴染のアルミン・アルレルトと壁外への夢を語り合うのだった。
エレンが10歳となった845年。突如現れた、壁を超える巨体を持つ「超大型巨人」によってシガンシナ区の扉が破られ、巨人の群れが壁内に侵入する。全身が堅い外皮に覆われた「鎧の巨人」によって遮断不能となったウォール・マリアは放棄され、人類の活動領域はウォール・ローゼまで後退することになった。目前で母カルラを巨人の一体に捕食され、故郷、夢、全てを奪われたエレンは巨人の駆逐を決意し、ミカサ、アルミンと共に第104期訓練兵団に入団する。
シガンシナ区陥落から5年、訓練兵団入団から3年後の850年。全課程を修了し、トロスト区の固定砲の整備を行っていたエレンの前に「超大型巨人」が現れる。再び蹴破られた扉から無数の巨人が侵入、トロスト区は混乱状態となる。運悪く、対巨人戦に慣れた調査兵団は壁外調査のため不在であり、トロスト区の駐屯兵団と104期訓練兵団の卒業生が合同で巨人討伐を開始する。エレンはアルミンと同じ班になるが他の班員は全滅し、自身もアルミンの身代わりとなって巨人に捕食されてしまう。
トロスト区攻防戦(2-3巻)
アルミンは他の104期生たちと合流し、そこへ避難口でのトラブルを解決したミカサが駆けつける。アルミンから、エレンを含む班員が全滅したことを聞かされた104期生たちは動揺する。ミカサはその中で一人平静を装い、仲間たちに檄を飛ばして巨人に立ち向かうが、エレンを失ったショックから冷静さを欠き、窮地に陥る。それでもエレンへの思いを支えに立ち上がった彼女の前に「巨人を殺す巨人」が現れる。
「巨人を殺す巨人」を利用したアルミンの作戦により、104期生たちは力を合わせて安全地帯への脱出を果たす。一方「巨人を殺す巨人」は戦いの末に力尽き倒れるが、蒸発していくそのうなじから体を引きはがすようにして現れたのは、捕食され死亡したはずのエレンだった。
エレンはの存在に恐怖した駐屯兵団により、彼をかばうアルミン、ミカサもろとも抹殺されようとしていた。しかし、兵団の説得に当たったアルミンの弁論がピクシス指令の関心を引いたことで救命される。ピクシス指令は、エレンの力で大岩を運び、破壊された扉を塞ぐというアルミンの発想を採用し、全軍にエレンの支援を命令する。ところが全軍の期待を負って巨人化したエレンは暴走し、意識を失い倒れこんでしまった。
過去と決意(4巻)
アルミンの呼びかけで意識を取り戻したエレンは、彼を援護した兵団から多大な犠牲を出しながらも扉を塞ぐことに成功する。残った巨人たちも急遽駆けつけた調査兵団と駐屯兵団工兵部によりせん滅され、人類は初めて巨人の侵入を阻止、ウォール・ローゼは死守された。
物語は、104期訓練兵団時代の回想へと移る。憲兵団を志望するジャンとエレンの対立や、姿勢制御訓練に失敗し続けるエレンとそんな彼に助言を送るライナー、ベルトルトとの交流、アニとの対人格闘訓練の様子などが語られる。最後にマルコとジャンの会話のシーンが描かれた後、時はトロスト区奪還直後へと戻る。
同期生たちから理想の指揮官として慕われ、自分の資質を見出してくれたマルコの遺体を確認したジャンは、調査兵団への志願を決意する。そのころエレンは憲兵団により地下牢で監禁されていたが、そこへ調査兵団団長のエルヴィン・スミスが訪れる。
第57回壁外調査(5-7巻)
エレンは調査兵団に配属され、監視と警護のために特別作戦班(通称リヴァイ班)に編入される。時期を同じくして同期の配属も決定し、ミカサ、アルミン、ライナー、ベルトルト、ジャン、コニー、サシャ、クリスタ、ユミルらが調査兵団に入団する。
調査兵団分隊長のハンジ・ゾエはトロスト区で生きたまま捕獲された2体の巨人の研究を続け、僅かながら成果が現れつつあった。しかし、2体の巨人は何者かにより殺害されてしまう。巨人を利する間者の存在が疑われる中、エルヴィンは第57回壁外調査を強行する。エレンはいつとも知れず失踪した父グリシャから言いのこされた「自宅の地下室」を目指そうとする。だが、調査出発からほどなくして出現した「女型の巨人」に調査兵団は蹂躙される。
調査兵団は女型を一度は捕獲したが、結果として作戦は失敗に終わり、兵団は撤退を余儀なくされる。エルヴィンは作戦失敗の責を問われて査問を受けることになり、エレンの身柄は憲兵団へ引き渡されることが決定する。
ストヘス区急襲(8巻)
物語は壁内、憲兵団内部から始まる。強い正義感を持つマルロは腐敗した憲兵団を立て直すという理想を語る。ヒッチはそれを笑うが、アニから欲に弱いのが普通の人間であると指摘されたことで、変わるべきは腐敗を誘発する組織の仕組みではないかと考え直す。
調査兵団は憲兵団の警備の甘さを利用してエレンを護送馬車から脱出させ、さらに間者の捕縛をもくろむ。アルミンの作戦により誘い出された疑惑の人物はアニであった。追い詰められたアニは「女型の巨人」となって脱出を図るが、巨人化したエレンにより阻まれ、硬化能力によって作り出した水晶体に自らを封じる。
「女型」が崩した壁からは、大型巨人が顔をのぞかせていた。驚愕するハンジたちの前に壁を信仰する「ウォール教」のニック司祭が現れ、巨人に日光を当てないよう進言する。
ウォール・ローゼ内地(9巻)
「女型の巨人」の捕獲作戦に従事したエレン、アルミン、ミカサ、ジャンの4人を除く調査兵団の104期生たちは敵との共謀を疑われ、兵装を解除された状態で軟禁されていた。しかし、壁内であるにもかかわらず、突然複数の巨人が出現するという緊急事態が発生し、104期生たちは装備を与えられないまま、住民の避難誘導に駆り出される。サシャとコニーはそれぞれの故郷が近場だったため、案内役を務めることになった。
ミケ分隊長は単騎での時間稼ぎを引き受けるが、体が無数の毛で覆われた「獣の巨人」に翻弄される。「獣の巨人」は他の巨人に命令して意のままに操るという未知の能力を見せ、さらに立体起動装置に興味を示して奪い取ると、ミケを残りの巨人たちに捕食させた。
故郷の村に戻ったサシャは、民家の中で巨人に捕食されている女性を発見し、その娘らしき少女を保護、かろうじて手に入った弓矢で窮地を免れ、少女の知らせで駆けつけた父親と再会する。一方、同じく故郷へと駆け戻ったコニーは、破壊され無人となった集落を見て落胆するが、そこに取り残されていた巨人に母の面影を見出す。
ハンジたちと行動を共にしていたニック司祭は、壁の秘密を話す決定権を持つ人物の存在としてクリスタの名を挙げる。
ウトガルド城の戦い(10巻)
コニーたちの一行はウトガルド城の廃墟で休息をとるが、そこにも巨人たちが現れる。装備のない104期生を守ってベテラン兵士たちは全滅、全員の命が危機に瀕する中、ユミルは「胸を張って生きろ」とクリスタを励ますと巨人化し、巨人の群れに立ち向かった。
多勢に無勢のユミルだったが、危ういところへハンジたちが駆けつけた。クリスタはかねてからの約束として、ヒストリアという本名をユミルに打ち明ける。
夜通しの索敵にもかかわらず、ウォール・ローゼに巨人が侵入できる穴は見つからなかった。104期生たちが壁上で待機している最中、ライナーはエレンに突然「自分が鎧の巨人で、ベルトルトが超大型巨人だ」と告白し、自分たちの故郷への同行を求める。
エレン奪還戦(11-12巻)
ライナーたちの裏切りに激昂したエレンは巨人化して抵抗するが、激戦の末に敗北しユミルと共に連れ去られてしまう。エルヴィン率いる調査兵団は、合流した憲兵団・駐屯兵団と共にハンジが逃亡先と推理した巨大樹の森へ、エレンの奪還に向かう。
ライナーは壁の破壊を目的とする「戦士」と調査兵団の「兵士」との二重生活に耐えられず、精神に異常をきたしていた。裏の事情を知るユミルは、獣の巨人が巨人発生の元凶であり、その目的は威力偵察だと指摘する。
捨て身の作戦により、調査兵団はライナーたちの逃亡を阻止、エレンを奪回して撤退を開始する。
王政編(13-17巻)
ハンジは壁内に出現した巨人について、その正体はコニーの故郷ラガコ村の住人が変化したものと推定。また、巨人の弱点であるうなじ部分「縦1メートル横10センチメートル」が、人間の脳から脊髄にかけての大きさに相当することを指摘する。調査兵団が隠された謎に近づくほど中央からの圧力は重くなり、ニック司祭が拷問の末に暗殺されるなど、事態は闇を深めていく。
ウォール・マリア奪還に向け、エレンが持つ巨人の力に期待がかかる。リヴァイは「エレンには死にもの狂いになれる環境が相応しい」として、生き残った104期生の中からミカサ、アルミン、ジャン、コニー、サシャ、クリスタを新生リヴァイ班に加える。新生リヴァイ班は憲兵の目を逃れるため山奥へ身を隠し、エレンの巨人化実験を進めていく。そんな中、クリスタは真の王家であるレイス家の末裔「ヒストリア」としての凄惨な過去を語った。
調査兵団は偽りの王家を擁する現政権によるプロパガンダや、その状況を利用しようとしたケニー・アッカーマンの一派により追い詰められるが、数々の苦難を辛くも打ち破る。夢破れ重傷を負ったケニーは、巨人化の薬と注射器が入った箱をリヴァイに託して死亡する。父との対決を経て自分自身を確立したヒストリアは自ら身分を公表し、調査兵団は彼女を真の王として擁立、前政権の中枢を粛正する。
ウォール・マリア最終奪還作戦(18-21巻)
ヒストリアが女王となった新政権のもと、憲兵からの圧力がなくなったことで技術革新が進み、新兵器「雷槍」が発明される。またエレンの硬質化能力の研究が進んだことで、ウォール・マリアの壁を塞ぐ手段が解決されたほか、半自動で巨人を処分する機器も開発された。マルロやフロックら、憲兵団や駐屯兵団からの移籍組を加えた調査兵団は、ウォール・マリアの奪還を目標とし、またエレンの生家の地下室を目指してシガンシナ区へ進撃を開始する。しかし、シガンシナ区では「獣の巨人」の正体であるジーク戦士長がライナーとベルトルトを従えて待ちかまえていた。
調査兵団はシガンシナ区に到着し、エレンの硬質化能力によって破られた扉の封鎖に成功するが、壁内に潜んでいたライナーが「鎧の巨人」と化すと同時にシガンシナ区郊外(ウォール・マリア内側)に「獣の巨人」率いる多数の巨人が出現。挟撃を受ける形となった調査兵団は、内門側で「獣の巨人」を防ぐリヴァイ、エルヴィンの隊とシガンシナ区内で「鎧の巨人」を倒すハンジ班と104期生に分かれて戦闘を開始する。
圧倒的な力を発揮する「獣の巨人」に対し、エルヴィンは自らと新兵たちの特攻を囮にした奇襲作戦を実行する。エルヴィンと新兵たちは「獣の巨人」の投石によって無惨にも散っていった。そして作戦通りに、リヴァイは「獣の巨人」がエルヴィン達の特攻に気を取られているうちに「獣の巨人」に接近して奇襲を仕掛け、「獣の巨人」との戦闘になる。リヴァイの圧倒的な力の前に「獣の巨人」は為す術もなく切り刻まれ、遂に本体であるジークを巨人の体の中から引きずり出し、捕らえることに成功する。
リヴァイは、エルヴィンに渡されていた「注射薬」によって生き残りの兵士に「獣の巨人」の力を継承させようと、周りを見渡して生き残りを探すが、その直後、突然現れた「四足歩行型の巨人[注釈 1]よってジークは救出されてしまう。更に、「鎧の巨人」もミカサの雷槍により倒されるが、ライナーもまた「四足歩行型の巨人」によって救出され、ベルトルト以外の壁外勢力3人は撤退する。
「超大型巨人」はアルミンの捨て身の陽動作戦により、エレンの手で討伐された。奇跡的に生き残っていたフロックにより運ばれてきたエルヴィンとアルミン、巨人化薬で救命できるのは瀕死の二人のうち一人のみであり、それぞれの感情が交錯するが、判断を任されていたリヴァイの選択によりアルミンに注射が打たれる。巨人化したアルミンは捕虜となったベルトルトを捕食、超大型巨人の能力を継承した。
世界の真相(21-22巻)
調査兵団は団長であるエルヴィンをはじめとする大多数の兵士を失いながらも、シガンシナ区を奪回しエレンの生家へ到達。地下室でグリシャの手記を入手した。
生還者への勲章授与式を初めとするウォール・マリア奪還後の事後処理の間に、グリシャの遺した手記が紐解かれ、壁の外にも人類が存在し、より進んだ文明が繁栄していること、エレンの持つ巨人の力が「九つの巨人」の内の1つである「進撃の巨人」だったことなど、驚愕の事実が明かされる。その最中、エレンは「座標」を通じ、徐々にグリシャを初めとする過去の人物の記憶と交感するようになっていく。
調査兵団は巨人の正体が壁内人類と同じ祖先をもつ「ユミルの民」であり、他の人類からは「悪魔の民族」と呼ばれていること、100年前に「パラディ島」に逃れ、壁を築いた王により記憶を改ざんされていたこと、島の資源を狙う侵攻計画に晒されていることを公表する。
トロスト区襲撃から1年、1度目の「超大型巨人」襲来から6年が経過するころ、パラディ島から巨人はほぼ一掃され、調査兵団はエレンたちが幼い日に憧れた海に到達する。アルミンたちは感激に浸るが、エレンは一人海の向こうの敵を見据えていた。
マーレ篇(23-24巻)
舞台はライナー達の「故郷」であるマーレへと移り、マーレ側から見た歴史や外交問題、ガビやファルコを始めとするマーレ国内のエルディア人を巡る事情が説明され、ライナーたちの過去が語られる。
シガンシナ区の戦いから4年が経った854年、ライナーたちによる「始祖」奪還作戦の失敗を切っ掛けに開戦した中東連合国との戦争が終結する。長く続いた戦争に勝利したマーレであったが、巨人戦力の優位性は近代兵器の発達により失われつつあることが露呈し、巨人兵器となるエルディア人を取り巻く状況は悪化する一方であった。エルディア人戦士隊を率いるジークは、巨人戦力の統制を絶対的な物とする名目の元、改めて「始祖」奪還を軍上層部に提言する。
収容区に帰還したエルディア人部隊がつかの間の休息を得ているころ、戦士候補生のファルコは入院している負傷兵のクルーガーと次第に親しくなっていく。そのころ、かつて巨人大戦終結の鍵となり、今はマーレ政府のフィクサーとして君臨し、「戦槌の巨人」を代々受け継ぐタイバー家の当主ヴィリー・タイバーは、パラディ島に宣戦布告するために全世界へ向けた演説を行おうとしていた。演説が始まる中、ファルコはクルーガーの頼みでライナーを彼に引き合わせる。しかし、クルーガーの正体はパラディ島から海を越えてマーレに潜入していた敵、エレンであった。
レベリオ収容区襲撃(25-26巻)
ヴィリー・タイバーがパラディ島に宣戦布告した直後、エレンはその場で「進撃の巨人」となってタイバーを食らい、レベリオ収容区を襲撃する。
エレンが巨人化した際、ライナーはファルコを庇って戦闘不能になってしまう。
エレンによってマーレの上層を含めた各国の首脳や民間人が殺害され、レベリオは大混乱に陥るが、パラディ島勢力による襲撃をあらかじめ予期し、対巨人用の兵器を既に配備していたマガトがマーレ軍の指揮を取り、戦闘態勢に入る。更に、今まで不明だった「戦槌の巨人」の継承者がヴィリー・タイバーの妹、ラーラ・タイバーだと判明。彼女も巨人化して参戦し、エレンとの戦いが始まる。
何度うなじを潰されても何故か全く倒れることのない「戦鎚」が「進撃」を追い詰め始めた頃、エレン側にリヴァイやミカサを始めとする新型の立体機動装置を装備した調査兵団が参戦する。更に、マーレ側には「獣の巨人」となったジークに加え、兵装車両を装備した「車力の巨人」となったピーク、「顎の巨人」となったポルコが参戦し、両国の最大戦力がぶつかり合う。
戦いの最中、ミカサと「戦槌の巨人」の戦いを観察していたエレンが「戦槌の巨人」の秘密を暴き、これを無力化する。しかし、「戦鎚」の本体であるラーラ・タイバーは自身を強固な水晶体で包んでおり、エレンの「進撃」の力ではこれを破壊することは不可能だった。
その頃、軍港地帯ではマーレ海軍が軍港に兵達を集結させ、レベリオの戦いに加勢すべく急いでいたが、突如、漁船に扮して現れたアルミンが「超大型巨人」となって軍港を襲撃。マーレ海軍は一瞬にして軍港の周辺地帯もろとも壊滅させられてしまう。
その直後、レベリオではリヴァイの奇襲によって「獣の巨人」が敗れ、「車力の巨人」も雷槍を装備したジャン達調査兵団の猛攻で本体のピークが瀕死の重傷を負う。そして相次いで「顎の巨人」もミカサによって両足を切断された挙げ句、エレンに両腕を引きちぎられ、捕らえられてしまう。
その後、エレンは捕らえた「顎の巨人」の強靭な顎を利用しラーラ・タイバーを粉砕して殺害、それを飲み込むことで「戦槌の巨人」の力を継承する。そのまま「顎の巨人」も捕食しようとするが、ガビとファルコの助けを求める声によってライナーが不完全ながら巨人化して復活。ライナーとエレンの一騎打ちになる。
満身創痍の状態でなんとか巨人化した程度の不完全な「鎧の巨人」でエレンに敵うはずはなく、エレンの一撃で「鎧の巨人」は倒れ、勝負は一瞬で決着がつく。しかし、その直後にエレンも力尽きて戦えなくなったため、ミカサとともに飛行船で撤退。結果的にライナーとエレンの勝負は痛み分けとなった。
ガビは「パラディ島の悪魔」に故郷を蹂躙され、友人や仲間を殺されて激怒する。復讐心に燃えるガビはファルコと共に飛行船に潜入し、サシャを殺害する。
ガビとファルコは捕らえられ、ガビはレベリオ襲撃の首謀者への恨みを叫ぶが、2人の前に首謀者として現れたのは、リヴァイの奇襲によって殺害されたはずのジークだった。
エルディア国の情勢(27-29巻)
物語は再びエレン達パラディ島勢力、エルディア国の視点に戻る。調査兵団がウォール・マリアを奪還し、海へと辿り着いた後の4年間に起きた出来事である、イェレナを始めとする反マーレ派義勇兵達との出会い、エルディア国初の友好国となったヒィズル国との外交などが語られる。
過去回想が終わると、時はレベリオ収容区襲撃後へと戻る。捕虜として監禁されていたガビとファルコは脱走した直後、サシャがかつて救った少女、カヤと出会い、サシャの父が経営するブラウス厩舎の世話になる。ガビはカヤとの対話を経て、マーレでの教育により植え付けられてきた思想が揺らぎ始めていた。
マーレからの帰還後、調査兵団はジークを巨大樹の森へ隔離し、エレンを地下牢へ拘束する。104期生の間ではエレンに対する信頼が揺らぎ始めていた。一方、フロックたちがイェーガー派として勢力を確立し、エレンを擁護するとともに彼の解放を兵団に要求する。そして彼らの工作によりエレンの拘束が世間に知れ渡ってしまい、かつての協力者たちや民衆までもが現体制への不信を抱き始める。ハンジはその対応に悩んだ末、彼らを情報漏洩の罪で拘束する。
危機感を抱いた兵団は、巨人の大群による「地鳴らし」を世界に対する抑止力とするため、妊娠中のヒストリアを後継者にして「獣の巨人」の能力を継がせようと目論む者と、それに反対する者との間で意見が割れていた。その裏では、ジークとその信奉者であるイェレナたちによって「エルディア人安楽死計画」が進行していた。
様々な疑念や思惑が交錯する中、遂にイェーガー派が本格的に動き出す。全兵団を束ねるダリス・ザックレー総督が爆殺され、ハンジによって拘束されていたフロックらは、既に兵団の中に大勢潜んでいたイェーガー派の仲間によって解放される。更にエレンも「戦鎚」の力を使って地下牢から逃亡し、イェーガー派の者たちと合流。
その後、ニコロのレストランに、食事を振る舞われていたブラウス一家とガビ達、そしてアルミン達が集う。その時、サシャを殺した人物がガビであったことを知ったニコロが激昂し、ガビをワイン瓶で殴ろうとするが、彼女を庇ったファルコが変わりに負傷してしまう。
騒動を聞きつけたアルミン達がブラウス一家と合流した後、ニコロはサシャの父であるアルトゥルの言葉によってガビを殺すことを思いとどまるが、彼が平静を取り戻した直後、彼は今まで憲兵や兵団上層部に振る舞っていたワインの中にジークの脊髄液がはいっていた可能性が高い事、そのワインをファルコが口にしてしまったことを告げる。
更に、アルミン達の前に突然エレンとフロック率いるイェーガー派が現れ、レストランにいた一同は彼らに拘束されてしまう。加えて、脊髄液入りのワインを兵団の上層に飲ませていたことを利用し、イェーガー派が兵団を支配してしまう事態に。
一方、巨大樹の森ではジークが脊髄液入りのワインを飲んでいた監視役の調査兵たちを一斉に巨人化させ、リヴァイの監視を抜け出してエレンとの接触を図ろうとする。
エレンはシガンシナ区の砦に戻るが、そこでパラディ島に潜入していたピークが現れ、更に「顎の巨人」となったポルコが突如出現し、エレンに奇襲を仕掛ける。更に上空には、レベリオの雪辱を果たすべく、元帥となったマガト率いるマーレ軍の飛行船が現れていた。
パラディ島奇襲(29-30巻)
潜入していたピークたちの工作によって「始祖の巨人」の奪取を狙うマーレ軍の攻撃が開始され、更にマガトらと共に飛行船に乗っていたライナーが「鎧の巨人」となって降り立ち、シガンシナ区は混戦状態となる。
エレンは「進撃」の戦闘能力と、レベリオで手に入れた「戦鎚」の力を駆使して対抗するが、彼1人が「鎧」、「顎」、「車力」の3人の相手をすることになり、マーレ軍の飛行船からの砲撃などもあったため、初めはマーレが戦況を優位に進めていた。
しかし、リヴァイの監視を抜けてシガンシナへと駆けつけたジークの出現により、戦況は一変する。「獣の巨人」となったジークの投石によって、マーレ軍の飛行船は落とされ、シガンシナで戦っていたマーレ兵やライナー達も成す術もなく圧倒され始める。その隙にエレンはジークとの接触を図るべく、ジークのいる壁へと接近していく。
その頃、牢に捕らえていたアルミン達の元にオニャンコポンが現れ、彼らを解放する。解放されたアルミン達は他に捕らえられていたピクシスらも解放し、シガンシナの戦いに加わる。エレンの真意がジークの計画への加担ではなく、パラディ島を守ることにあるのではないかという事を悟ったアルミン達は、一旦はエレンとジークの接触を支援することに決める。
一方、ジークの脊髄液を口にしてしまったために捕らえられていたファルコは、憲兵のナイルの計らいによってガビとコルトとの再会を果たす。その後、ガビ達一行はマーレ軍と合流しようとするが、その途中でカヤがサシャを殺したガビを殺したいほど恨んでいる事をブラウス一家に話しているのを聞いてしまう。物陰でその話を聞いていたガビは、この島にいたのは悪魔ではなく人であったこと、自分たちが何度も同じことを繰り返していることに気づき始める。
その後、ピークとマガトの騙し討ちによってジークが倒れるが、急所は外しており、ジークはまだ生きている状態だった。ジークはエレンとの接触の障害になるものたちを排除するべく、「叫び」によって脊髄液入りのワインを口にしてしまった人々を巨人化させようと試みる。その直後、ファルコを連れたコルトが現れ、ファルコも脊髄液を口にしてしまった事を告げ、「叫び」を待つように懇願するが、ジークはその事に悲しみながらも「叫び」の力を行使し、ファルコやピクシスらは全員「無垢の巨人」となってしまう。その時、ファルコの近くにいたコルトは巨人化時の熱によって死亡。
その直後にマガトらが再度砲弾を放ち、「獣の巨人」の急所を完全に貫く。その事によって使命は終えたと悟ったライナーは、巨人となってしまったファルコを救うべく、自身を食わせてファルコに「鎧の巨人」を継がせようとする。しかし、そこにエレンの攻撃よって瀕死の状態となっていたポルコが登場する。兄の記憶をみて過去の一連の出来事を知り、満足した様子のポルコは巨人化したファルコに食われて死亡する。
その後、マガトによって撃たれたジークは死んだふりをして生きていたことが判明し、エレンもアルミン達の支援を受け、2人の接触は目前に迫っていた。しかし、そこへ対巨人ライフルを持ったガビが出現し、エレンを撃つ。それによって、エレンは首を飛ばされてしまう。
すべての道が交わる座標(30巻)
イェーガー派との戦い(31-32巻)
地鳴らし(32-33巻)
天と地の戦い(34巻)
巨人のいない世界(34巻)









渡辺 萌
声 - 高木友梨香
度を越したオカルト好きの女子高生。
常識や、人としての感情よりもオカルトが先立つ痛い子。
吉田 つかさ
声 - 高木友梨香
名門私立に通う小学生。
模試でトップを取るほどの秀才で、大人を見下している。
異常な状況のせいか、キレやすく、平気で毒を吐く。
イジメの標的が好物。
真下 悟
声 - 川端快彰
シルシの怪異を追う最中に出会い、行動をともにすることになる元刑事の男。現在は、怪異などの超常的存在狩る仕事をしており、本人曰く「闇の狩人」。
目的のためには手段を選ばない性格で、自分の邪魔になるなら人殺しもいとわないなど、狂気とも言える冷酷さを持っており、刑事時代にも正当防衛で三人射殺している。
「人も怪異も殺せる」という「黄金銃」を持っている。
山下 大輔
声 -川端快彰
廃校となっているH小学校を警備する警備員。五徹で勤務したことがある。
気さくな物腰で、不法侵入した八敷たちに声をかけてくる。
木村 正男
声 - 川端快彰
自殺の名所を徘徊するサラリーマン。
自暴自棄になっており、八敷たちに攻撃的な言動を取る。
過去に、一千万持って銀座豪遊したことがある。
中松 栄太
声 - 加瀬雅洋
美少女が大好きなオタク。
くちゃら花嫁の噂のある電話ボックスで八敷たちと出会い、生身の美少女だと勘違いしてメリイに迫ってくる。
過去に、168時間耐久追っかけをしたことがる。
バンシー伊東
声 - 川端快彰
マンホール通りで出会ったホームレスの老人。
奪われたマイホームを取り戻すため、八敷に積極的に協力してくる。
過去に、地球を一周している。
広尾 まどか
声 - 石飛恵里花
マンホール通りの地下深くで出会った白衣の女。
軍服の男と共に、おぞましい研究の成果を八敷たちに披露してくる。
実験や解剖が好きで、小6の頃に水死体を勝手に解剖している。
大門 修治
声 - 根塚良
マンホール通りの地下深く出であった軍服の男。
白衣の女と共に、狂気に満ちた思想を八敷たちに語って聞かせる。
新帝国主義の確立を目指しており、在学中に母校の完全生徒自治を確立している。


死噛 〜シビトマギレ〜
ジャンル 学園伝承・心霊ホラーアドベンチャー
対応機種 PlayStation 4
Nintendo Switch
開発元 エクスペリエンス
発売元 エクスペリエンス
プロデューサー 千頭元
ディレクター 安宅元也
デザイナー 純生文屋
山本章史
坂本ロクタク
大屋和博
人数 1人
発売日 2022年12月1日
対象年齢 CEROZ(18才以上のみ対象)
テンプレートを表示

死噛 〜シビトマギレ〜』は、エクスペリエンスによって開発され、2022年12月1日発売予定のゲームソフト。PlayStation 4Nintendo Switch向けに発売される予定。[1]

死印』、『NG』に続く心霊ホラーシリーズ第3弾であり、第1弾『死印』の正統続編。

シリーズ全体の時間軸としては、第1弾『死印』と第2弾『NG』の間の物語となっている。

あらすじ

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1990年代後半、創立100周年を迎える名門校「近衛原学園」では、「シビトが死を宣告する」という奇妙な噂が流れていた。

実際、数週間前には生徒が失踪しており、その生徒が失踪する前日、学園の掲示板には「しんあいなるシビト」からの、「死を宣告する手紙」が貼られていたという。

しかし、警察の捜査ではそのような手紙は見つからず、生徒は未だに行方不明という状況だった。

そして、そのような状況下で、またもシビトの宣告が届く。

夏が過ぎた頃、学園長の近衛は、事件の調査のために、怪異を診る事ができる男「怪医家」と呼ばれている九条正宗/八敷一男を学園へと招く。

システム

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HPとSP
各キャラクターそれぞれ設定されており、調査中に「何か」に遭遇したりすることで減少する。
「保健室」で回復することができる。
パラメーター
各キャラクターに設定されている数値。「肉体」、「知能」、「器用」、「霊力」などに割り振られている。
アイテムなどを使うことで数値を変動させることができる。
従来の「死印」や「NG」にもこのようなパラメーターは存在していたが、数値の変動などは特になく、飾りのようなものだったため、今作のものとは本質的に異なる。
保健室
活動の拠点になる場所。
「休憩」、「バディの交代」、「霊具の取引」、「バディとの会話」などの様々な事ができる。
過去作の「死印」で言うところの「九条館」にあたる。
タッグサルベージ
2Dマップでキャラクターを操作し、「バディ(相棒)」と共に調査を行う。
「調査ポイント」を調べると、アイテムや情報などを入手することができ、選択したバディによって、入手できるアイテムや情報、捜査することのできる場所などが変化する。
暗い場所では、「懐中電灯」を使うことができ、明かりの範囲内の「調査ポイント」を調べることができる。
また、バディや学園の生徒達などと会話をすることもできる。
主観視点の捜査
従来の「死印」や「NG」と同じ主観視点で調査するシステム。
光の範囲内の「調査ポイント」を調べることができる。
サスペンシブアクト
危機的な状況に陥った時に発生する選択肢。
共に行動をしているバディや使用するアイテム、選択した行動によって成功する「確率」が変化する。
しかし、ただ「確率」の高い選択肢を選べばいいという訳ではなく、状況に応じて、安全に切り抜けるべきか、一発逆転にかけるべきかを判断する必要がある。
遺魂
調査などで拾うことができるもの。
集めることで、「保健室」で霊具の取引をすることができる。

登場人物

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八敷 一男(やしき かずお)
声 - 根塚良
本作の主人公。名前変更可能。シリーズ第一作『死印』の主人公でもある。
H市の名家、九条家の現当主。
シビトの事件を解決するために近衛学園長によって「近衛原学園」に招かれ、学園の臨時教員を務めることになった。
数ヶ月前にとある心霊事件を解決しており、現在は、怪異を診る事ができる人物ということで、一部の間では「怪医家」などという異名でも知られている。
渡辺 萌(わたなべ もえ)
声 - 高木友梨香
オカルト雑誌「月刊オーパーツ」でアルバイト記者をしている女子高生。
少々変わり者だが、いつも明るくマイペース。
アルバイト記者ということもあり、「月刊オーパーツ」の編集部に出入りしたり、インタビューをすることもできるため、「マスカレードの事件」では「雨の赤ずきん」誕生の経緯に関する重要な情報を掴むなど、情報面で八敷たちの大きな助けになることもある。
第一作『死印』から登場している元印人。
柏木 愛(かしわぎ あい)
声 - 吉咲みゆ
H市のご当地アイドルグループ「ラブ&ヒーロー」のメンバー。
正義感が強く、曲がったことが大嫌い。
歌だけではなく、ドラマ、司会、ピアノなどの様々な分野で活躍している。
安岡都和子とは、「シルシの事件」の前から知り合いだった。
第一作『死印』から登場している元印人。
大門 修治(だいもん しゅうじ)
声 - 根塚良
H市でクリニックを営む医師。
体調が悪いため、常に咳き込んでおり、顔色が悪い。
近衛の友人であり、そのつながりで近衛が学園長を務める「近衛原学園」で臨時の養護教諭も務めている。
八敷とは、「マスカレードの事件」でも共に調査をしている。
第一作『死印』から登場している元印人。
中松 栄大(なかまつ えいた)
声 - 加瀬雅洋
電子掲示板中毒のオタクで、H市のご当地アイドルグループ「ラブ&ヒーロー」のファン。オカルトマニアでもある。
また、最新の機器に詳しく、八敷からはそちらの面で頼りにされている。
第一作『死印』から登場している元印人。
長嶋 翔(ながしま しょう)
声 - 中村良太
ガラの悪い不良高校生。
不良になってしまったのは怪我で野球を断念してしまってからであり、裏では、正義感を持っていたり仲間思いな面もある。
第一作『死印』から登場している元印人。
広尾 まどか(ひろお まどか)
声 - 石飛恵里花
大手製薬会社に所属する研究員の女。
周りに対してはドライで、オカルトの類などの非科学的なものには過度の拒否反応を起こす。
第一作『死印』から登場している元印人。
真下 悟(ました さとる)
声 - 川端快彰
大きな権力が働く事件に首を突っ込んでしまい、不祥事を捏造されて免職された元刑事の男。
口が悪く、必要であれば強硬手段で事態を解決しようとする。
免職後に、怪異事件を個人的な理由で独自に捜査(怪異が犯人だとは知らず)をしていたところで八敷と出会った。
現在は、探偵に転身し、その中には怪異絡みの案件もある為、八敷と調査に向かうこともある。
第一作『死印』から登場している元印人。
安岡 都和子(やすおか とわこ)
声 - 加瀬雅洋
全国的にも名の知れている、年齢不詳の有名な占い師。
霊能力者でもあり、彼女のもとには政治家などの著名な人物も含め、様々な業界から顧客が訪ねてくる。
最近では、心霊絡みの相談者に九条館や探偵の真下などを紹介するようになっているが、紹介される本人たちは「勘弁してほしい」とのこと。
かつては、昔の九条家と知り合いでもあった。
柏木愛とはバラエティ番組で共演しており、「シルシの事件」の前から知り合いだった。
第一作『死印』から登場している元印人。
堂領 姫子(どうりょう ひめこ)
声 - 富沢恵莉
近衛原学園の2年生。
性格は大人しく、生徒会長にも選ばれるほど優秀だが、人と話すことは得意ではない。
また、心霊の類の話も苦手で、学園で広まっている噂を聞くのも嫌だという。
顔に大きな痣を持っている。
絹川みちほとは友人関係。
絹川 みちほ(きぬかわ みちほ)
声 - 高木友梨香
近衛原学園の2年生。
周囲を和ませるムードメーカー的な存在で、生徒会副会長も務めている。
堂領姫子とは友人関係。
近衛 聖造(このえ せいぞう)
声 - 川端快彰
近衛原学園の学園長。
シビトの事件を解決するため、「怪医家」である八敷を学園へと招いた。
茶目っ気に溢れたおおらかな人物だが、物覚えが悪いのか、八敷に何度も名前を聞き返したりして、彼を呆れさせてしまうこともある。
坂本 律(さかもと りつ)
声 - 高木友梨香
近衛原学園で教務主任を務める女教師。
神経質な性格で、学園の秩序を守ることに尽力している。
堀越 ナオミ(ほりこし ナオミ)
声 - 石飛恵里花
近衛原学園の2年生。
学園の臨時教員となった八敷が調査で話しかけてきた時は、彼に対してそっけない態度を取るが、成績は優秀で運動神経も高い。
泉 俊彦(いずみ としひこ)
近衛原学園の2年生。
吹奏楽部に所属しており、生徒会役員でもある少年。
八敷達が「華子の噂」の調査を初めた時点では、堂領姫子いわく、行方がわからなくなっているという。
阿部 晴明(あべ はるあき)
声 - 古米昂平
近衛原学園の3年生。
オッドアイの少年で、左の青い目には霊的な存在を見抜く力があると言っている。
「怪医家」と呼ばれている八敷のことをライバルのような存在に感じている。
自身の名前が安倍晴明(あべの せいめい)と酷似しているため、彼の生まれ変わりだと思っている。
丸橋 早希(まるはし さき)
 声 - 折原日奈
近衛原学園の1年生。
イトコが暴走族「レッドクレスト」の初代総長であることが影響したのか、ガラの悪い性格をしている少女。
イトコは、前作の『NG』に登場している。
角田 新一(かくた しんいち)
声 - 加瀬雅洋
近衛原学園の2年生。
たくましい肉体を持った空手家の少年。
人形少女
声 - 不明
赤いドレスを身に纏った、少女姿の球体関節人形。
人形怪異」との関連性がうかがえるが、詳細は不明。

関連作品

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  • 死印』 - 心霊ホラーシリーズ第1弾。今作と物語が直結している。2017年6月1日に発売された。
  • NG』 - 心霊ホラーシリーズ第2弾。今作と同じ世界観を共有しており、一部の登場人物や用語も共通しているが、時間軸は今作よりも後となっている。2018年9月13日に発売された。

外部リンク

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  1. ^ この時は、エルヴィンらによって単に「四足歩行型の巨人」とだけ呼ばれ、知性を持っている可能性が示唆されるだけに留まっていたが、後に、この巨人は「九つの巨人」の内の1つの「車力の巨人」であり、ライナー達の仲間であるピーク・フィンガーが巨人化したものであったことが明かされる。