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利用者:S.musasi

はじめまして[編集]

次の文を読んで、後の問いに答えよ。(50点)
偉大な思想家といふものは、自分の考えが進むにしたがって異なって現れて来る。そして新たに教えられるのである。例えば、古代のプラトンとか近代のヘーゲルとかいふ人々はさうと思ふ。私はヘーゲルをはじめて読んだのは二十頃であろう、併し今日でもヘーゲルは私の座右にあるのである。はじめてアリストテレスの『形而上学』を読んだのは、三十過ぎの時であったかと思ふ。それはとても分からぬものであった。然るに五十近くになって、俄に[[アリストテレス]が自分に生きてきた様に思われ、アリストテレスから多大の影響を受けた。私は思ふ、書物を読むと云ふことは、自分の思想がそこまで行かねばならない。一脈通ずるに至れば、暗夜に火を打つが如く、一時に全体が明らかとなる。偉大な思想家の思想が自分のものとなる。西田幾多郎「読書」より
問一 「自分の思想がそこまで行く」とは、具体的にどういうことを指すと考えられるか、わかりやすく述べよ。答えは、ノートへ。

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