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利用者:Seiseiruten

木下勇作(きのした ゆうさく、1944年4月27日ー)は岡山県瀬戸内市邑久町出身。元日本経済新聞社記者。

経歴  昭和19年(1944年)岡山県瀬戸内市邑久町豆田に生れる。町立福田小学校、同邑久中学校、県立岡山工業学校(機械科)を経て立命館大学経済学部に入学。昭和43年(1968年)に卒業とともに日本経済新聞社に記者として入社。  大阪本社編集局を中心に記者活動。広島支局、流通経済部、社会部、紙面編集部など取材、内勤記者活動をし、平成14年(2004年)定年退職。

日本宗教学会会員、日本文藝協会会員、日本ペンクラブ会員。

業績  立命館大時代は英語クラブであるESSに所属、3年次委員長を歴任。新聞記者時代に宗教、とりわけ仏教や哲学に関心を寄せ、「西田哲学」と禅と関連が言われていた「森田療法」との関係を述べた小論を「今に生きる」(鈴木知準主宰」に寄稿した。

 西田幾多郎が「善の研究」の著書のなかで論じた「主格未分以前の純粋経験」は森田正馬が述べた「純なこころ」とはほぼ同じ謂いであり、また「あるがまま」とも共通するものであるなどの論理展開を小論、著作などを通して明らかにした。    また浄土真宗の親鸞の言葉に出てくる「不断煩悩得涅槃」も「あるがまま」と同じ境地であることを宇佐晋一博士とともに著作などを通じて論じた。

文学、作家、三島由紀夫らの意識構造の分析も試み、著作で明らかにした。

著書 * 「仏教と森田療法ーあるがままの世界ー」         (東方出版、1987年、宇佐晋一共著) * 「宗教と森田療法の接点ー続あるがままの世界ー」     (東方出版、1995年、宇佐晋一共著) * 「とらわれからの解脱」ー森田療法による積極的な生き方ー (柏樹社、1991年、宇佐晋一共著) * 「生生流転」                      (関西書院、1993年) * 「如来が弁護してござるー暁烏敏・満之・涙骨」      (文芸社、2002年) * 「交野探訪」                      (彩図社、2004年)

所属学会・団体 日本宗教学会、日本文藝家協会、日本ペンクラブ

外部リンク:「言ノ葉」「日本文藝家協会」「日本ペンクラブ」