利用者:Sizuru/sandbox2
トーマス・アンドリュース(1873年2月7日-1912年4月15日)はタイタニック号の設計主任として有名な、アイルランド生まれの造船設計者。
1873年2月7日、北アイルランドダウン州コンバーで父トーマス・アンドリュース、母エリザ・ピリーの次男として生まれる。兄はのちに北アイルランド首相ジョン・ミラー・アンドリュースとなった。
タイタニック号
[編集]4月14日午後11時40分、タイタニックの右舷が氷山と衝突した。当時アンドリュースは1等船室にある自室で眠っており、衝突には気付かなかったが、スミス艦長が彼を起こし、損傷の度合いを確認するよう依頼した。その結果、彼はもはや為すすべはなく、タイタニックは沈没すると判断した。
乗客の避難が始まると、彼は一等船室の乗客に救命胴衣を着けるよう伝えて回り、デッキに上がった。タイタニックに残された時間がわずかであることや、乗客乗員全員分の救命ボートがないことを知っていた彼は、渋る乗客に対し救命ボートに乗るよう説得した。
ある船室係によれば、彼が最後に目撃されたのは一等喫煙室にある暖炉の上に飾られている絵を見つめている姿であった。この絵は処女航海の帰途に立ち寄るはずだったプリマスを描いたものだが、テレビや映画などではニューヨーク港を描いたものとして間違って放映されることがしばしばである。
沈没事件を記事にした新聞は、アンドリュースを英雄と呼んだ。彼の街コンバーでは、一人の犠牲者のためとしては最も早くに、そして最も充実したメモリアルが建設され、The Thomas Andrews Jr. Memorial Hallとして1914年1月に開館した。The architects were Young and McKenzie with sculpted work by the artist Sophia Rosamond Praegar. The hall is now maintained by the South Eastern Education Board and used by The Andrews Memorial Primary School.
1997年の映画『タイタニック』ではヴィクター・ガーバーが彼の役を演じている。